【2年で年収2.5倍】QiitaとUdemyでキャリアアップに成功したユーザーの学習法

※この記事は、2017年9月6日にQiita:Zine(※)で掲載した記事をもとに一部改編をして掲載をしています。Qiita:Zineは、Increments株式会社が運営する「エンジニアを最高に幸せにする」を加速させるメディアです。

エンジニアにとって学習を続けることは非常に重要だ。常に自分のスキル向上を意識して勉強・学習を続けていかなければ、技術の進歩に置いていかれてしまうことになりかねない。

そんな最新技術の知識やスキルを如何に早く、効率良く身に付けるかは大きな課題だが、その課題をオンライン学習によって解決できるサービスの1つに「Udemy」がある。

Udemyとは

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Udemyは、「Improving Lives Through Learning(学びで人生をもっと豊かに)」を事業コンセプトとして掲げる米国法人Udemy,Inc.が運営する世界3,000万人以上が利用するオンライン学習プラットフォームだ。
Udemyは、C to C(Consumer to Consumer)プラットフォームで世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげる。
最新のIT技術からビジネス、趣味まで幅広い領域の学びをオンラインで学ぶことができ、世界で約10万コース、42,000名の講師が登録しています。隙間時間にPC・スマートフォンなど好きなデバイスからのアクセスが可能で、学習期限はないため、必要な時に必要なだけ学習を進められる。

今回はそんなUdemyを通した学習でスキルアップ・キャリアアップを果たし、年収を2年で2.5倍まで伸ばしたユーザーがいると聞き、Udemyがどのようにプログラミング学習に有効かインタビューしてみた。

学習の際にQiitaも併用して効率アップを図っていたようで、そのあたりの学習のコツも伺うことができたので、是非参考にしてほしい。

ユーザープロフィール

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黒澤俊文 Toshifumi Kurosawa
都内ベンチャー企業・エンジニア
北海道の帯広出身で、30代後半。
大学時代にプログラミングでつまずいたため、20代はプログラマーの仕事を避けていたが、30代になってiOSに興味を持ちプログラマーになろうと決意する。
Udemyと出会って猛勉強してスキルアップを実現して上京し、JapanTaxiにジョインして理想的なキャリアアップがスタートする。
本格的にiOS・Railsのプログラマ活動すると同時に、人工知能・ブロックチェーン等の最新技術学習も開始。
2018年夏にJapanTaxiを退職後、都内のベンチャー中のベンチャー企業にジョインし、ブロックチェーンと人工知能の研究開発を始める。
Udemyを技術習得の核して、積極的に仕事で使っていくUdemy駆動開発(UDD)を提案し推進中。

インタビュアープロフィール

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荻原一平 Ippei OgiwaraIncrements
インフラエンジニア
Incrementsにて企業さま向けのサービスQiita:Teamの開発や、インフラを担当。もともとはWebサービスやゲームのネットワークのサービスを開発しており、クラウドの技術サポートなどエンジニアとして幅広い経験を持つ。

楽しみながら体系的な学習ができるUdemy

荻原:本日はよろしくお願い致します。早速ですが、Udemyで学習を始めたきっかけからお話を聞かせてください。

黒澤:はい。Udemyとはプログラマーになろうと決意してから2年余りして、当時勤めていた会社でiOSのプロジェクトにジョインしたときに出会いました。UdemyのiOSアプリ開発講座を受講したことがきっかけでプロジェクトがうまく回るという経験をしてからは、プロジェクトが変わるたびにUdemyから講座を受講して、仕事に活かすということをしてきました。

荻原:なるほど、Udemyと出会う前は参考書などを見ながら勉強されてたんですか?

黒澤:はい、当時PHPをやっていたんですが、勉強しようと思っても参考書を見るだけで眠くなりまして……。本当にPHPを書いているときの眠気がすごくつらくて(笑)。でもUdemyは動画の講座なので、映画を見ているイメージで勉強することができました。

荻原:確かに、私も以前Reactを触る機会がありまして、いろいろ調べてチュートリアルとかを読んで試してみたけれど、なんだかしっくりこないということがあって。そんな中、UdemyのReactの講座を見て「あぁ、なるほど」って思うことができましたね。

黒澤:私も同じ経験をしたことがあります。iOSでMVVM構成にする必要があって、その際にReact、Reduxがすごく参考になるのではないかと思って参考書を見ていても、どういうメリットがある何のための情報なのか、という部分が参考書だけでは引き出せなかったりしますよね。

荻原:「次のようにコードを書いてください」って書いてあってなんとなく使ってみるものの、肝心な「なぜ使うのか」がすっきりしないままでモヤモヤが残るんですが、Udemyだとその「なぜ」の部分を体系的に教えてくれる感じがするのですごく良いですよね。「なるほど、そういう意味か!」とスッキリしました。

プレビューと倍速機能で掴む全体像とゴール

黒澤:体系的に学べるというのはUdemyの最高に良いところですね。その理由の1つは、講座を購入する前に無料でプレビューを見られることで、購入を検討している講座のゴールを最初に理解することができるんです。

荻原:何のためにやるのか、という目的が最初にわかると。

黒澤:そうです。「何のために、何の技術をこの講座で勉強するのか」を理解できるので、それを意識しながら学習することで体系的な学びに繋がりやすいんです。また、自分の習熟度に合わせて講座を選ぶこともできるので、初心者にも易しいと思います。

荻原:なるほど。今のプログラムって、ある程度触ったら動いてしまうじゃないですか。「なんか動いてるからいいかな」みたいな感じで(笑)。技術を体系的に理解して使っていない方も、結構いらっしゃるかもしれないですね。

黒澤:そうですね。人間って、学んでいくときに体系的に学んでいくか、積み重ねで学んでいくかのどちらからしいんですが、僕の場合は、積み重ね型の学習だとゴールが見えなくて。「何のためか」を意識して体系的に理解していないと、本当の意味で実務に活かすことが難しいと思っています。

荻原:なるほど。体系的に学ぶうえで、他にUdemyでおすすめな機能はありますか?

黒澤:はい。全体像を掴むのに大変有効なUdemyの機能に倍速再生があります。
おすすめの視聴方法としては、1回目はとにかく観る、2回目見直すときにコードにコメント文を振り丁寧に理解するという方法です。倍速だと1回目の視聴で「この技術の肝はここだ」という要点に行きつくのが早いので、モチベーションがキープできるんです。

おすすめ講座はRails・Git・機械学習

荻原:実際にUdemyでどのような講座を受けられたんですか?

黒澤:最初はiOSのプロジェクトを担当したので、iOSのサンプルを探す目的で見ていました。「これは明日からの業務に役立つかも」と思い購入して。次に、PHPサーバーを自作することになったのでPHPの講座も買いました。のちに機械学習系と、実際に業務で使っているRailsの講座も購入して、暗記するくらい何度も見ていましたね。

荻原:かなり幅広いですね。

黒澤:実際に、友人にもRailsとGitの講座を教えて「これ絶対買ったほうがいいよ」って勧めて役立ててもらっています。あとは勉強会で紹介する機会も多いですね。最近は特に機械学習系の講座がUdemyでも増えているので、勉強会で紹介するとやっぱりウケがいいです。

 

 

黒澤さんおすすめ講座例

キャリアアップ時にも評価された継続学習と振り返りの姿勢

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荻原:Udemyの講座は、生活の中のどのようなタイミングで学習されていましたか?

黒澤:通勤中などの隙間時間を使って学ぶ人もいると思いますが、札幌にいたときは徒歩通勤だったので、仕事は早めに切り上げられるように努力して、帰宅後に時間をしっかりとって学ぶようにしました。

黒澤:実は転職できたのも「お前、気持ち悪いくらい勉強するな」って評価していただけたみたいで(一同笑)。Udemyで学んできた実績やスキルはもちろん、学ぶことへの姿勢も評価してもらえて嬉しかったです。

荻原:確かにエンジニアというもの自体が学び続けていないと、どんどん新しいものが出てきて置いていかれてしまう仕事なので、継続的に学ぶ姿勢はとても大事だなと思います。私も防水のタブレットを使ってお風呂で講座を見たり、通勤のときに見たりしていますね。

荻原:黒澤さんはUdemyでの勉強にかなり時間とお金をかけていたようですが、その成果というかリターンは得られていると感じますか?

黒澤:はい、そう思いますね。札幌時代から年収も2.5倍になっているので。年収が200~300万は上がっているわけで、実際に計算はしていませんが、Udemyの受講費からしてとんでもないリターンを得られているはずです。

荻原:振り返ると、そのリターンを得られたポイントになったことって何でしたか?

黒澤:先に申し上げた体系的な理解を意識することももちろんですが、しっかり学習の軌跡を記録して振り返ることも重要ですね。ただ見るだけではダメだと思います。あと、学習方法を自分でどう工夫するかも大事です。僕は積み重ね型の勉強方法は向いていなかったので学習方法を切り替えましたが、どれがフィットするか個人差があるので、最適な学習方法を見つける工夫が必要だと思います。

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Qiitaとの併用で学習を更に効率良く

荻原:見るだけじゃなく、手を動かしてメモを書いて、というのが大事かなと私も思ったんですが、そのメモはQiitaに残していってらっしゃるんですか?

黒澤:そうですね。Udemyよりも前からQiitaは使っていて、タイトルを暗記しちゃうくらい新着記事に目を通したり、積極的にコメントをしたりしていました。その中で自分が学習した内容を整理して残しておく場所として最適だと気付いたので、今ではUdemyで学習するときは常にQiitaも開くようにしています。

荻原:実際にQiitaを使いながらUdemyでどのように学習されているか、教えて頂いてもいいですか?

限定共有投稿をメモ代わりにして自分用の参考書のようにまとめる

黒澤: 一番わかりやすいのは限定共有投稿ですね。Qiitaはマークダウンに対応していて簡単に見出しを作ることができるので、限定共有投稿の中で見出しを階層的に整理しています。
「テーブルビューの汎用的な書き方(テンプレート)」「Swiftの標準ライブラリとして定義されてるメソッドの中身」、「ライブラリを使った場合」みたいな感じにまとめたりしています。

限定共有投稿を整理して公開した例

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http://qiita.com/kurosawa_kuro/items/0ce9144a0b4bbb97a13a

黒澤:限定共有投稿は“常に見返すもの”という前提で作っていて、まずはUdemyの講座を見ながら使えそうなコードとかソースとかをとにかくストックするようにしています。で、見返すときに見出しを入れたりコピペしておいたコードに一行一行コメントを入れたりして整理していっています。

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荻原:なるほど。学習用のWebアプリケーションとしてQiitaの限定共有投稿を利用しているイメージに近いですよね。

黒澤:そうですね。Udemyの講座って、無駄な部分を削ぎ落として重要なポイントだけを書いてくれているので、それを限定共有投稿に残すことによって、最低限のベースの知識をまとめた自分専用の参考書になるんです。

UdemyとQiitaの活用法イメージ

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自分用の参考書のつもりが人に喜ばれるように

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黒澤:勉強会で、この限定共有投稿を共有すると喜んでもらえます。中には僕の公開中の記事を「見たことある」って声をかけてくださる方もいて、それがすごく嬉しくてモチベーションに繋がりますね。

黒澤:あと、僕が主催する勉強会とかにプログラマーじゃない方も参加されるので、そこではMarkdownの手法を教えることができるんですね。そうするとHTMLより先に簡単なMarkdownから編集機能を覚えて表現力になるし、見返す力がつくんですね、自分のコードを。作っただけで動いて終わりって失敗も沢山しているので、それを防止するイメージです。

荻原:Qiitaとしても限定共有投稿に留めずに、説明も付け加えて是非公開してもらえると嬉しいです。スニペット的に非常に役に立つなと思うので。

見返すことで学習の質が上がる

荻原:QiitaとUdemyを併用することによって学習の質が変わったとか、何か実感されたことはありますか?

黒澤:一番は僕が大切にしている「ノートを体系化する」「参考書としてまとめる」ってことがやりやすくなることですね。
大きなトピックの中で何か1つ分からないところがあった場合、そこだけを勉強してわかったつもりになっても1週間後には忘れてしまうんですよ。
それが、Railsにしろ他のいろんな技術にしろ、「何のために勉強したか」と紐づいてないと定着しないと思うんです。バラバラにメモした内容をQiitaでまとめていくことで、内容と目的が整理されて紐づけが強くなり、後から参照するときも何のためにメモしたのかを思い出しやすくなりましたね。

初心者プログラマーの支援が今後のライフワーク

荻原:話は変わりますが、黒澤さんは今後ご自身のキャリアについてどのように考えていますか?

黒澤:まず、キャリアの前にライフワークが1つありまして。僕はもともと20代の頃はプログラマーではなかったのですが、自分が30代を過ぎてからプログラマーになることができたという経験から、同じようにプログラマーを目指す30代の方々の手助けをしたいと考えています。

荻原:プログラマーではない人がプログラミングを始めたい、という場合にもUdemyはおすすめできますか?

黒澤:一番おすすめですね。あと、昔の僕みたいな地方に住んでいる人にもおすすめできます。エンジニアの勉強の機会ってリアルの勉強会が多いんですが、正直地方ではあまり開催されていません。どこにいてもUdemyで高度な講座を受講できるというのは、すごいメリットだと思います。

常に学習する姿勢は忘れずに

荻原:最後に、 読者へのメッセージを頂いてもよろしいでしょうか?

黒澤:そうですね、やっぱり僕が体現した20代の若手じゃなくてもプログラミングを仕事にできるんだよっていうことを、社会に示したいと思っていて、

荻原:「プログラマー35歳定年説」みたいなものはないということを……。

黒澤:それを変えていきたいですね、やっぱり。20代の若手はもちろんですが、気持ちとしては30代を応援するための発信は常に行っていきたいな、と思っています。

荻原:確かに、始めたのが遅いとか早いとか関係なく、どんどんプログラマーを志す人が増えてくれたらいいなって、私も思います。

黒澤:そうですね。プログラミングは年代に関係なく、自分の力で道を開いていける分野だと思うので、常に勉強する姿勢を忘れずにどんどんスキルアップ、キャリアアップする人が増えたらいいなと思います。

荻原:本日はありがとうございました。

記事制作: Increments株式会社

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