「今の仕事だけでは、将来が不安」
「会社で副業ができるようになったけど、何ができるのかわからない」
といった悩みを抱えているサラリーマンも少なくないのではないでしょうか?
「人生100年時代」や「働き方改革」などの環境変化から、これからの時代、サラリーマンも副業により新しいキャリアや収入を得ていくことが推奨される時代になっていきます。
この記事では現代における副業の必要性やおすすめの副業、副業を始める際の注意点などについてお話しします。
今の時代のサラリーマンには副業が必要?
副業は限られたサラリーマンだけのものではありません。
これからの時代においては、多くのサラリーマンにとって副業は必要な選択肢になってくると考えられています。
副業の重要性が高まっている背景について以下でお話しします。
副業の必要性①税額の増加
2020年東京オリンピックまでを目途に、相次ぐ増税が予定されています。2018年10月にタバコの増税が実施されたのは記憶に新しいところです。
(2019年4月現在)2019年10月には消費税率の10%への引き上げが予定されており、消費への影響が予想されています。2020年1月には所得税率の改定も行われる予定です。
副業によって収入を増加させる手段を持っておくことは、このような変化にも対応し、消費を抑制せずに今の生活水準を保つことにつながっていくでしょう。
副業の必要性②伸び続ける平均寿命
日本は世界でも有数の長寿国です。2017年に厚生労働省が発表した内容では、男性80.75歳、女性86.99歳の平均寿命に到達しています。
このまま記録が更新され続ければ、平均寿命100歳の時代も現実的にやってくるかもしれません。
平均寿命が延びることによってそれを支える財政は影響を受けます。
2016年度の老齢年金の受給者は約4,000万人、それを支える現役世代は約6,700万人(※)でした。しかし、平均寿命が延びていくことで受給者が増加し、年金を支える世代の負担も増加していくでしょう。
そのため、現在30歳で年金を支えている人たちが、将来年金を受給できる年を迎えるころには、老齢年金の支給額は今よりも下回ってしまうと予想されます。
このような背景があることから、定年後も自立して生活できるだけの収益を得続けられるように自ら収益を得る手段を持っておくことが必要と考えられます。
今から副業を始めることは、定年後のキャリアにも生きる術を身に付けることにもつながっていくでしょう。
※日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」より
副業の必要性③雇用体系の変化
かつては新卒で入社した会社に定年まで勤めるのが一般的でした。
また、年功序列の文化が強く、勤続年数に応じた収入の増加や出世が一般的でした。
現在は、人材の流動化、年功序列文化の衰退さらには、人工知能(AI)の進歩による自動化やクローバル化による外国人労働者の採用増加など、日本を取り巻く雇用環境が大きく変化しています。
そのため本業だけではなく、副業を通して新しい経験や人脈、技術を得ておくことは、自身の人材としての価値を高めることにつながり、雇用環境が変化する将来を生き抜くための糧になっていくと考えられます。
サラリーマンの副業おすすめランキング
副業の必要性をご理解いただけたでしょうか?ここからは、サラリーマンの副業について、おすすめ順にランキング形式でご紹介します。
高度な知識やスキルがあまり必要がなく、取り組みやすいものをおすすめ上位に紹介しています。
副業を検討中の方は参考にしてください。
1位:ブログ記事ライティング・アフィリエイト
アフィリエイトはブログなどに記事を投稿し、広告収入を得る仕事です。パソコンがあれば空き時間に作業できます。
根気強くブログを継続し安定したアクセス数が維持できるようになれば、何もしなくても収入が得られるようになる可能性もあります。
2位:クラウドソーシング
クラウドソーシングは働きたい個人と人材を求めている企業や個人をマッチングするインターネット上のサービスです。得意分野を生かした仕事ができます。
軌道に乗れば、フリーランスとして活躍することも可能です。
3位:代行業
運転代行業、家事代行など現在はさまざまな代行業が存在しています。出勤日数や時間に自由が利くケースが多く、いずれも副業として人気です。
好きなことや得意分野の代行業を選ぶと、無理なく続けられます。
4位:Webデザイン
専門的な知識があれば、副業でWebデザインの仕事もできます。
高単価の仕事を効率的に進められれば、時給換算で5,000円程度※の収入も実現可能です。
※2019年4月時点の求人情報にて確認
5位:せどり・転売
品物を安く仕入れ、転売時の差額収入を得る方法です。主に、ゲームソフトやブランド品などが対象です。
個人間売買サイトやオークションサイトなどが活用されています。
初心者でも成功しやすい副業と考えられていますが商品が売れるまでは在庫になってしまうため、ある程度の収納スペースがあると良いでしょう。
【税金や会社規則など】副業をやる前に知っておきたいポイントを紹介
公務員の場合は国家公務員法103条・104条、地方公務員法38条によって副業が禁止されています。しかし、サラリーマンの場合、法律では副業に関して明文化されていません。裁判所は、会社の秩序を乱したり、提供すべき労務に支障が出たりする副業については、会社が就業規則等で禁止できると判断しています。
トラブルを避けるためには会社の規定をチェックし、会社から許可を取ったうえで副業を開始することが必須です。
なお、副業をした場合、本業の会社には本業と副業の住民税が合算された額が税務署から通知されるため、経理部で副業を把握することできます。
サラリーマンの副業に役立つおすすめスキルとは?
休日に自宅からできたり、手軽に始められたりする副業がおすすめです。副業に役立つおすすめのスキルを具体的にご紹介します。
プログラミング
IT業界の人手不足が問題になっている現在、プログラミングの知識がある人材が求められています。
専門性が高く習得には時間がかかりますが、将来性のある言語を勉強すれば長く活躍できるでしょう。
ライティング
コンテンツマーケティングが主流になっていることから、わかりやすい文章を量産できるスキルを持った人材が重宝されています。専門性が高い記事を書けるようになれば、高単価の仕事が獲得できるかもしれません。
翻訳
英日・日英の翻訳はクラウドソーシングのサイトで頻繁に受注できます。またニッチな言語を習得していれば、高単価で受注できるでしょう。
ご紹介した通り、本業だけで将来の安定が約束される時代ではありません。副業をあわせてこなし、生活を安定させましょう。
継続すれば、本業と同じく生活の柱になるほどの収入が得られるようになるかもしれません。
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