- 講師ストーリー
- 2017/12/22
【2015年Amazonランキング総合1位】「外資系投資銀行のエクセル仕事術」の著者が贈るエクセルで学ぶビジネス・シミュレーション講座 -マスターコース-
──熊野整さん──ボストン大学卒業後、モルガン・スタンレー証券(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券) 投資銀行本部に入社し、大型M&Aや資金調達プロジェクトをリード。退社後はグロービス経営大学院にてMBA取得、エムスリーおよびスマートニュース(株)にて、収益計画の策定、予算管理、資金調達などを担当。著書:2015年2月に書籍「投資銀行のエクセル仕事術」を出版。
新しい商品やサービスの企画について「それっていくら儲かるの?」と上司に聞かれ、しっかり数字で答えられず企画を通すことができなかったという経験をしたビジネスマンは少なくないのではないか。
今回ご紹介するUdemyのオンライン講座は、2015年Amazonランキング総合1位を獲得した「外資系投資銀行のエクセル仕事術」の著者、熊野整さんが講師を務める今最も注目される講座の1つだ。
この講座を受講すれば、プロ顔負けの財務モデルが未経験者からでも作成することができ、さらにエクセルの便利な機能を使って「ミスなく、早く」正確に作業できるようになる。
ぜひ記事を読んで興味を持った方は講座を受講しビジネスの意思決定力を高めるビジネスシミュレーション力を手に入れ明日からの業務に生かしてほしい。
3,000人以上が受講した熊野講師の人気セミナーのオンライン講座
「グローバル投資銀行のエクセルスキルを分かりやすく伝えたい」というモットーの下、2013年10月から週末に個人向けエクセルセミナーを開催したところ、参加者数は1年で3,000人を超え、大人気セミナーとなった。
現在は、個人向けセミナー、企業研修に加えて企業向けコンサルティングも展開するなど、多くのビジネスパーソンの収益計画の作成アドバイスを行っているという。
熊野先生の実地セミナーの様子
https://www.street-academy.com/myclass/1190
この講座では、熊野先生が普段セミナーで指導してきた内容をもとに体系立てて財務モデルの作成、そしてそのモデルを元にしたプレゼンテーションまでを学ぶことができる。
下記はオンライン講座のカリキュラム一覧。講座は全6.5時間で下記のようなレクチャーに分かれている。
学習内容は以下のようにまとめられている。相関分析や感応度分析などシミュレーションに必要な分析手法から、作業効率を劇的にアップさせるショートカット術まで手厚い内容となっている。
セクション1ではまず収益モデルの構成をフィッシュボーンを使って考える。これを初めに作ることでビジネスを構造的に捉え、何がバリュードライバー(利益の要因)となる要素なのかを理解することができる。
次にこのフィッシュボーンをもとに財務モデルをエクセルで作成していく。売上を構成する販売数とその成長率そして値段と項目を記入していく。
講座の中では、トレースといわれる計算チェックの機能も紹介されている。下図のように参照元を矢印で示してくれるものだ。ショートカットキー(Alt→M→P)を使って素早くチェックをする方法が指導されている。
さすが投資銀行出身の財務のプロだけあり早く正確に計算をするテクニックが半端ではない。ちなみにセクション6では付録的にショートカット集が収録されているのでぜひマスターして時短術を身に着けてほしい。
最終的には見やすいフォーマットに整えられ下図のようなイメージに。数値のテキストの色にも意味があり、数値が手入力されている箇所は青字に、数式によって計算されているものは黒字など一目でモデルがどのような構成で作られているのかわかるように工夫されている。
講座内でも言われているようにすべての情報が誰の目から見ても一目瞭然になるようにすることが財務モデルにおいては大切なのだ。
セクション1では、まずは簡単な要素からモデルを作成するが、セクション2以降ではより精度の高いモデルの作成を分析手法などの知識を使って行っていく。
CHOOSE関数を使ったケース分析でモデルを一瞬で変化!
一度ビジネス・シミュレーションを経験した方なら「悲観ケース」「普通ケース」「楽観ケース」(他にも「パッシブ」「アグレッシブ」などと表現する場合もある)と複数のシナリオを用意する分析手法をご存知だろう。
本講座では、CHOOSE関数という関数を使って「ボタン」一つで魔法のようにくるくると数値が変化し各ケースごとのシミュレーションを1つのモデル内で示す方法が紹介されている。
複雑な収益構造を持つシミュレーションほど、この機能を使えばシンプルに1つのモデル内で数値を変更して説明することができるので管理も煩雑にならず便利だ。
A1セル内に入力されている番号が「番号1:悲観ケース」「番号2:普通ケース」「番号3:楽観ケース」と紐づいており、各ケースの数値にモデルが変化する。(GIFでその様子を再現してみた)
財務モデルを使った効果的なプレゼンテーションまで
Udemyの人気講座の特徴は「実践的」であることだが、熊野先生の講座も実践を想定した知識・スキルを提供してくれる。財務モデルを作るだけではなく、それをもとに効果的なプレゼンテーションの方法までを教えてくれるのだ。
Power Pointのフォーマットに自身が持てないビジネスマンも多いのではないだろうか。そんな方はぜひ熊野先生の資料作成術にも注目してもらいたい。効果的な説得の流れ、見やすく情報がスムーズに頭に入ってくるレイアウトや情報量はきっとあなたのプレゼンを成功に導いてくれるだろう。
セクション5ではプレゼンテーションについて解説が行われる。
講義の合間で紹介される役立つ「雑学」
さらに講座を受講して魅力に感じた点として、熊野先生が講義の間に話してくれる「雑学」がある。ちょっとしたフォーマット作成のこだわりや逆に絶対にエクセルでやってはいけない管理方法など、投資銀行の財務担当者では常識となっている「あるある」を紹介してくれるのだ。このような雑学も熊野先生の講座ならではの魅力に感じる。
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