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G検定(ジェネラリスト検定)とは?概要から試験対策まで

AI(人工知能)という言葉をよく目にするようになりました。最近ではGoogleが開発したAIが囲碁・将棋・チェスの3つを制覇したニュースも話題になりました。

AIはもはや一部のエンジニアや研究者のためだけの技術ではありません。IT企業で働く人だけでなく、文系出身の会社員や企業の経営層にとっても重要な技術であり、基本的な概念と知識は押さえておくべきだと言えます。

AIやディープラーニングの概要をつかみたい・学習したいという人にうってつけの資格がG検定(ジェネラリスト検定)です。ここではG検定の概要と試験対策について、詳しく解説していきます。

G検定(ジェネラリスト検定)とは?

G検定(ジェネラリスト検定)とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施している、ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを確認するための試験です。

G検定を受検し合格すると、JDLA(日本ディープラーニング協会)のロゴマークを貰うことができ、名刺などに使うことができます。

G検定(ジェネラリスト検定)はディープラーニングを事業活用するスキルを問うもの

まずはG検定の概要をご紹介します。

G検定は日本ディープラーニング協会によって、2017年12月に第1回目が実施されました。今から2年前に実際されたばかりの比較的新しい検定試験です。

G検定の「G」は「generalist」の「G」です。G検定におけるジェネラリストとは「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して事業応用する能力を持つ人材」と定義されています。

ディープラーニングとは、人間が自然に行うタスクをコンピューターに学習させる手法の一つです。日本語では深層学習と呼ばれます。

G検定は、勉強のモチベーションを確保したい人や、日頃からAIやディープラーニングに関わっている人が、自身の知識の腕試しとして受検するケースが多いようです。これまでの合格率は、6~7割前後です。

また、日本ディープラーニング協会ではG検定とは別に、E資格(エンジニア資格)も設けています。これはディープラーニングを実際に運用するエンジニア向けの資格です。受検資格として別途教育プログラムの受講が義務付けられており、G検定からのステップアップで受検する人が多いようです。こちらは、7割程度の受検者が合格しています。

G検定は、E試験とは異なりエンジニア向けではないので、複雑な数式などはあまり多く出題されません。しかしAIやディープラーニングに関する幅広い内容が出題されるため、しっかりとした対策が必要です。

G検定(ジェネラリスト検定)の実施概要は?

G検定は日本ディープラーニング協会が実施しています。実施概要は以下の通りです。

  • 受検資格:制限なし
  • 試験概要:120分、(前回は小問226問から構成される多肢選択式の知識問題)
  • 試験会場:オンライン実施(自宅受検)
  • 試験日:年2~3回、公式サイトより確認と予約が可能
  • 受検料:一般 12,960円(税込み) 学生 5,400円(税込み)
  • 合格ライン:非公開

自宅で受検できるため、インターネットやテキストを見ながら回答できます。しかし出題数が多いため、あらかじめ十分な試験対策をしなければ、時間内に全ての問題を回答することは難しいでしょう。

 

G検定(ジェネラリスト検定)の試験対策は?

G検定の具体的な試験対策を解説します。まず、出題内容からご紹介します。

試験対策

G検定の試験対策①出題内容

G検定の主な出題内容は以下の3つです。

  • AI(人工知能)にかかわる分野
  • 機械学習に関わる分野
  • ディープラーニングに関わる分野

この3つの分野に関して幅広い内容が出題されます。上記3つの分野は日々、目まぐるしく進化している分野であり知識のアップデートが必要不可欠です。そのため試験内容は回を重ねるたびに異なっています。

日本ディープラーニング協会のWebサイトに、G検定の「学習のシラバス」と「例題」が掲載されています。具体的な試験内容を把握するためにも、しっかりとチェックしましょう。

G検定の試験対策②テキストと推薦図書

G検定の試験対策として、日本ディープラーニング協会よる公式テキストと問題集、そして7冊の推薦図書が出版されています。

7冊の推薦図書はAIやディープラーニングに関して、それぞれの分野を深く解説している書籍です。

下記にまとめましたので、参考にしてみてください。

【公式テキスト】

公式テキストは幅広い内容を少しずつ扱っている内容です。

  • 深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
【問題集】
  • 徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集
【推薦図書】
  • AI白書2019
  • 人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
  • 深層学習 機械学習プロフェッショナルシリーズ
  • ディープラーニング活用の教科書
  • ビジネスパーソンのための人工知能入門
  • AIをビジネスに実装する方法
  • ロボット・AIと法

推薦図書の一つである「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」は入門書として比較的気軽に読める内容ですが、その他の本はボリュームも多く、特に初心者には難しい内容を扱っています。内容をしっかり理解するためには、十分な対策期間を設ける必要があるでしょう。

 

AI初心者におすすめの「G検定(ジェネラリスト検定)」勉強法

AI初心者がG検定に合格するためには、効率良く学習し、知識をしっかりと身に付けることが重要です。

まず出題内容をすべて把握するためには、公式テキストだけでは不十分です。推薦図書や最新の動向(論文など)を読み込む必要があります。

また問題集を繰り返し解くことで、短い試験時間内に、なるべく考え込まずに答えられるレベルになるまで理解して、出題のパターンに慣れておいた方がよいでしょう。

いきなり専門的な内容を理解できる自信がない場合は、AI・機械学習・ディープラーニングに関する基本的な知識を身に付けてから、公式テキストや推薦図書に進むのがおすすめです。初心者に向けてわかりやすく解説している啓蒙書なども販売されているので、まずはこれらからスタートしてもよいでしょう。

AIの最新知識はオンライン学習で深めよう

AIの最新知識を学ぶ方法として、オンライン学習を利用するのも、おすすめの方法です。

オンライン学習

特にG検定の合格を目指している初心者にとって、公式テキストや推薦図書だけでディープラーニングや機械学習の知識を身に付けるのは、とても困難です。そこでオンライン学習の出番です。これには3つのメリットがあります。

  • 随時情報がアップデートされるため、書籍よりも早いタイミングで新しい情報を入手できる
  • 理解が不足している部分だけ重点的に学べる
  • 仕事が忙しい社会人でもスキマ時間を活かして学べる

オンライン学習の形態によっては、直接講師に質問できるものもあり、いち早く最先端の情報を学べます。そのため、公式テキストや推薦図書の内容が難しいと思ったら、オンライン学習の利用を検討するのも良いでしょう。

 

G検定はディープラーニングに関する知識を保有しているかどうかの検定試験です。検定を受験し合格することで、AIに関する幅広い知識を身に付けることができ、業務でも様々な形で役に立てることができるでしょう。

G検定に興味を持ったら、ぜひ受験して合格を勝ち取ってください。

 

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