- 講師ストーリー
- 2020/07/13
より多くの人に『アート思考』を届けたい。Udemyでの講座展開で見えてきたもの、そして未来のビジョンとは?【Udemy講師ストーリーvol.1】
一つの講座ができるまでには、様々な創作ストーリーがあります。
第一回目となる今回のインタビュイーは、「オリジンベースド・アートシンキング」と題し、アート思考をビジネスに取り入れ、企業へ新しい価値提案を行っている尾和恵美加さん。
講座が生まれたきっかけから、制作するなかでの苦労や工夫、そしてこの先尾和さんが創造していきたい未来のビジョンまで、お話しいただきました。
尾和 恵美加 Owa Emika
株式会社Bulldozer代表取締役運転手 / パラダイムシフター
新卒で日本IBMにコンサルタントとして入社。エアライン、物流業界をはじめとした複数業界における働き方改革案件に多数参画。デザインシンキングを活用したデリバリーを行う。
定量的でロジカルな考え方で到達できる解に限界を感じ、クリエイティビティの可能性を求め、英セントマーチンの流れを汲むファッションデザインスクールcoconogaccoへ入学。
その後、デンマークのビジネススクールKaospilotにて、自身の好奇心を起点としたビジネス創出を学ぶ。ロジカルとクリエイティブのハイブリットな思考法として、オリジンベースド・アートシンキングを開発し、帰国後に ”1000年先にも通づる価値創造を目指すアートファーム” 株式会社Bulldozer を設立。
Udemyとは?
Udemyは世界で3500万人が学ぶ世界最大級のオンライン動画学習プラットフォーム。コース数は全世界で13万にも及び、企業導入だけではなく、個人の学習者にも使用されています。(9月18日現在)
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Udemy講師になろうと思った“きっかけ”
『アート思考』が当たり前の思考法となる世界を、日本から世界へ―
ー今回Udemyで講師になってみようと思ってくださった“きっかけ”について教えてください。
より多くの人にビジネスに活かすために本質的な『アート思考』を知っていただくためにはどうしたらいいだろう?そんなことを考える中で、Udemyと出会いました。
私がビジネスにおいて重要だと考えている『アート思考』とは、芸術家の考え方や制作プロセスをビジネスに取り入れることを指します。
ビジネスパーソンにとって常識のお作法といった感じで、『ロジカルシンキング』や『論理的思考力』を鍛える講座は、既にたくさんあると思うんですが、私は『アート思考』もそれと同じような位置づけになってほしいと思っています。一般的に当たり前の思考となる時代が早くやってきてほしいなと。
そういった時代に展開していく方法を考えたとき、頭の片隅に「オンラインでの発信」が浮かびました。定期的に「どんなプラットフォームがあるのか?」は調べていて、Udemyとはここで出会いました。
ーなるほど、素敵です。でも『アート思考』というと、自分自身との対話や複数人でのインタラクティブなコミュニケーションの中で一番重要な哲学が深まっていく領域だと思うのですが、動画学習プラットフォームで挑戦するハードルは感じられませんでしたか?
確かに対面ワークショップの方がやりやすいことは分かっていました。
ですが、まずはより多くの人に『アート思考』の考え方を知っていただきたい。対話型アート鑑賞やデッサンではなく、『アート思考』が頭の使い方であり、イノベーション創出に繋がることを知っていただきたい。その思いが強かったです。
そして、より多くの人に届けるためにはオンラインを使って発信することが最適だというところに辿り着いたんです。
また、『アート思考』が当たり前になった日本の世界観を将来的には海外にも届けていきたいと思っていて。そのような長い目で考えたときに、世界にプラットフォームを持つUdemyを通じてアプローチするのが良いと思ったんです。
講座公開後の反響、いま感じること
講座をきっかけに広がった”つながり”と”ポートフォリオ化”
ー講座を公開されてから約1か月半経たれたかと思いますが、これまでにどのような反響がありましたか?いま、感じられていることなどあれば、ぜひ教えてください。
公開したタイミングがコロナの影響でオンライン学習の需要が高まっていた時期だったこともあり、本当に様々な反応をいただきました。
新規のクライアントさんと繋がることができたり、先日登壇させていただいたイベントでご一緒したMCの方からも「尾和さんのUdemy講座のファンです!」とのお声を頂戴しました。『アート思考』について、より多くの人に、より具体的に理解・共感してもらえるようになったかなと思っています。
ーオフラインでのワークショップでは数的な限界がありますが、オンラインだと同じ内容を一度に多くの方々に受けていただけますよね。他にも”オンラインだからこそ”感じられたことなどありますか?
対面ワークショップとは異なる一対一の雰囲気や親近感が生まれることは、オンラインならではの良さだと感じています。
一方で、講座公開にあたっては、慣れない動画編集で苦労もしましたし、対面ワークショップの質を担保する、インタラクティブ性を出すためにはどんなワークを入れたら良いか、コンテンツの内容でも悩みました。躓いたときは周囲に相談したり、ヒアリングをしたりして、フィードバックを貰ってブラッシュアップしていきました。
(こうしてUdemyの講座を作ることは、プロダクトアウトから始まり、ヒアリングを経てマーケットインで収束するというアートシンキングのプロセスそのものであるということにも、制作しながら気が付きました。)
今回Udemy講座を開設したことでアートシンキングのリーディングカンパニーというラベルがついたと言いますか、自社のポートフォリオを作ることができたと感じています。取材や対談のご依頼を受けたり、イベントに呼んでいただいたりと、声を掛けていただくことが増えました。コロナの影響で仕事が難航していたので、とても感謝しています。
(対面ワークショップの風景)
( アートシンキングのプロセスで抽出した哲学を、美容室の床に描き、施工した案件の時の様子 )
今後のビジョン、大人が学び続ける世界のために
自分だけが出せる価値で、令和を象徴するモノを。
ー今後、Udemy講師としてどんなところを目指していきたいか、受講生の方々と繰り広げていきたい未来について教えてください。
今の世の中では、ほとんどの人が思考停止してしまっている気がします。ビジネスにおいて、決められたことを高いクオリティでこなすことは確かに大事ですが、自分だけが出せる価値・バリューを考え抜いてアウトプットしていくこともすごく大事だと思っています。
『アート思考』を通じて、「自分じゃなくてもいいこと」ではなく、「自分だけができること」を探し続ける。新しい価値観に触れることで、学び成長し続ける。そうして未来に残せるものを生み出す大人が増えていく。
後世の人から見たときに「令和はおもしろいことがたくさん生まれて楽しい時代だったんだな」と思ってもらえるよう、価値やインスピレーションが長く続く本質的なものが、多く生まれる未来にしていきたいです。
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アート業界の通説やアートシンキングの概念ではなく、ビジネスシーンで実践できるよう体系だてられてた初めてのアートシンキングー“オリジンベースド・アートシンキング”。 “アート”という言葉にアレルギーがある人にこそ学んでほしい、その内容とは…?
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Udemyとは?
Udemyは世界で3500万人が学ぶ世界最大級のオンライン動画学習プラットフォーム。コース数は全世界で13万にも及び、企業導入だけではなく、個人の学習者にも使用されています。(9月18日現在)
Udemyの特徴は、コースを制作している講師たちがとても多彩ということ。
日常から教師や講師といった教える側の職業についている方だけでなく、多くはその分野の専門家であり、実務家の方々。「教師は必ず教室にいる」必要はなく、誰でもスキルがある人は講師になれるのです。そして、扱うテーマはコーディングやコミュニケーション力といった仕事関連のトピックから、音楽や料理などの個人的な興味に関するトピックまで多岐にわたります。
Udemyのコンセプトは「improve lives through learning(学びを通して人生をより豊かに)」。
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