初心者でもわかる「サイトマップ」の作成法。クロールを促し、SEO効果を上げる!

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2016/08/05

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以前までのWebサイトはメニューの目立つところにサイトマップがあることが多く、自分がそのWebサイトのどこにいるかがすぐにわかりました。現在では、ユーザーインターフェースをよく考えられたサイトが多いのでサイトマップを見ることは少なくなりましたが、検索エンジン用に設置するサイトマップがSEO対策として活躍しています。

今回は、フリーランスSEの筆者が、この2種類のサイトマップの役割と作成方法をご紹介します。

最後まで読み終わる頃には、自社サイトの検索順位を上げる効果的なサイトマップを作成できるようになっているでしょう。

 

サイトマップを作成する重要性

サイトマップを基本から解説します。サイトマップがあると、ユーザーにとってもGoogleにとってもサイトの存在や自分のいる位置がわかりやすくなります。

 サイトマップとは?

サイトマップとは、サイト全体のページ構成をリスト形式で記述したもので、ユーザーにも検索エンジンにもサイトの内容をわかりやすく伝えるという役割を果たします。

ページの存在を気づかせるだけでなく、サイト内の重複コンテンツとして扱われることがある「カテゴリーページ」「アーカイブ」「タグページ」などをあえてサイトマップに登録しないことで、反対にユーザーやGoogleから気づかれにくくすることもできます。ただし、Googleから完全に無視されるわけではありません。

 

上記の理由から、サイトマップは次のようなサイトに効果があります。

1) ボリュームがあって、全体像がつかみにくいサイト

2) サイト内の内部リンクが構築中で、内部リンクが存在しないページが多いサイト

3) まだ新しく、検索サイトからのアクセスが少ないサイト

 

いずれもユーザーにとってわかりづらい構造になってしまう可能性の高いサイトです。これらにサイトマップを設置し、ユーザーにとって使いやすいサイトへと改善することで、繰り返し訪問してくれるリピーターを増やすことにつながります。

 

サイトマップの種類

サイトマップには、2つの種類があります。

・HTMLサイトマップ

ユーザーに対して、このサイトにはどういうページがあるのか、今はサイト内のどこにいるのかを示します。

サイト内の各ページへのリンク集になっており、HTMLで書かれています。

今はユーザーの利便性のためだけに設置するものですが、昔は検索エンジンが利用することもあったため、SEO対策としても有効でした。

 

・XMLサイトマップ

GoogleやYahoo!に、サイト内のページ1枚1枚の存在を教える役割を果たします。

XMLサイトマップによって、新しいページを素早く検索エンジンに知らせたり、普通にクロールしただけでは気づきにくいページの存在を知らせることができ、SEO対策として効果があります。

サイト内の各ページのリストになっていて、XMLで書かれています。

 

HTMLサイトマップの役割・作り方

HTMLサイトマップはユーザーから見えるものなので、目にしたことがある人も多いと思います。HTMLサイトマップの役割と簡単な作り方をご紹介します。

 HTMLサイトマップの役割

Webサイトを更新していくとページ数が増えていきます。初めてサイトを訪問するユーザーにとっては、見たいコンテンツがどこにあるのかがわかりにくくなり、長時間滞在してもらえない可能性も高まります。

HTMLサイトマップは、そのようなユーザーに対してサイトの全体図と現在地を示してくれます。ユーザーがサイト内で迷子にならずに済むため、ユーザビリティの向上に役立ちます。

上記の通り、以前はSEO対策としても有効でしたが、現在ではGoogleがXMLサイトマップを使うため、SEO対策としての効果はありません。

 

自動作成ツールの活用

サイトの更新があるたびにHTMLサイトマップも更新すると、手間がかかる上にミスも多くなります。

そこで、自動化できるツールを利用することをおすすめします。ミスもなく簡単にHTMLサイトマップを作成することができます。

WordPressには、HTMLサイトマップを生成できる「PS Auto Sitemap」というプラグインがあります。PS Auto Sitemapを使えば、自分で更新する必要はありません。日本製なので日本語で操作できることも便利な点です。

 

HTMLサイトマップの作り方

1) WordPressで作成したサイトにプラグイン「PS Auto Sitemap」をインストールし、有効化します。

2) 設定画面で、サイトマップから除外したいカテゴリやページなどがあれば設定します。

3) 設定を終えたら、画面下方に表示されたサイトマップのショートコードをコピーします。

4) 「固定ページ」を新規追加し、エディタを「テキスト」に変更してショートコードを貼り付けます。

5) 固定ページのタイトルを「サイトマップ」などに変更して公開します。

6) 公開したサイトマップのポストIDを調べます。サイトマップのURLの「post=」のあとの数字です。

7) 設定画面に戻り、上で調べた数字を「サイトマップを表示する記事」の欄に入力します。

8) 「変更を保存」をクリックすると、サイトマップが完成して公開されます。

 

通常のHTMLで作成したサイトには、自動的にHTMLサイトマップを生成できるツールはありません。

他のページと同じように、HTMLページのリンク集として作成することになります。

ただし手作業でHTMLサイトマップを更新するのは大変ですし、ミスも多くなります。

ez-HTML(http://www.w-frontier.com/software/ezhtml.html)など、HTMLサイトマップを作成できるHTMLエディタもあります。これを利用すると簡単に作成できます。

手作業で作成するなら、「ツリー構造」やインデントした表記(文章の先頭文字に空白を挿入して字下げすること)など、間違えにくい書き方を心がけましょう。

 

XMLサイトマップの役割・作り方

XMLサイトマップはユーザーからは見えませんが、サイトのSEO対策として重要な役割を果たします。XMLサイトマップの役割と簡単な作り方をご紹介します。

 XMLサイトマップの役割

XMLサイトマップは、Webサイト内の各ページのURLや優先度、更新日、更新頻度などが書かれたものです。

設置することで、Googleにサイトの存在や更新を素早く知らせ、クローラーを効率的に巡回させることができます。

サイトの検索順位が上がるのが早くなるため、SEO対策として効果があります。

 

SEO対策のためには、サイトを作成したら必ずGoogle Search Consoleに登録します。XMLサイトマップを作成・更新したら、それもGoogle Search Consoleへ登録します。そうすることでGoogleのクローラーの巡回が速くなり、よりSEO効果が大きくなります。

 

特に、上に書いた通りボリュームの大きなサイトや新規サイト、被リンクの少ないサイトに効果があります。

また、画像や動画などのメディアを含むコンテンツや、ニュースサイトなどにも効果があります。

 

自動作成ツールの活用

WordPressには、XMLサイトマップを生成できる「Google XML Sitemaps」というGoogle製のプラグインがあります。生成されたXMLサイトマップをアップロードし、XMLサイトマップの更新をGoogle Search Consoleに登録するところまで自動的に行われます。

これを使えば、自分で更新する必要はありません。管理画面も日本語なので使いやすく便利です。

このプラグインは、インストールして有効化しただけでは何も送信されません。

有効化後、サイトを更新したときに初めてXMLサイトマップを生成し、更新をGoogle Search Consoleに登録する必要があります。

WordPressに関する記事はこちら

 

XMLサイトマップの作り方

1) WordPressで作成したサイトにプラグイン「Google XML Sitemaps」をインストールし、有効化します。

2) 新しい記事を公開したり、既存の記事を更新すれば、新しくサイトマップを作成し、更新をGoogle Search Consoleに登録します。

3) すぐにXMLサイトマップを作りたい場合は、設定画面にある「検索エンジンはまだ通知されていません」の「your sitemap」というリンクをクリックし、XMLサイトマップを生成して、更新をGoogle Search Consoleに登録します。

サーチコンソールに関する記事はこちらから

・自動作成ツールを活用する場合

通常のHTMLで作成したサイトには、オンラインのサイトマップ自動生成ツール「sitemap.xml Editor(http://www.sitemapxml.jp/)」を使います。

ツールを使った時点でのサイトマップを作成できます。

1,000ページ程度のサイトまで対応していますが、それ以上のボリュームがある場合は、カテゴリーページなどをサイトマップから除外したり、サイトマップを分割します。

このツールは自動的にXMLサイトマップの更新やGoogleへの通知をしてくれないため、定期的に自分で新しいXMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleに登録する必要があります。

 

作成方法を説明します。

1) sitemap.xml Editorにアクセスします。

2) サイト上部の「PCサイトマップ(sitemap.xml)を作成」にサイトのURLを入力します。

3) 必要なら除外するディレクトリ名などを入力し「サイトマップ作成」をクリックします。

4) .生成されたXMLサイトマップをダウンロードし、自分のサイトのrootディレクトリにアップロードします。

5) XMLサイトマップの作成・更新をGoogle Search Consoleに登録します。

 

サイトマップはコンテンツを活かすためのもの

どちらのサイトマップも、コンテンツがあることをユーザーやGoogleに知らせるためのものです。ユーザビリティは向上しますし、SEO上の効果もあります。

しかしユーザーにとって価値のあるコンテンツがないと、サイトマップがあっても意味がありません。まずはユーザーの役に立つコンテンツを作成し、その上で最適なサイトマップを作成するようにしましょう。

  

SEO対策はサイトマップ作成だけではありません

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