逆SEOとは?ネガティブ情報対策に効果的な「悪用禁止」の手法と仕組み

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2016/07/18

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「逆SEO」という言葉を聞いたことがありますか?Webサイトの検索順位を上げるためのSEOは知っていても、「リバースSEO」や「ネガティブSEO」とも呼ばれる逆SEOについてはあまり知識のない人もいらっしゃるかもしれません。これは、Webサイトの検索順位を下げるための対策のことです。なぜ検索順位を下げる必要があるのでしょうか?どんなときに活用されるのでしょうか?

今回は、Webコンサルタントの筆者が逆SEOについてご紹介します。この記事を読み終わる頃には、いざという時に役立つ逆SEOの知識が身についていることでしょう!

 

逆SEOとは?

SEOとは、Webサイトやページを検索エンジンに上位表示させるための施策のことです。そして逆SEOとは、特定サイトの検索順位を下落させることです。

 

なぜそんなことをする必要があるのか?」「どんなときに逆SEO対策をするのか?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか?

答えは、自社製品やサービス、企業の方針についてのネガティブな情報を公表しているサイトが、特定のキーワードで検索上位に表示されてしまうときに、そのサイトの順位を下落させ、検索エンジンに表示されないようにするためです。

悪質なクレームや事実とは異なるネガティブ情報など、企業がいわれなき風評被害を受けている場合に有効な手段となります。

ただし、逆SEOを悪用して健全な運用をしているWebサイトの順位を故意に下落させることは、検索エンジンのガイドラインに反することであり、スパム行為としてペナルティの対象になりかねません。

これからお伝えする逆SEOの知識は、悪用することなくマナーを守って活用するようにしましょう。

 

逆SEOが効果的な事例

逆SEO対策が有効となる事例は何パターンかありますが、ここでは典型的な3つをご紹介します。

 企業への悪質な誹謗中傷対策

世の中には、ごく一部ですが、意味もなく企業を批判する「クレーマー」のような人が残念ながら存在しています。多くの人がインターネットから情報を得ているこの時代、自社の商品やサービスに関するネガティブな情報が検索上位に表示されることは、企業イメージを著しく低下させ、存続の危機に陥る原因にもなり得ます。

悪質な誹謗中傷への対策としては、逆SEOが効果的です。対象のサイトを検索圏外に追放することにより、事実無根なネガティブ情報をユーザーの目から遠ざけることができます。

 

検索で表示されるネガティブなキーワード・情報の排除

検索エンジンに単語を入力すると、自動的に後ろに別の単語が表示されます。検索エンジンの予測変換機能です。これは、特定のワードを検索するユーザーが、そのワードと一緒に打ち込むワードの中から頻度の高いものを検索エンジンが記憶し、自動変換機能として表示させる仕組みになっています。万が一自社の名前を打ち込んだときに、ネガティブなワードが予測変換表示されてしまう場合、もともと企業に対して良いイメージを持っていた人の信頼を失ってしまう可能性があります。

このように予測変換で一緒に表示されてしまうネガティブなワードを排除したいケースで、逆SEO対策が効果的です。

 

冤罪などで拡散された事実に反するネガティブ情報の排除

企業だけではなく、個人が逆SEO対策を行う場合もあります。

一度世に出回ってしまった特定の個人に関する情報は、たとえ事実に反するものであってもその人のイメージを左右します。冤罪の被害に遭った人は、「犯罪者」というレッテルを貼られてしまうため、日常生活に支障をきたします。そうしたネガティブな情報を排除させるときに、逆SEO対策が有効です。

 

逆SEOの4つの手法

SEO対策では、検索エンジンに「ユーザーの役に立つ良質なサイト」だと認識してもらう必要があります。反対に逆SEO対策では「役に立たない悪質なサイト」だと認識してもらえば良いのです。ここで、逆SEOに効果的な5つの手法をご紹介します。

 ペナルティの対象となるリンクを送る

Googleは、以前は多くのリンクが貼られているサイトを評価していましたが、現在はアップデートにより、不正なリンクをペナルティの対象としています。そのアルゴリズムを利用し、対象となるサイトにペナルティ対象となるリンクを送れば良いのです。

具体的には、被リンクの数を増やすためだけに作成した自作自演のWebサイトからのリンクや、アンカーテキストをすべて同じにしたリンクを大量に送ります。

検索エンジンはこのようなサイトを低品質のサイトと見なしペナルティを科すので、自動的に検索順位が下落します。

 

ターゲット以外のライバルサイトに良質なリンクを送る

自社の悪評が書かれたサイトが上位表示されていても、別のサイトをさらに上のランクに表示させることで、受ける被害を小さくすることができます。ターゲットとなるサイト以外の複数のライバルサイトに、良質なリンクを送ります。具体的には、コンテンツの質が優良評価されているサイトから、適切なリンクを貼ります。こうすることでターゲットのライバルサイトがどんどん上位表示されるようになり、その結果ライバルサイトの順位は下落します。

 

ターゲットのサイトのコピーコンテンツを作る

Googleはコピーコンテンツを低評価します。内容が重複したコンテンツがある場合、一方のサイトの検索順位を下げ、同じページに同時に表示させないような対策をします。Googleはコピーコンテンツをすぐに見抜くので、ターゲットのサイトと同じようなサイトを作成し、Googleに悪質サイトのほうをコピーコンテンツだと判断させることができれば、ターゲットの検索順位は自動的に下落します。ただしこの場合、コピーサイトのほうはSEO対策を徹底的に実施し、Googleから良質なサイトだと評価される必要があります。

 

Googleにターゲットサイトを「不正なサイト」として申請

ターゲットのサイトを不正なサイトとして排除申請することができます。これは必ずしも有効な手法とは限らず、排除してくれない場合もあります。また、こちらの氏名も開示されるというリスクがあります。

 

逆SEOの知識は悪用しないように!

逆SEOの知識を持っていると、誹謗中傷の被害に遭ったときだけでなく、自社サイトが逆SEOのターゲットにされてしまった場合の対策としても有効です。なかには検索上位のライバルサイトを妬み、非のない健全なサイトの順位を故意に下落させようと逆SEO対策する人たちも一部存在します。万が一のときのため、逆SEOの知識を覚えておきましょう。

  

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