サーバーやネットワークなどの設計や構築、運用などをシステムの根幹を支えるのがインフラエンジニアです。インフラが正しく動作しないと、企業にとっては大損害になる可能性があります。そのため、インフラエンジニアは重要な職種といえます。
インフラエンジニアを目指すためには、サーバーやネットワークに関する知識は必須です。ここでは、IT系YouTubeチャンネル『ウズウズカレッジ』が選ぶ「インフラエンジニアを目指すためのUdemy講座6選」を紹介します。
※本記事はYoutubeチャンネル「ウズウズカレッジ l デジタル(IT・DX)分野のリスキリング就職」でご紹介いただいた動画を元に作成しております。
今回お話を聞くのは
IT系YouTubeチャンネル『ウズウズカレッジ』さん
ウズウズカレッジさんとは?
就職・転職サポート企業「UZUZ」が運営する、デジタル分野のリスキングや転職活動をサポートするYouTubeチャンネル。主にプログラミングやサーバー・ネットワークなどの解説動画を多く投稿しています。チャンネル登録者数は4.68万人(2023年2月時点)。
INDEX
インフラエンジニアになるには
インフラエンジニアになるためには、IT関連のインフラに関する知識やスキルが必要になります。サーバーやネットワークなど、習得しておくべき知識は多岐に渡ります。初心者や未経験者の場合、どこから学習をはじめたらいいか迷う方もいるでしょう。
ウズウズカレッジさんによると、インフラエンジニアになるために学ぶ分野は、以下の6つになります。
- ネットワーク
- OS
- サーバー
- テキストエディター
- 環境設定
- バージョン管理
初心者や未経験者の場合は、これらの分野の知識をバランスよく学ぶことが大切です。また、関連する資格を目指すこともいいでしょう。ここからは、ウズウズカレッジさんが選ぶ、インフラエンジニアに必要な6分野のUdemy講座を紹介します。
Linuxの基礎を習得する!
インフラエンジニアにとって、Linuxは操作する機会が多いOSです。一般的にはWindowsやMacOSを使うことが多いのですが、サーバーなどではLinuxを多く採用しています。そのため、Linuxの知識はインフラエンジニアにとって必須になります。
【完全版 101 + 102】LinuCレベル1試験対策講座!(図解豊富/Linux/LPIC/コマンド/演習問)
この講座では、 この講座はウズウズカレッジさんご本人の講座で、Linuxの基礎を解説しています。Linuxの全体像やサーバーの仕組みなどを、初心者や未経験者でもわかりやすく学べます。無理なく学習ができて、独学できる工夫も多く施されているため、インフラエンジニアへの学習に不安がある方でも安心です。
Linux技術者認定資格である「LinuC」のレベル1は、Linuxサーバーの構築や運用などを問われる試験です。この講座でLinuCレベル1試験の対策をして、資格を取得することでインフラエンジニアへの道につながることでしょう。
AWSの基礎とアーキテクチャを学ぶには
AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供するクラウドサービスのことで、サーバーやデータベースなどを貸し出しています。最近のWebサービスは、AWSなどのクラウドサービスを利用したものが増加しています。インフラエンジニアは、AWSなどのサーバーの構築や運用などを行うため、これらの知識が必要になります。
【AWS初心者向け】手を動かして身につける! 実戦で役立つAWSサービスの基礎とアーキテクチャ(SAAレベル)
この講座では、初心者でもわかるレベルでAWSの基礎と使い方を解説しています。また、システムの構成要素やパーツなどを定義して設計する「アーキテクチャ」の概念についても学べます。
Webアプリケーションを実際に作成することで、無理なくAWSの知識が身につきます。講座終了後には、AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト試験に、合格するレベルの知識が習得可能です。
NeoVIMやTmux、Zshで作業効率化!
NeoVIMやTmux、Zshなどの開発ツールを効率的に使うことも、インフラエンジニアの仕事では非常に重要です。コマンド操作などを覚えることで、インフラエンジニアの作業効率が格段に良くなります。効率的なツールの使い方を学ぶには、以下のUdemy講座がオススメです。
現役シリコンバレーエンジニアが教える NeoVim(VIM) + Tmux + Zsh 入門
世界で最も使われているテキストエディターであるNeoVim(VIM)の基本操作を、この講座では習得できます。また環境構築などに使うTmuxやZshの基本操作も学べます。作業をする際に便利なコマンドを中心に解説しており、最短で重要コマンドが身につきます。
Dockerの使い方を、知識ゼロから学ぶには
実行環境ツールであるDockerは、インフラエンジニアが利用する機会が多いツールです。Dockerを使うことで、WindowsやMacOSなどの開発環境とLinuxの実行環境の違いによる、プログラム修正といったムダな工程が防げます。Dockerを知識ゼロから学ぶには、以下のUdemy講座がオススメです。
米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座
この講座ではアメリカでデータサイエンティストとして活躍する講師が、Dockerの基本的な操作方法を解説しています。また、プログラミング知識が無い方でも理解できるように、Linuxの基礎コマンドなども紹介しています。
最終的には、Dockerを使ったWebアプリケーションやデータサイエンスの環境構築ができるようになります。開発環境の構築は、インフラエンジニアにとって基礎的な業務です。この講座はインフラエンジニアだけでなく、Web開発やデータサイエンスに興味がある方にもオススメです。
Gitの習得メリットとは?
Gitはバージョン管理システムとして、多くのWeb開発が使われています。Gitを使うことで、チーム開発の作業効率の向上やファイル管理の効率化などのメリットがあります。初心者がGitの基礎を習得するには、以下のUdemy講座がオススメです。
Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター
この講座はGitの理念や操作方法、GitHubを用いた開発フローなどを解説しています。未経験者や初心者でも、この講座を学ぶことで実務レベルのGitのスキルを習得できます。
未経験者や初心者の登竜門CCNAを取得する!
インフラエンジニアにとって、ネットワークの知識やスキルは必須になります。インフラエンジニアがネットワークを学ぶうえで、登竜門的な資格が「CCNA」です。CCNAは、ネットワーク機器大手のシスコシステムズが実施する、ネットワークの知識やスキルが問われる資格試験です。未経験者や初心者がCCNAを取得するには、以下のUdemy講座がオススメです。
【完全版(前編+後編)】未経験から合格!Cisco CCNA試験対策講座(Packet Tracerの演習も完備!)
この講座は、未経験者や初心者がCCNAを取得できるよう、ウズウズカレッジの現役エンジニアが講義を行っています。企業研修などで多くの未経験者を指導した経験を活かして、初心者がつまずきそうなポイントをしっかりと押さえて解説されています。また確実にスキルが身につくように、教育工学を活用したカリキュラムとなっています。
この記事では、IT系YouTubeチャンネル『ウズウズカレッジ』が選ぶ「インフラエンジニアを目指すためのUdemy講座6選」を紹介しました。サーバーやネットワークなどを取り扱うインフラエンジニアは、求められる知識やスキルが多くあります。未経験者や初心者の場合でも、効率よく必須の知識やスキルを身につけることで、インフラエンジニアへの転職も可能です。インフラエンジニアに興味がある方は、今回紹介したUdemy講座を受講して、インフラエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
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