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MOS(Microsoft Office Specialist:モス)資格の難易度は?取得するメリットや受験方法についても解説!

パソコンのスキル熟練度を測る資格として人気のMOS。しかし、実際に受験したことのない方の中には、難易度や受験方法が分からず、不安という方もいらっしゃるでしょう。今回は、MOS資格の難易度や、取得するメリット、科目別の出題内容などをご紹介します。

そもそもMOS資格とは?難易度・メリット・種類を解説!

MOSとは、「Microsoft Office Specialist/マイクロソフトオフィススペシャリスト」の略称で、「モス」と読みます。マイクロソフト社が提供するWordやExcelなど、マイクロソフトのソフトウェア(以下、オフィス製品)を扱うスキルを客観的に証明できる資格です。

公式サイトによると、2020年12月末時点で、MOSの累計受験者数は450万人を突破し、世界約200ヶ国で同じ基準で実施されています。国内だけでなく、国際的にも自らのPCスキルを証明できる指標として認知されています。

受験方法は、問題用紙やマークシートを使用しないコンピューターでの試験(CBT)です。オフィス製品の種類やバージョン・難易度などにより、23種類の科目に分かれています。いずれも試験時間は50分で、受験料は1万円程度です。また、学生割引が設けられており、学生の場合は、全科目が一般価格より2,000円引きで受験できます。

MOSの試験はCBT

MOSを取得するメリットは?難易度が低いって本当?

MOSを取得するメリットには、以下のような点が挙げられます。

  • 有名かつ、マイクロソフト社公式の資格であるため履歴書に記載できる
  • 試験勉強をする過程で実用的なPCスキルが身につく
  • 自分のPCスキルを客観的に判定できる
  • 就職や転職の際にアピールポイントにできる可能性がある
  • スキルを実務に活かすことで上司や同僚から仕事面での信頼感が高まる
  • 複数科目の合格を同時に目指すので、取得後には大きな達成感が得られる

MOSの難易度は必ずしも高いわけではありませんが、受験しなくてもオフィス製品を扱うスキルは身につきます。MOSは基本的なソフトの運用能力を試すものであり、そのスキルを証明できるものであることを念頭に置き、受験を検討してみてはいかがでしょうか。

MOS資格の種類は?

MOS資格である「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」には、アソシエイト、エキスパート、マスターの3種類があります。また、オフィス製品のバージョンや合格科目によって認定される称号が異なります。

MOS Associate
(アソシエイト)
MOS 365&2019バージョンの資格です。一般レベル科目から3科目を選択し取得することで認定されます。
MOS Expert
(エキスパート)
MOS 365&2019バージョンの資格です。上級レベル科目から2科目を選択し取得することで認定されます。なお、エキスパートの認定はアソシエイト取得が前提です。
MOS Master
(マスター)
MOS 2016およびMOS 2013の資格です。2016の場合には必須3科目+選択1科目の取得で認定されます。2013には3つのコースが用意されており、いずれかを取得することで認定されます。

 

MOSの受験科目は?資格の種類と難易度も紹介!

MOSの受験科目は、以下の一覧表の通りです。

  MOS Associate MOS Expert MOS Master
Word Word 365&2019 Word 365&2019 Expert(上級) Word 2016 Expert
Word 2013
Word 2013エキスパート Part 1
Word 2013エキスパート Part 2
Excel Excel 365&2019 Excel 365&2019 Expert(上級) Excel 2016 Expert
Excel 2013
Excel 2013エキスパート Part 1
Excel 2013エキスパート Part 2
PowerPoint PowerPoint 365&2019 PowerPoint 2016
PowerPoint 2013
Access Access 365&2019 Expert Access 2016
Access 2013
Outlook Outlook 365&2019 Outlook 2016
Outlook 2013

 

バージョンは、受験者自身や職場で採用されているオフィス製品のものを受験するのがおすすめです。身につけたスキルを実践に生かしましょう。

MOSのアプリケーションごとの特徴

ここでは、各アプリケーションの違いを、簡単にご紹介します。

ビジネスシーンで多く利用されているのが、Word・Excel・PowerPointの3種類です。Wordは文書制作ソフト、Excelは表計算ソフト、PowerPointはプレゼンテーションソフトです。この3つの試験の受験者数は、他の科目と比べて多い傾向にあります。

Accessはデータベースソフトであり、顧客管理や商品管理などに使用されています。ただ、特殊なソフトのため、Accessのスキルを必要とされる業界は限定的です。

Outlookは、マイクロソフト社が提供するメールソフトです。ただし、メーラーとしてOutlookを利用している会社が少ないためか、受験者はほとんどいません。

MOSは、就職で目指す業種や、職場で使う頻度の高いアプリケーションの資格を受験することをおすすめします。

ただし、試験に合格することのみを目的にするのではなく、勉強した内容を応用して自分で使いこなせるようにならなければ、仕事に活かすことは難しいでしょう。

 

MOSの難易度を科目別に紹介!出題内容もチェック

MOSの試験では、自己流の操作ではなく、正しい手順でソフトを扱えることが問われます。「ただ使える」だけではなく、「正しく使える」レベルというのが、MOS試験に合格するレベルだと考えましょう。

受験勉強には、ネットなどの動画を使って実際にソフトを使用するシーンを見ながら勉強するのがおすすめです。また、自分でもソフトを使ってみること、問題集を繰り返し解くことも大切でしょう。

MOSの具体的な勉強方法については、「MOS資格試験に独学で合格するには?試験日や勉強方法を解説!」で詳しく解説しています。

ここからは、MOSの難易度や出題内容を、科目別にご紹介します。

各科目の難易度

各科目の難易度を図るためには、出題範囲について把握しておくことが大切です。こちらでは例として、2019年度版のMOS 365&2019を見ていきましょう。

MOSの難易度は
  • Word

アソシエイトレベルは文書管理や書式設定、表・リスト・グラフィック要素の作成・挿入・管理が主な出題範囲です。基本的な操作となるので、Wordにある程度、慣れ親しんだ方であれば問題ありません。一方、参考資料の作成・管理(脚注や目次など)、文書の共同作業管理(コメントや変更履歴など)については、基礎から学ぶ必要があるかもしれません。

エキスパートレベルになると、より高度な機能を使いこなすスキルが必要になります。作業を効率的に進めるためのオプション設定や編集機能、書式設定、ユーザー設定に加え、マクロや差し込み印刷、フォーム・フィールド・コントロール管理といった見慣れない機能についても学習が必要です。

  • Excel

アソシエイトレベルでは、ブック、ワークシート、セルなどの見た目にかかわる管理やデータの扱い方といったExcelの基本操作部分が主な出題範囲になります。難易度が高い部分としては数式や関数の実行、グラフの管理があります。業務でExcelを使っている方でも意外に忘れているような問題が出る可能性もあるため、予習・復習を心がけましょう。

一方、エキスパートレベルになると難易度は格段に上がります。関数については倫理演算やデータ検索などが出題範囲に加わるほか、日付や時刻なども扱う必要があります。また、データ分析や簡単なマクロの作成・変更のスキルも必要です。そのほか、ピボットテーブル・グラフに関する出題も加わります。

  • PowerPoint

PowerPoint 365&2019の主な出題範囲は、プレゼンテーション・スライドの管理、テキスト・図形・画像・表・グラフ等の挿入・設定、画面切り替え、アニメーションの適用です。WordやExcelの操作と似た部分もありますが、PowerPointに触れてこなかった方は苦戦するかもしれません。難易度自体は高くないので、じっくりと学習を進めましょう。

  • Access

Accessはデータベース管理をExcelライクに行えるオフィス製品です。そのため、Excelの知識が大いに役立ちます。ただし、データベース特有のテーブルやフィールド、クエリといった概念への理解や扱い方に戸惑う方も多いはずです。日常的に使っていないケースも多いので、MOSのなかでは比較的難易度の高い試験と言えるでしょう。

  • Outlook

メーラーとしての環境・メッセージ管理に加えて、スケジューラー機能やタスク機能、連絡先管理が主な出題範囲です。内容としてはそこまで難しくないので、Outlookをメーラーとして利用してきた方にはおすすめです。こちらの試験については2021年3月時点で開始時期が未定となっていますので、受験を検討されている方はご注意ください。

バージョンごとの難易度

MOS 2013は成果物完成型と呼ばれる問題形式が採用されています。これは、はじめにひとつのファイルを作成し、設問を進めながら最終的にひとつの成果物(ファイル)を作り上げるといった形式です。

一方、MOS2016および365&2019はマルチプロジェクト形式が採られています。これは、設問ごとにファイルを作成し、小問で指示された操作を行って行くというもの。成果物完成型に比べると、最終的には複数のファイルができあがります。

成果物完成型は序盤でつまずくと次の問題に進めません。また、解答となる操作を誤ると、次の問題にも影響があります。マルチプロジェクト形式の場合は分からない問題があっても、新たなファイルを作って次に進めます。その意味で、MOS 2013よりもMOS2016および365&2019のほうが出題形式としての難易度は低いと言えます。

 

【MOS難易度】他のパソコン検定と比べて難しい?簡単?

MOS以外にも、パソコンのスキルを証明する資格はいくつかあります。MOSと、その他の資格の難易度を簡単に比較してみましょう。

MOSスキルのレベルアップ

・P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)

主に学生を対象に、「パソコンに関するスキルを広く浅く学ぶ」ことを目的として行われるのがP検です。P検は1級から5級まで存在し、5級は初学者レベルですが、1級となると高い知識を要求され、MOSより難しいと感じる人も増えるでしょう。

・日商PC検定試験

日商PC検定試験は、MOSと同様に、オフィス製品を使用してビジネス文書や資料の作成能力を測る試験です。主に、WordとExcelを使用して回答します。4段階の難易度があるものの、公式テキストが数多く出版されており、しっかりと準備すれば合格できる試験です。

・パソコン技能検定Ⅱ種試験

パソコン技能検定Ⅱ種試験では、WordとExcelを使用した文書作成や表計算スキルを測ります。こちらは1級から6級まであり、1級と2級がビジネス向けです。公式サイトから参考書及び問題集が購入できます。

・ITパスポート

パソコンだけでなくIT全般に関する知識を取得しているかが問われる試験です。出題範囲が広く、管理や経営に関するスキルも必要になるため、難易度は高いといえます。実務的な操作スキルだけでなく、パソコンの仕組みなどについての知識を得たい場合に、受験をおすすめします。

 

MOSは、パソコンに関する資格のなかでもっとも知名度が高く、受験者も多い試験です。Office製品は事務作業などを行う上で欠かせない存在となっているため、MOSを取得すれば就職や転職の際にもアピールできます。受験の際は、操作方法を効率的に学習し、合格を目指しましょう。

 

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