トヨタ車体株式会社は、全社的なDX人材育成施策の一環としてUdemy Businessを導入し、現場主導のDXを推進しています。そこで今回は、現場主導でデジタルを活用した業務改善を行う若手社員の2人を取材しました。本記事では第1回として、吉原工場車体部 プレス保全課の中村勇稀さんにお話を聞きました。

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全プレス機のデータ収集を自動化し、点検工数を大幅削減
吉原工場車体部プレス保全課の中村勇稀さんは、「ランドクルーザー」などを生産している吉原工場の工場内のIoT推進業務を担当しています。
プレス保全課は、自動車部品となる鉄板を成形するプレス機の設備保全を担う部署です。これまで同課では、設備の異常の有無などを確認するため、1日2回、工場内の全プレス機を目視で点検し、各種データを紙に記録していました。
工場内は地下エリアも含め非常に広く、すべての設備を巡回するには20分以上を要するため、点検作業の負荷が大きいことが課題となっていました。こうした背景から、中村さんはプレス保全課のIoT専任として、工場内のIoT化に取り組み始めました。
「プレス機にセンサーを設置し、プレス機の圧力など、必要な数値を自動で収集・蓄積する仕組みの構築を目指しています。データの収集・蓄積が自動化されれば、必要な時にだけ人が点検することができるため、工数を大幅に減らせると考えました。また、データベースに蓄積されたデータを利用すれば、これまでは難しかった時系列の変化も可視化できるというメリットもありました」

Udemy Businessでネットワーク構築を1から習得
中村さんは、2024年10月にトヨタ車体に転職し、現在の部署に配属されました。以前は化学製品会社で設備保全を担当していたものの電気系の配線や修理が中心だったため、本格的な工場のIoT化は初めての経験でした。中村さんは、次のように振り返ります。
「トヨタ車体の各工場はIoT化を進めていますが、工場ごとに設備やその仕様は大きく異なります。吉原工場のプレス保全課でも、各プレス機にセンサーを設置してデータを収集するという大まかな方針は決まっていましたが、最適なネットワークを1から設計する必要がありました。しかし、当時の私にはネットワークの知識がなかったため、技術的に実現できるのかどうかも判断できない状態でした」
そこで、中村さんは、生産ラインにおけるネットワークの構築やデータベースの設計、設備データの収集・管理に関するスキルを学ぶことにしました。その際に活用したのがUdemy Businessです。同社では、全社員の自律的な学習を支援する目的で、Udemy Businessを導入しており、中村さんの所属するプレス保全課でも積極的な活用が推奨されていました。
「全く知識がなかったため、どの講座を視聴すればよいか検討もつかず、初心者向けのネットワーク関連の講座を片端から視聴しました。複数の講師の講座を見て、内容はもちろん、話し方や資料の分かりやすさなどを比較し、自分に合う講座を選ぶことができました」(中村さん)
中村さんは最初に、「【ウズカレ式】1週間で『ネットワークの基本知識』が全て学べる講座<CCNA試験最短合格講座>」を視聴し、ネットワークの基礎を体系的に学習しました。
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講座を見てみる「ネットワークに関わる用語から丁寧に解説されていて、図解も多く、未経験の自分でも理解しやすい内容で非常に役に立ちました。基礎を習得した後は、実務で困ったことが出てきたら、Udemy Businessで関連する講座を検索し、必要な部分だけ視聴して、実務に活かすというプロセスを繰り返しています。例えば、データの自動収集を安定的に稼働させるためには、通信量を考慮しなければなりません。そうした問題に関連する講座を視聴して、必要なデータを最適な粒度で収集できるようなネットワークを構築中です」(中村さん)
Udemy Businessをラジオのように聞き流し、学習を日常化
基礎を習得した後は、業務中の雑務時間や自宅での空き時間を活用し、Udemy Businessの動画をイヤホンでラジオのように聞き流して学習しています。これにより、学習が日常のルーティンとして定着し、学習に対する心理的な負担が大きく軽減されたと語ります。
「勉強しているという感覚はあまりありません。聞き流している中で不明点や改めて確認したい箇所が出てきた場合には、巻き戻して再生し、必要に応じて自分で調べながら理解を深めています。講座の視聴と自己学習を組み合わせることで、知識が自然と定着していきました」(中村さん)

中村さんは、学習を継続する中で、思考の幅が広がり、多角的な視点で物事を捉えられるようになったと、自身の成長も実感しています。
「以前は、1つのやり方で行き詰まっても同じ方法に固執して調べ続けてしまうことがありました。しかし今は、別のアプローチもあるのではないかと発想を切り替え、Udemy Businessの動画を視聴したり、インターネットで検索したりして、新たなアイデアを得るなど、他の方法を検討できるようになりました」
現在はネットワーク分野の学習に加え、他の領域の学習にも関心を広げています。
「Udemy Businessには、技術系の講座だけでなく、ビジネススキルや英語に関する講座も豊富にあります。PowerPointの活用やTOEICのスコアアップなどにも関心があり、そうした講座も時間があれば視聴したいと思っています」(中村さん)
工場内でのIoT事例を共有し、高め合う
現在、吉原工場では、複数のプレス機にセンサーを設置してデータ収集を開始しました。今後の展望を中村さんは次のように語ります。
「すべてのプレス機へのセンサー設置およびネットワーク構築の完了までにはまだ時間を要するため、現時点では定量的な成果は出ていません。しかし、全プレス機のデータ収集・蓄積が自動化されれば、点検作業の負荷軽減をはじめとする大きな業務改善効果が見込まれます。さらに、データを継続的に蓄積し、将来的にAIを活用することで、より高度な応用が可能になると考えています」
吉原工場では、工場のIoT化の取り組み事例を共有する場として、「デジタル成果物発表会」を月1回開催しています。
「毎月ローテーションで、プレス保全課のメンバーが各自のIoT関連の取り組みや進捗状況を発表しています。私もこれまでに2回発表しましたが、他の社員から『こうした方が良いのでは』といったアドバイスをもらえて、大きな刺激を受けました。また、自分の取り組みについて具体的な質問を受けることで、自分の学びを整理する機会にもなりました。そうした学びも社内に還元し、組織全体のレベル向上にも貢献したいと考えています」(中村さん)
最後に、中村さんは、まだUdemy Businessを活用していない方々に向けて、次のようなメッセージを送っています。
「『勉強しなければならない』と構えずに、まずは『動画を見てみよう』という気軽な感覚で触れてみてほしいと思います。『気軽に始められる』ことこそがUdemy Businessの大きな魅力だと感じています。日々の生活の中にUdemy Businessを視聴する時間を意識的に取り入れてほしいと思います」
企業名:トヨタ車体株式会社
業種:トヨタ車の企画・開発・生産
従業員数:17,712名(2025年3月末現在/連結)トヨタグループの一員として、ミニバンや商用車、SUVを中心にハイエースやアルファード、ノア等、トヨタ車の企画・開発~生産まで担う完成車両メーカー。








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