実は今、ゲームはただ遊ぶだけでなく、専門知識がない人でも、ゲームを作って配布するような時代が来ています。ただ、「昔からゲームが好きなので1回作ってみたい…」とは思っても、
・どんなツールを使って何から学べばいいのかわからない…
・プログラミングもしたことがない自分には難しそう…
そう感じていないでしょうか?
そこでこの記事では、
・完全未経験でもゲーム開発を始められる
・つまずかず、着実にゲーム開発を進められる
そんな方法を紹介しているUdemyの講座を詳しく解説していきます。
講師がゲームを作りながら詳しく解説している動画をみて真似しながら学ぶことができるので、素人でも本格的なゲームを自分の手で作れるようになるでしょう。
早速、下から1つ作ってみたいモノを選んでみましょう!
INDEX
ゲーム開発に必要な「ゲームエンジン」とは?
ゲームエンジンは、ゲームの開発や実行に必要な道具がそろった”箱”のようなイメージです。
最近人気のゲームエンジンとしては、「Unity(ユニティ)」や「Unreal Engine(アンリアル エンジン)」があります。それぞれのエンジンには特徴があり、開発できるゲームの種類も異なります。
下記の記事を参考に、最適なゲームエンジンを選んでみましょう。
スマホで遊べる自作ゲームが作れるUnity(ユニティ)
Unity(ユニティ)とは、ユニティ・テクノロジーズ社が提供するゲーム開発プラットフォームです。
2D/3Dの両方に対応しており、簡単なゲームならプログラミング知識も必要としません。また、家庭用ゲーム機からスマホ、Webといったさまざまなプラットフォームに対応できる点も魅力です。
個人での利用で、基本的な機能中心に利用する場合は、条件(過去 12 か月の収益や調達した資金が 10 万米ドル以下)を満たせば無料で使えます。より本格的に開発を行いたい場合は有料のプランが用意されてます。
Unityを使った国内で著名な作品と言えば、miHoYoによるオープンワールド・アクションロールプレイングゲーム「原神」などが挙げられます。「原神」は3Dキャラクターモデルをダウンロードできるので、作品のファンならUnityの学習がより楽しめそうです。
Unityには無料/有料で使える素材(アセット)が用意されているので、プログラミング知識が無くてもブロックを積み上げる感覚でゲーム開発することができます。
さらに、C#(シーシャープ)の知識があればゲーム開発の自由度はさらに増します。C#はマイクロソフトが作ったプログラミング言語で、学習の難度も中程度と、それほど高くないと言われている言語です。
C#まで使えるようになれば、素材(アセット)だけでは制御できないような複雑な動きまで制御できるようになるので、より本格的なゲームを作りたいと言う人には欠かせない知識です。
自作のミニゲームを作って遊んでみたい方におすすめのUnity講座
UnityとC#を同時に学べる初心者向け講座が「【Unity C# ゲーム開発超入門】7つのミニゲームを作っておぼえる!UnityとC#講座」です。
【Unity C# ゲーム開発超入門】7つのミニゲームを作っておぼえる!UnityとC#講座
ここからはじめよう!Unityゲーム開発の一歩を踏み出そう。7つのミニゲーム制作を通してUnityの基礎を学びましょう!
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講座を見てみる的当てゲームやフラッピーバード風ゲーム、ストップウォッチゲームなど7つのミニゲームを実際に開発しながらUnityやC#の基礎知識に加え、ゲームを実装する方法が学べます。
この講座ではミニゲーム作りの基礎を学ぶことができるため、アイディア次第で自作ゲームを制作できる知識が身につくように構成されています。
プロジェクトやソフトウェアのインストールを管理する「Unity Hub」のダウンロードから教えてくれるので、Unityに触れたことのない全くの初心者でも安心です。
さらにプログラミングも一緒に学ぶとなると少しハードルが高く感じるかもしれませんが、この講座では「まずはおまじないと思ってもらえれば大丈夫」と言ってもらえたりと、肩肘張らずに学びはじめることができます。
トータルの講義時間は10時間で、一つのレクチャーが10分前後に区切ってあるので、毎日少しづつ取り組みやすいボリュームになっています。動画を真似して作っていくうちに、最終的にはキャラを走らせて遊ぶ3Dランゲームが自分でも作れるようになります。
この講座を通してゲーム開発の基礎を覚えることができるので、自分が作りたいゲームについてもより具体的に考えることができるようになります。自作ゲームアプリを配信することも、夢ではありません。
リアルな3Dゲームが作れるUnreal Engine(アンリアルエンジン)
Unityと並んでメジャーなゲームエンジンと言えば、Epic Gamesが提供しているUnreal Engine(アンリアルエンジン)が挙げられます。
Unityと同じく、さまざまなプラットフォームへの配信が可能。制作したタイトルが100万米ドル以上の収入を生み出した場合のみ、5%のロイヤリティが発生しますが、基本は無料で使えます。
まるで実写のような3Dビジュアルを作れる点が最大の特徴。人物ならリアルな皮膚や髪の毛の質感、キャラクターが動く壮大なワールド(舞台)では、本格的な山や川などの景色を作り出せます。
また、作ったキャラクターやワールドを使って、3DアニメやAR/VRなどを楽しむことも。アイドルのコンサートやバーチャル展示会など、幅広い分野で使われているゲームエンジンになっています。
もう一つの特徴としては、プログラミング知識が不要で、直感的にゲームを作ることができる点が挙げられます。より高度な制御を必要とするときはC++(シープラスプラス)というプログラミング言語が利用可能です。
Unreal Engineを使ったゲームは、「Fortnite(フォートナイト)」のほか、「実況パワフルサッカー」「ヴァルキリーエリュシオン」「鉄拳7」「ストリートファイターV」などが挙げられます。
また、「Fortnite」のユーザーなら、基本操作を覚えた後にチェックしたいのが「Unreal Editor For Fortnite」というPC専用エディタ(Windowsのみ/無料)。これを使えば、自作ゲームを「Fortnite」上に公開することも可能になります。
ゲーム開発に欠かせない、リアルなファンタジーの世界が作りたい方におすすめのUnreal Engine 5講座
リアルなゲームに欠かせないのは、目を見張るようなリアリティがあるワールド(舞台)です。「【Unreal Engine 5の総合学習】ファンタジー風景制作講座」では、Unreal Engin5のダウンロードから島や海といった風景制作を体験。
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UE5を初めて学ぶ人のための背景制作・映像制作の総合学習コースです。 コースが終わるころには、サンプルの様な大規模ワールド・映像作品が作れるという自信と、UE5を使う上での基礎が身につくと思います。楽しみながら一緒に学んでいきましょう
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講座を見てみるさらに、その風景の中でアニメーションを作成し、書き出すところまで学ぶことができます。
序盤の説明でしっかりと基礎的な操作方法を細かく分解して紹介してくれるので、ついていけるか不安な人も安心。
基本的な操作方法をマスターすれば、その後の風景制作も、さほど戸惑うことなく進めることができると思います。なぜなら、直感的な操作こそ、Unreal Engineの魅力だからです。
講義時間は、トータルで9時間半とボリュームもたっぷり。1つ1つの動画は1分ほどのモノから10数分と短いものになっているため、スキマ時間に学習を進めやすいのも魅力です。
自作ゲームに登場させる3Dキャラクターが作れるBlender(ブレンダー)
無料で3Dを作ることができるソフトとして25年以上の歴史を持つBlender(ブレンダー)は、形を作るモデリングから他のアプリで動くように出力したり、アニメーション制作ができるソフトです。
例えば、Blenderで作った3DをUnityに取り込んで使うと言ったことができます。Unityでも3Dモデルは作れますが、Blenderほどモデリングは得意ではありません。そこでBlenderを使って3Dモデルを作り、Unityに取り込んでオリジナルの3Dモデルを動かすことができます。
無料でも機能は本格的で、高い価格のソフトにも引けを取らないと言われるほど。近年ではVTuberにも多く使われています。
ただし、流行りのAR・VRコンテンツは作成することができないので、それを目的とするときは、Unreal Engineを利用した方が良いでしょう。
プログラミング言語のPythonを使うことで、反復作業を自動化することもできるので、同じキャラクターの柄違いを大量に生み出すことも出来るのです。
有名な作品としてはアニメーション制作チーム「Hurray!」による学園RPG「モナーク/Monark」のオープニング映像、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でもプロジェクトスタジオQがBlenderを使っていました。
自作ゲームで動かせるかわいいキャラクターを作りたい方におすすめのBlender講座
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講座を見てみるBlenderの設定や基本的な図形の作り方から始まり、最終的にはかわいいクマのぬいぐるみを作成します。
こちらも学習時間が3.5時間と短いので、集中すれば週末にキャラクターを完成させられます。
Blenderは使いづらいと言われますが、ひとつひとつレクチャーしてくれるので、動画の解説のとおりになぞれば完成に導いてもらえるのもうれしいポイント。
講師の説明がとても丁寧なので、講義をひとつひとつクリアしていけば、最後にはBlenderの基本機能が使えるようになっていること間違いなしです。
さっそくゲーム開発の講座を受講して1歩目を踏み出そう!
以上、本記事では全くの未経験からでもゲーム開発ができるUdemyの講座をゲームエンジン・ソフト別に紹介しました。
それぞれ以下のような特徴をもっているので、一番興味を持ったものから触ってみましょう。
Unity(ユニティ) | Unreal Engine(アンリアルエンジン) | Blender(ブレンダー) |
---|---|---|
・スマホ向けのゲーム作成に適している ・2Dと3Dの両方に対応している ・ブロックを繋ぐ感覚で開発できる ・より本格的な開発にはC#の知識が必要 |
・リアルな3Dゲーム制作に適している ・美しい3Dビジュアルを実現できる ・直感的な操作で開発できる ・高度な制御にはC++の知識が必要 |
・3Dモデルやアニメーション制作に適している ・作った3DモデルはUnityでも利用できる ・Pythonを使った自動化もできる ・現状、AR・VRコンテンツの制作には向いていない |
一見ハードルが高そうなゲーム作りですが、今回紹介した講座を受講してステップを踏んで学んでいけば、きっと作ってみたかったオリジナルの自作ゲームを作れるようになるはず!
作ったゲームはSNSで自慢したり、友人や家族に遊んでもらったりするのも良いですね。
ゲーム開発にチャレンジしてみたいと思っていた未経験の方でも、Udemyの講座なら分かりやすい解説動画でスキマ時間に自分のペースで学ぶことができます。
早速1つ受講してみてはいかがでしょうか?
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