最近、Unityを使用したゲーム開発に興味を持つ人が増えてきましたが、
・そもそもUnityってどんなゲームエンジンなんだろう?
・Unityでどのようにゲームを作成するのかがわからない…。
という疑問を持っている方も少なくないでしょうか?
そこでこの記事では、
・Unityが初心者に選ばれる理由や特徴
・Unityを使用してのゲーム制作の基本的なステップ
について詳しく解説します。「ゲーム制作の第一歩」として、Unityの基本をしっかりと押さえ、ゲーム制作をスタートさせましょう。
INDEX
Unityとは?なぜ入門者向けと言われるのか
Unityは、様々なデバイスで遊べるコンピューターゲームを開発するための、ゲームエンジンの一つです。特に、スマホのソーシャルゲームや美しいグラフィックの3Dゲームを作成する際に使われています。Unityの特徴として、プログラミングの知識がなくてもゲーム制作が可能であることが挙げられます。
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Unityは、多くのゲームエンジンの中でも特に利用率が高く、ゲーム制作初心者からプロの開発者まで幅広く推奨されています。その背後には、いくつかの理由があります。
多くの有名ゲームがUnityで作られている
Unityで制作されたゲームの中には、世界的に有名な「Pokemon GO」や「Super Mario Run」などがあります。これらの成功は、Unityの柔軟性と高いパフォーマンスを証明しています。
さらに、全世界のモバイルゲームの多くはUnityによって作られているということも、Unityの人気と信頼性を示しているといえるでしょう。
無料で利用できるライセンスがある
Unityは3種類のライセンスを提供しており、その中の「Personal」ライセンスは無料で利用できます。無料提供の背景には、Unityの創業者たちの 「もっとオープンでみんなが使えるゲーム開発環境」を目指すというビジョンがあります。
様々な機種のゲームを作れる
Unityは、XboxやPS4といったゲーム機から、iPhoneやAndroidのスマホ、さらにはWebなど、20以上のプラットフォームに対応しています。マルチプラットフォーム対応により、開発者が幅広いデバイスでのゲーム制作を可能にしています。
アセット・ストアでゲーム作りの素材を入手できる
Unityのアセット・ストアでは、ゲーム制作に必要な背景、アニメーション、キャラクター、音楽などの素材を提供しています。アセット・ストアの素材は無料で提供されているものもあります。
アセットを利用することで、開発者は時間とコストを節約し、よりゲーム制作に集中することができます。
Unityをインストールして使える状態になるまで
Unityを活用する前提として、公式ウェブサイトからのダウンロードとインストールが必須です。ここからは、Unityのインストール方法をご紹介します。
Unityの公式ページを開き、ダウンロードセクションから最新版のUnity Installerを取得します。
取得したInstallerを実行し、画面の指示に沿ってインストールを進行します。利用規約を確認し、「同意する(Agree)」を選んでください。
これにより、Unity Hubのセットアップが開始されます。
セットアップ完了後、Unity Hubアプリが起動可能となります。Unity Hubアプリは、Unityの各プロジェクトやバージョンの管理を行うものです。初めての起動時には、アカウント情報の入力や基本設定が要求されるので、指示に従って進めてください。
その後、「Unityエディターのインストール」の画面が現れるので、Unity Hub内でUnityをセットアップすれば、環境は整います。
Unity Hub内の「新規プロジェクト」を選択することで、新しいゲームやアプリの制作を開始することができます。
以上が、Unityのインストール手順です。公式サイトには、さらに詳しいチュートリアルや使い方が掲載されているので、初めての方はそちらも参考にしてみてください。
【実践】Unityでゲームを作ろう!
Unityを学ぶ上で、実際にゲームを作成することは非常に有効です。特に初心者の方には、Unity公式が提供しているチュートリアル「玉転がし」をおすすめします。
「玉転がし」チュートリアルで学べる3つのこと
Unity初心者になぜ「玉転がし」のチュートリアルがおすすめなのか、その理由としては大きく分けて3つ挙げられます。
1.基本操作を習得できる
チュートリアルを通じて、Unityの基本的な操作やプロジェクトの保存方法など、ゲーム制作の基礎をしっかりと学ぶことができます。
2.実際のゲーム制作を体験できる
「玉転がし」はシンプルなゲームですが、その制作過程で地面や壁の設定といったUnityの基本的な使い方を自然と学べます。
3.視覚的に理解しながら取り組める
チュートリアルにはキャプチャ画像や動画が豊富に用意されており、見ながら学ぶことができます。特に初心者の方には、この視覚的な学びが理解を深めるのに役立つはずです。
Unityを始めたばかりの方や、これからゲーム制作を始めたいと考えている方は、ぜひこの「玉転がし」チュートリアルを試してみてください。
実際にゲームを作成することで、Unityの魅力や可能性を感じることができるでしょう。
Unityで細かい動きを表現するなら「C#」を使おう
Unityは、入門者向けのゲームエンジンとして知られていますが、ゲーム内での細かい動きや処理を実現するためには、プログラミング言語の知識が必要です。
Unityで使用できるプログラミング言語は
- JavaScript
- C#
- Boo
の3種類がありますが、実際に「Boo」を使用している人はほとんどおらず、「JavaScript」もWebで使用するJavaScriptとは仕様が異なる点に注意してください。その中で、「C#」はUnityでのゲーム開発において、最も一般的に使用される言語です。
以下の理由から、Unityでの細かい動きや処理を実現するためには「C#」が最も適しているといえます。
Unityとの親和性
「C#」はUnityの主要なプログラミング言語としてサポートされており、UnityのAPIや機能を最大限に活用することができます。
学習リソースの豊富さ
「C#」に関する学習リソースやチュートリアルが豊富に存在しており、初心者でもスムーズに学習を進めることができます。
柔軟性と拡張性
「C#」はオブジェクト指向プログラミング言語であり、再利用性や拡張性が高いため、大規模なゲーム開発にも適しています。Unityでのゲーム開発を始める際は、スクリプトを新規作成し、プログラミング言語を選択する際に「C#」を選択します。
その後、テキストエディタでコードを記述しているのが一般的なやり方です。初心者の方は、ネット上のオンライン学習サイトやチュートリアルを活用して、「C#」の基礎を学ぶことをおすすめします。
まとめ
Unityは、無料で始められコードを記述する必要がないため、初心者の入門ツールとして最適です。また、ゲームに使用するさまざまな素材を、アセットストアで入手できることも人気の理由です。「C#」を使用する事で、よりハイクオリティなゲームを開発することが可能になります。
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コメント: 初心者ですがとても分かりやすくとても勉強になりました。他の講座も受講します
評価:★★★★★
コメント: 初めてUnityの勉強をするために購入しました。プログラムを書くのも未経験だったのですが、C#の基礎から教えていただき、大変わかりやすかったです。
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