月5万円の壁を3か月で達成!学び続けることで仕事の質を上げ、クライアントに喜んでもらいたい

月5万円の壁を3か月で達成!学び続けることで仕事の質を上げ、クライアントに喜んでもらいたい

ランサーズが運営する「新しい働き方LAB」には、自分なりの「新しい働き方」に挑戦しようとする方を応援する研究員制度があります。Udemyはこの取り組みへのスポンサーとして、「フリーランスも副業・複業も!ゼロからのスタートでも、Udemyの講座だけで月5万円稼げるスキルは身につくのか」という指定企画を提供しました。

活動内容は、Udemy講座を使って学習を行いながら、身につけたスキルで実際に仕事を受注すること。半年間で身につけたスキルと、実際に稼げた金額の検証や、活動内容に関する発信です。

2021年に実施された第1期「研究員制度」への応募数は全体で約1,200件、Udemyの実験企画には300名以上と、たくさんの皆さまからご応募をいただきました。最終的にUdemy企画の実験にご参加いただいた方の中から、今回はライターとして活躍をされている「ことのは舎」さんに、新しい働き型LABでの活動やUdemyの活用法についてインタビューを行いました。

インタビューにご協力いただいた方

ことのは舎さん

ことのは舎さん

5歳と2歳の2人の子育てをしながら、フリーランスで活動する高知在住ライター。人事・自己啓発・コミュニケーション分野など、ビジネス系の記事作成を得意とし、「言葉で人と人とのご縁をつなぐ」存在になることを目指している。新しい働き方LABの集大成である「新しい働き方アワード」では、Udemy賞を受賞。2022年はライターとしての活動の幅を広げるとともに、イベント主催や講演などにも挑戦の意欲を燃やす。

駆け出しライターとして、次のステップを求めていたタイミング

——まずはじめに新しい働き方LABに応募しようと思ったきっかけを教えてください

私がフリーライターになろうと決めたのは2021年4月頃です。元々文章を書くのも読むのも好きだし得意。でも、本当に自分だけの力でお金が稼げるのか?クライアントの役に立てるのか?という不安がありました。

そんなときに見つけたのが、Udemyの指定企画です。その頃、フリーランスとしての最高月収は3万円でした。それに対して、Udemyが掲げていた目標が月5万円。次のステップとして最適だと感じたことを覚えています。

また、動画教材を使った学習にも興味がありました。今後、自宅でPCを使い働いていくなかで、「新たな学びの形を知っておくのは、自分の世界を広げることにつながる」と思ったのも、応募のきっかけです

——応募の際に目指したいと思っていたのはどのような姿ですか?

私の理想は、平日のみ週20時間で月額5万円の収入を達成し、同時にスキルアップを果たすこと。かつ、子どもと過ごす時間も削らずに、むしろコミュニケーションの質を高めることでした。

主人の仕事が忙しく帰宅時間も遅いため、夜はほとんどワンオペで家事をしている状態です。働く時間を取れるのは、子どもたちを保育園に預けている平日の日中のみ。そのなかで「子育てとフリーランス活動をどこまで両立できるか?」が、研究の大きなテーマでした。

——半年間の実験を行うなかで、新しい働き方LABだからこその学びや成果はありましたか?

大きかったのは、私を必要としてくれるクライアントとの出会いですね。運もありますが、ここにたどり着けたのは、勇気を出して研究員に応募し、ライターとしての基礎を学ぶ機会を得たからだと考えています。これからも「あなたの記事でないと」と言ってもらえるように、初心を忘れず学び続けていきたいです。

また、Udemyの講師の方やスタッフさん、ほかの研究員さんとの交流にも支えられました。2週間に1回程度参加していた勉強会やイベント、Twitterでのやり取りなどゆるくつながれる場があったのが良かったですね。こうしたコミュニティとの出会いは、新しい働き方LABならではだと思います。

机の上にパソコンとノートが置いてある様子

 

自分の好きなことや興味のあることをベースに、学びを深めていく

——もう少し具体的に、研究員としての活動について教えていただけますか?

Udemyの受講数は半年で10本。そのうち8本はライティングや取材、コピーライティング関連です。残り2本はライターとして継続的に仕事を受注するための営業マニュアルのような講座を受けました。

ちなみに、はじめてUdemyの講座一覧を見たときは、その数とジャンルの幅に圧倒されたのを覚えています。ライティング周辺の講座もたくさんリリースされていますし、何より初心者向けのものが多かったのが、駆け出しライターの私にとってはとても助かりました。

——Udemyを受講する際のポイントやコツがあれば教えてください。

私の場合は、はじめに週単位で講座を視聴するスケジュールを立てて取り組みました。仕事のすき間時間を使って視聴をしつつ、忙しいときには視聴スケジュールを変えるなど、柔軟に対応しました。

また、私は勉強専用ノートに講座の要点をまとめながら学習を進めていくタイプで、一回で分からなかった部分は、ノートを見ながら再度視聴することで理解が深まりました。Udemyは細かくチャプターが分かれているので、見返す際にも便利でした。

勉強専用ノート

加えて、ライターを目指す方におすすめしたいのが、ライティング講師 リュウジさんの「現役プロライターが教える超実践型SEOライティング講座 ~SEOに強い文章を書くための黄金の6ステップ~」です。分かりやすいのはもちろん、ほかの講座ではあまり触れられていない、ライティングにおける概念的な部分が丁寧に解説されています。

▶ことのは舎さんがおすすめするUdemyの学び方のコツ&おすすめ講座はこちら

——ことのは舎さんにとって「おとなの学び」とはどのようなイメージですか?

「新しい扉を開く」イメージですね。そのドアを開けると、新たな場所や出会いがあります。同時に、世の中には無数の扉があり、その先にもまた数多くの扉がある。人によっては、これがしんどく感じるかもしれません。ただ、私の場合は最近になって、それを楽しむコツが分かってきたように思います。

ポイントは、自分の好きなことや興味のあることをベースに、学びを深めていくことです。好きなことだから「やってみよう」という気持ちが芽生えますし、それが私の場合は仕事にもつながりました。Udemyはたくさんの講座がありますから、自分の興味に合う扉がひとつは見つかるはずです。学びの入り口を見つけるには、ぴったりな環境だと思います。

 

半年間での結果は、大幅な収入アップと子育て時間の質向上

—— 期間中Udemyの受講以外にも、取り組んでいた活動はありますか?

新しい働き方LABでは、実験結果に関する報告書を最後に提出する必要があります。その際に、毎日の稼働時間とランサーズでの提案数や案件受注数、収入といったデータを分析し、相関関係についてまとめようと考え、記録を付けていました。

ことのは舎さんの働き方記録の表

とくに12月は駆け込み需要などもあってか案件受注が増え、結果収入が10万円になりました。1月も継続でお仕事をいただけたので、ほぼ同じ金額を達成できそうです。こうしたデータを元に、フリーランス活動の分析や、子育てとの両立についてまとめ、今後も発信をしていきたいと考えています。

——目標額を大幅に上回る成果ですが、実際の稼働時間はいかがでしたか?

実はそうでもありません。月5万円を超えた週の平均稼働時間は20.5時間なのですが、12月は22.5時間でした。忙しくはあったものの、子どもと過ごす時間や睡眠時間を削るといったこともなく、月10万円を達成できたことには自分でも驚いています。今後も、この収入ベースを維持したいと思います。

ただ、とにかく仕事量を増やせばいいとは思ってはいません。私の得意分野はBtoBビジネス関連ですから、その持ち味を生かして、質の高い記事を納品できるよう努力しています。まずはクライアントに喜んでもらえることが第一。それが結果として、収入につながると思います。ちなみに、Udemyにはビジネス関連の講座もたくさんあるため、ライターとして周辺知識を得るために、今後も活用していきたいと考えています。

——「仕事と子育てとの両立」というテーマについて、現在の状況はいかがですか?

2歳と5歳の子どもと一緒にバタバタな毎日を送っています(笑)。ただ、子どもと過ごす時間の質は高くなったと自信を持って言えますね。

クレヨンが散らかっている様子

研究員活動をはじめてから、このテーマを踏まえて意識的に仕事と子育てのモード切り替えができるようになったと感じています。以前は子どもと一緒にいても、仕事のことがふと頭をよぎる瞬間が多々ありました。ですが、今はしっかりと子どもに向き合えるようになってきて、自分の心の充実度も高まっています。あくまで母親目線ではありますが、子どもたちのメンタルも落ち着いてきたように思います。あと、主人に当たることも少なくなりました(笑)。

 

安心して失敗できるから、思い切り挑戦ができる

——最後に、次に研究員をめざす方に向けたメッセージをお願いします。

フリーランスになってみて思うのは、現代は多様な働き方が社会に浸透してきているな、ということ。そのなかで、自分の得意なことで力を発揮したり、新たなチャレンジをはじめたりするには、軸が必要になります。「何をしているのが好きか?」「どんな仕事で生き生きするのか?」を自分に問いかけ、中心に据えている——そんな人が活躍しているのだと、最近は特に感じています。

ただし、新しいことをはじめるのには勇気がいります。私も実際、何をすればいいかで当時は悩んでいました。そんなとき、私の背中を押してくれたのが、新しい働き方LABのWebページにあった言葉です。

すごくなくても⾯⽩くなくてもユニークじゃなくても、その人が「やってみたい」ことなのであれば良い。

必ずしも世間一般でいう「新しい働き方」でなくても、その人にとって新しい一歩になるのであれば良い。

そして何より、上手くいっても、行かなくても良い。

実験だから。

引用元:https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

ほかの研究員さんのなかにも、この言葉が印象に残っている人がいました。大人になると、失敗したら謝るのが普通です。でも、「実験だから失敗してもいい」と言ってくれたのは、大きな勇気になりました。

自分のやりたいことを先延ばしにしている人も多いと思いますが、失敗を恐れずにとことん試せるのが新しい働き方LAB。自分の殻を破るにはうってつけの場所です。ぜひ迷っている方は扉をたたいてみてほしいなと思います。

 

ことのは舎さんが受講したおすすめ講座

研究員制度の期間中、ことのは舎さんが受講した中からおすすめの講座をピックアップしてご紹介します。

■現役プロライター・編集者に学ぶ 取材・インタビューの実践テクニック100分速習コース

ライティングにおける概念的な部分が丁寧に解説されているので、ライティング初心者におすすめです。

■伝わって嬉しい。つなげて動かす。UXライティング入門講座

伝わるライティングがどんなものなのか、どのようにすればいいのかがわかります。

■1秒1文字!悩まず書ける ノンストップライティング

ライティングにおける概念的な部分が丁寧に解説されているので、ライティング初心者におすすめです。

■初めての仕事獲得から単価アップ・リピートまで!仕事が舞い込むライターになるための営業マニュアル

フリーランスでどのように営業すればいいのか、参考にさせていただきました。