【ワーママ向け】未経験からITやWEB業界に転職するために必要な資格とは?

【ワーママ向け】未経験からITやWEB業界に転職するために必要な資格とは?

働き方の多様化が進み、在宅勤務可の求人が増加している昨今。子育てと仕事の両立に悩むワーキングマザー(以下ワーママ)にとって、時間を有効活用できる在宅勤務は理想的といえます。しかし、在宅勤務ができる仕事はITやWEB業界のものが多く、未経験の人からするとハードルが高く感じられるかもしれません。また、「転職するために何か資格は必要?」「持っていると有利な資格はあるの?」など、不安や疑問も尽きないでしょう。

そこで、今回はワーママ専門のキャリアコンサルタントにインタビューを行い、未経験からITやWEB業界へ転職するにあたって知っておきたい「資格」について教えてもらいました。忙しいワーママにおすすめの、効率的に資格勉強ができるUdemyの動画講座も同時にご紹介。自身のキャリアパスに見合った講座を見つけて、学習を進めましょう!

お話を聞いたキャリアコンサルタント

株式会社mog
ママリブラ事業責任者/国家資格キャリアコンサルタント
鈴木伸太朗さん

新卒で株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)に入社。法人営業を経験後、キャリアアドバイザーとして従事。2019年4月、株式会社mog(ママ、お仕事がんばって!)を立ち上げ、法人営業とともに個人のキャリア相談を担当するキャリアアドバイザーも兼務。以来、約1,500人のワーママのキャリア相談を実施。

ITやWEB業界に転職するために資格は必要?

ーーITやWEB業界へのキャリアチェンジや転職において、資格は必要ですか?

資格は専門的なスキルや知識の証明として強みになりえます。現在、多くの日本企業が「メンバーシップ型雇用」(業務内容や勤務地を限定しない総合職的な雇用)から「ジョブ型雇用」(職務内容を明確に定義した雇用)へ移行していることから、企業側が求めているジョブにフィットするスキルを身につけることが重要です。資格は自身の強みとしてアピールできるだけではなく、応募者数が多い求人では書類選考上で他の候補者と並んだ時に有利に働く場合もあるでしょう。

ーー未経験でも資格を取得するだけでアピールポイントになるのでしょうか?

資格を取得するだけではなく、実務に活かすことでより注目されるアピールポイントになることがあります。資格を取得していれば、「ココナラ」などのCtoCマッチングサイトで仕事を受ける場合、採用される可能性が高くなり、実績を作りやすくなることも。業界未経験の方でも、資格を活かしてITやWEB業界の仕事をしたことがあるという実績は、独自のアピールポイントとなりえますよ。「お仕事としてチャレンジするのが不安」という方は、弊社のサービス「ママボラン」を使えば、スタートアップやソーシャルベンチャー、NPO法人などでボランティアをすることも可能です。

ITやWEB業界への転職に役立つ資格3選+α

ーーITやWEB業界の転職に役立つ資格には何がありますか?

今回は3つご紹介したいと思います。

WordやExcelの基礎力を証明するMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

マイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明する「MOS」は、初心者でも挑戦しやすい資格です。事務職では基本となるスキルであり、Wordでの文書作成や、Excelでの表計算など、パソコンを使った作業の経験が少ない人は実務でも役立つ内容を学べます。業務効率化に貢献しうる人材だとアピールできる、汎用性の高い資格といえるでしょう。 MOSの資格勉強ではマイクロソフトオフィス製品の機能を幅広く学べますが、まずは実際に業務で使う機会が多いスキルに絞って学びたい人は、下記の記事も参考にしてみてください。

【ワーママ向け】未経験からでも在宅勤務ができる仕事を目指すために必要なPCスキルとは?

 

UdemyでMOSの試験対策をするならこちら!

【資格試験365&20193科目対応】すぐ使える社会人基礎力としてのWord,Excel,PowerPoint

MOSはAssociate(一般)レベルとExpert(上級)レベルの2段階あり、この講座はAssociate(一般レベル)の受験者が対象。Office製品の使い方を体系的に学べ、1動画1〜3分のためスキマ時間を有効活用できます。

【最新365&2019】Excel基礎力強化ドリル(MOS試験一般レベル対応)

MOS合格レベルのスキルを身につけることを目的に、Excelの実践問題を全50問収録した講座。基本的な操作説明を最小限に抑え、手を動かして学習できるのが特徴です。

▼VBAを学んでさらなる業務効率化スキルを手に入れよう!

 

ITやWEB業界の専門用語、経営知識も身につくITパスポート

未経験でもITやWEB業界の基礎知識が身についていることをアピールしたいなら、ITパスポートという国家資格もあります。ITに関する基礎的な知識の他、経営やビジネスの仕組み、専門用語、プロジェクトマネジメントなど幅広い分野の知識が学べるのが特徴です。ITやWEB業界未経験の場合、カタカナや英語の多い専門用語に慣れるまで苦労したという話を転職者から聞くことも。事前に学んでおけば、スムーズにITやWEB業界の文化に馴染んでいけるでしょう。

 

UdemyでITパスポートの試験対策をするならこちら!

ITパスポート最速合格コース ~効率的な学習で0から合格まで~

単語の丸暗記といった試験対策ではなく、基本から理解できる講座。この講座では試験合格を最短で達成するために、解説と演習を交互に繰り返し、効率的に学習を進めます。

【ITパスポート試験】4年連続売上No.1『ITパスポート絶対合格の教科書』著者による「絶対合格のコース」新規開講!

2022年12月に新規開講した新コース。ITやWEB業界の知識がまったくない人でも6割以上の得点を獲得することを目的に、頻出問題に的を絞って徹底解説した講座です。

英語のコミュニケーション能力を測定するTOEIC(トーイック)

英語能力を測る資格のTOEICは、すでにお持ちの方もいるかもしれません。業種を問わず評価されやすい資格で、企業によっては優遇されるケースも。企業側の目を引くには700点前後以上、「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」と評価されるレベルが必要だといわれています。現段階で中学レベルの英語ができる方は、継続的な学習をすれば700点の道も遠くないはず。ご自身の英語スキルを考慮しつつ、挑戦を検討してみてはいかがでしょう。

 

UdemyでTOEICの試験対策をするならこちら!

【TOEIC(R) L&R 730点突破】 解き方総まとめ&徹底復習講座【英語試験】

TOEICの試験は基礎的な英語力だけでなく、独特の問題形式に慣れて戦略的な解き方を知ることが重要です。この講座では730点突破を目指し、各パートの攻略法や勉強法を解説します。

▼自信のない人はまずここから!

簿記の資格が役に立つシーンとは?

ちなみに、事務職といえば簿記の資格が役に立つと思われがちですが、実務未経験の場合は面接の評価には関係しないことがほとんどです。しかし、会社のお金の流れを知るという意味では身につけておいて損はないでしょう。

また、将来は経理や財務の仕事に就きたいという人や、個人事業主として独立したい人の場合は、簿記会計の基礎知識を勉強する必要があります。まずは自分が何を実現したいのか、キャリアパスを明確にすることが大切です。

 

Udemyで簿記を学びたいならこちら!

【超・初心者向け】いちばんわかりやすい簿記の基本

ビジネスパーソンとして身につけておきたい簿記の基礎を学ぶことを目的とした講座。実務で利用頻度の高いテーマに絞ることで、簿記の基礎を最短で身につけられます。

【2022年度改定】スキマ時間でビジュアル簿記3級~予備校講師によるビジュアル動画レクチャー

日商簿記検定3級合格に必要なレベルの知識を14日間で身につけられます。試験に挑む人はもちろん、ビジネスシーンで必要な簿記知識を身につけたい人や、自ら記帳する必要がある個人事業主にもおすすめ!

▼2級を目指すならこちら!

 

インプットとアウトプットで実用的なスキルを獲得

ーー転職に向けてスキルを身につけるにあたり、Udemyの動画講座の活用方法を教えてください。

やみくもに資格の勉強をせず、自分がどのような業界や職種で働きたいのかを考えてください。今の自分の軸や大事にしたいこと、好きなこと、できることを言語化することが大切です目標や必要なスキルが明確になったところで、自分のレベルや取得すべき資格に合った動画講座にチャレンジしてみましょう。

このとき、講座の内容をただインプットするだけでなく、アウトプットも同時に進めることが重要です。前述でお伝えしたような、C to Cマッチングサイトなどの利用やボランティア、キャリアアップ研修などを活用してください。

たまに「自分にはスキルがない」とご相談を受けることがありますが、スキルを持っていない人はいません。コミュニケーションが得意、気遣いができるといった人間性を形づくる「ヒューマンスキル」や、数字管理やマネジメントといった、業種を問わず活用可能な「ポータブルスキル」を持っているはず。これらのスキルはどんな業界でも仕事に活かせるスキルの一つです。キャリアチェンジの幅を狭めないよう、まずは自分のスキルを棚卸しして、将来のキャリアパスを考えるために活かしていきましょう。

 

まとめ:資格は取得するだけでなく、活用するのが大切

働きながらの資格取得は簡単ではありません。だからこそ、自分の理想とする働き方や希望の職種を明確にすることが大切です。各転職サイトではキャリアアドバイザーに相談できるサービスを行っている会社も少なくありません。まずは転職のプロに相談し、自分のスキルを棚卸ししてみてはいかがでしょう。

今回は【資格編】と題し、実際に転職をする上で有利になる資格について教えていただきました。記事内で紹介しているUdemyの動画講座は、誰でも手軽にご視聴いただけます。ぜひ資格取得に活用できそうな講座を見つけて、将来の転職やキャリアアップにつなげてください。

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Udemyとは
Udemyは、米国法人Udemy, Inc.が運営する世界5,900万人以上が学ぶオンライン学習プラットフォームで、世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげています。また、法人向けの「Udemy Business」は、Udemyで公開されている世界20万以上の講座の中から、日本の利用者向けに厳選した日本語及び英語約9,500講座を、サブスクリプション(定額制)で利用することができるオンライン学習サービスです。(株)ベネッセコーポレーションは、一生涯の学びを通して社会と人々の人生が豊かになるよう、社会人の学びを支援しており、Udemy社とは日本における独占的業務提携を2015年より行っています。
(2023年2月時点)