Gamma AIをプレゼン資料作成に使ってみたいものの、
・どのような機能があるか分からない…。
・具体的な使い方が知りたい…。
という方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、
・Gammaの主な特徴とできること
・無料でも使える料金プランとの違い
・実際の使い方や注意点
についてご紹介します。
AIツールを初めて使う方でも、この記事を読めば、Gamma AIの基本的な使い方について理解できます。
また、Udemyの講座を併用すれば、Gamma AIや他のツールを兼用してプレゼン資料を作成する詳しい方法が学べるでしょう。
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プレゼンテーション資料の作成AIツール「Gamma(ガンマ)AI」とは?
Gamma AIは、プレゼンテーション資料やWebサイト、SNS投稿などを簡単に作成するためのAIツールです。テキスト指示やファイル、参考URLを入力するだけで、自動的にスライドが生成されます。

出典:AIでプレゼンテーションやウェブサイトなどを瞬時に作成 | Gamma
Gamma AIで作成したスライド資料は、Microsoft PowerPointやGoogleスライドで扱えるファイル形式でエクスポートが可能です。また、ビジネスサイトやランディングページ、ポートフォリオサイトなどをコーディング不要で作成できます。
テンプレートが豊富で、高品質なコンテンツを簡単に作成できることもGamma AIの特徴です。プレゼン資料に掲載する画像などもAIで自動生成できます。Gamma AIで作ったコンテンツは共同編集ができるため、チームで作業する際にも便利です。
無料プランでは、スライド作成機能を10回まで利用できます。Gamma AIはブラウザ上で動作するため、誰でも簡単に始めることが可能です。
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Udemyで講座を探す >プレゼン資料を簡単に作成できる「Gamma AI」の機能・特徴
Gamma AIには、以下のような機能・特徴が備わっています。
ここでは、Gamma AIの機能と特徴について解説します。
約30種のテンプレートと豊富な編集機能
Gamma AIには、効率的なコンテンツ制作に役立つテンプレートが約30種類用意されています。スライド資料の目的に合わせてテンプレートを選ぶことが可能です。
編集機能も充実していて、テンプレートをもとに生成したスライド資料の文字数や文章レイアウトを調整したり、テキストや図表を追加したりできます。また、アプリやWebページ、問い合わせフォーム、ボタンなども追加できます。
UIが直感的に操作しやすいため、誰でも簡単にスライド資料を編集できることがGamma AIの特徴です。
PDFやWordファイルからのスライド自動生成
Gamma AIでは、文書ファイルやWebサイトの内容を取り込んで、自動的にスライドを構成することが可能です。文書ファイルやWebページのテキストなどをもとにスライドを作成することもできます。PDFやWordなどのファイルをアップロードするだけで、その内容をもとにスライドを自動生成できます。
スライド資料に文章を手動で入力する手間が省けるため、従来の資料作成ツールを使う場合と比べて効率的に作業を進められます。
スライドに最適化された画像の自動生成
スライド資料に挿入する画像をインターネット上から収集したり、自動で生成したりできることも、Gamma AIの特徴です。テンプレートのイメージや配色に合わせて、適切な画像が自動で作成されます。
ただし、インターネット上から画像を収集する方法では、著作権フリーではない画像が含まれる可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。権利上の問題がないかを確認して、スライド資料に画像を使用するかを判断しましょう。
リンク共有・多形式での入出力対応
Gamma AIでは、作成したスライドなどを他の人と共有するためのリンクを発行できます。スライド資料の共同作業もできるため、チームでスムーズに作業を進めることが可能です。
また、Gamma AIで作成したデータは、PDFやPowerPoint向けのファイル形式で出力できます。すでにあるスライド資料のデータをインポートして編集することも可能です。レイアウトやテーマを新たに指定したり、手動で調整したりすることで、スライド資料を編集できます。
日本語で利用可能
Gamma AIは、米国のスタートアップが開発した生成AIツールです。海外製の生成AIツールは英語での使用が前提となっているものもありますが、Gamma AIは日本語でのスライド作成にも対応しています。
日本語の文書ファイルを読み込み、日本語で書かれたプレゼンテーション資料を作成できることがGamma AIの特徴です。
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Gamma AIの料金プラン
Gamma AIには、機能や料金が異なる複数のプランがあります。2025年5月22日時点の各プランの内容は以下の通りです。
Free | Plus | Pro | |
料金 | 0円 | 月払い:1人あたり月額1,500円 年払い:1人あたり月額1,200円 | 月払い:1人あたり月額3,000円 年払い:1人あたり月額2,250円 |
AIクレジット | 400クレジットまで | 無制限 | 無制限 |
AI画像生成 | 基本的な画像生成 | 高度な画像生成 | プレミアム画像生成 |
カードの生成 | 最大10枚 | 最大20枚 | 最大60枚 |
AIトークン入力 | 20,000トークン | 50,000トークン | 100,000トークン |
主な機能 |
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出典元:プランと料金 | Gamma
Freeプランは、Gamma AIの基本機能を無料で試せるプランです。アカウント作成時に400クレジットが発行され、スライド作成や画像生成、Webサイト作成ツールなどの機能を利用できます。その他、データのインポートやエクスポートも可能です。
Plusプランは、AI機能を無制限に使用できる有料プランです。Freeプランの全機能に加えて、高度なAI画像生成や、作成したデータから「Made with Gamma」のバッジを削除する機能などが使えます。また、優先サポートや新機能への早期アクセスなどの利用も可能です。
Proプランは、より高度なAI機能やカスタマイズ機能が使える有料プランです。Plusプランの全機能に加えて、カスタムドメインやURL、パスワード保護などGamma AIをより柔軟に活用するための機能が備わっています。
【Gamma AIの始め方】アカウントを作成しよう
Gamma AIの使用を開始するには、まずアカウントを作成します。手順は以下の通りです。
1.公式サイトにアクセスし、「無料で始める」をクリック
まずはGamma AIの公式Webページにアクセスし、「無料で始める」をクリックします。

2.Googleアカウントまたはメールで登録
自分のGoogleアカウントを持っている場合は「Googleで続行」をクリックしましょう。メールアドレスで登録する場合は、「メールアドレス」の欄にメールアドレスを入力し、「メールで続行」をクリックします。

3.メールの確認リンクをクリック
入力したアドレス宛に届くメールの本文から「メールアドレスの確認」をクリックします。

4.氏名とパスワードを入力
アカウントの作成画面で氏名(姓・名)とパスワードを入力し、「続ける」をクリックします。

5.初期設定(利用目的など)を回答して完了
ツールの使用目的など、画面に表示されるいくつかの質問に回答します。

以上の方法で入力を進め、次のような画像が表示されればGamma AIのアカウント作成は完了です。

【Gamma AIの使い方】プレゼン資料を作成しよう
Gamma AIでプレゼン資料を作成する際の流れは以下の通りです。
ここでは、Gamma AIでプレゼン資料を作成する方法について解説します。
プロンプトを入力してプレゼン資料を作成する
AIに指示するためのプロンプトを入力してプレゼン資料を作成する場合、スライドの新規作成画面で「生成」をクリックします。

「プレゼンテーション」をクリックし、カードの枚数や言語などを選択した上で、プロンプトを入力します。カードとはGamma AIでコンテンツを作成する単位です。カード1枚につきスライド資料や画像を1枚生成できます。

スライド資料のアウトラインが作成されたら、「生成」をクリックします。

プロンプトをもとにしたスライド資料が生成されました。

ファイルをインポートしてプレゼン資料を作成する
テキストデータやPDFなど、既存のファイルをインポートしてプレゼン資料を作成するステップは以下の通りです。

まず、新規作成画面で「ファイルまたはURLをインポート」を選択します。
「ファイルをアップロード」を選択し、スライド資料のもとになるPDFファイルやWordドキュメントなどをアップロードします。

今回は「スライド資料を作成するポイント」という内容のWordドキュメントをアップロードしました。「プレゼンテーション」を選択して「続ける」をクリックします。

次の画面で、生成するスライド資料のカード枚数を設定した上で「続ける」をクリックします。

スライドのテーマを選択して「生成」をクリックします。

アップロードしたファイルの情報をもとに、スライドが自動的に作成されました。

作成したプレゼン資料を編集する
作成したプレゼン資料は、変更したい箇所をクリックすることで編集できます。例えば、スライド資料内のテキストをクリックすると、内容やフォントなどの変更が可能です。

また、「レイアウトの変更」をクリックすると、右側の「スマートレイアウト」から項目の並べ方を選んで変更することが可能です。

このように、変更したい箇所をクリックしてスライドの内容やデザインを調整していきましょう。
完成したプレゼン資料を共有・ダウンロードする
完成したプレゼン資料をほかの人と共有したり、ファイルとしてダウンロードしたりしたい場合は、画面上部の「共有」をクリックします。

次の画面で「共有」をクリックすると、スライド資料を共有するためのURLが発行されます。メールやチャットなどでリンクURLを伝えることで、スライド資料の共有が可能です。

ファイルとしてエクスポートしたい場合は、「エクスポート」をクリックしましょう。「PDFにエクスポート」や「PowerPointにエクスポート」などのファイル形式を選択することで、データをダウンロードできます。

Gamma AIを使用する際の注意点
Gamma AIは便利なツールではあるものの、著作権の侵害や誤情報の生成などに注意が必要です。ここでは、Gamma AIを使用する際の注意点について解説します。
著作権に注意する
Gamma AIで自動生成した画像や、自身でダウンロードした画像を使用する際には、著作権に注意しましょう。
Gamma AIで生成した資料は商用利用が可能です。生成物の著作権や誤情報に関しては、ユーザーが責任を持つ必要があります。商用利用は可能ですが、画像の著作権や文章の正確性は事前に確認しましょう。
利用前に規約を確認し、生成されたコンテンツの扱いには慎重を期すことが大切です。
作成物の事実確認を行う
Gamma AIで自動生成したテキストは、他の生成AIサービスやLLMを使う場合と同様に、内容が正しいとは限りません。スライド資料の作成時に生成された文章は、人間の目で確認し、適宜修正する必要があります。
信頼性のあるWebサイトや公的機関の文書などと照らし合わせ、事実確認を行いましょう。また、生成された文章を人が読んで理解しやすいか、意図が正しく伝わるかなども確認するべきポイントです。
Gamma AIを使って効率的に高品質なプレゼン資料を作成しよう!
Gammaを活用すれば、スライド作成の手間が大幅に軽減され、質の高い資料を短時間で仕上げることができます。
テンプレートやAI生成機能を上手に使い、業務効率化やプレゼンのクオリティ向上に役立てましょう!
Gammaを詳しく学びたい、プレゼン資料を効率よく作成したいという方には、以下の講座がおすすめです。本講座では、Gamma以外にもChatGPTやCanvaの活用して効率的なプレゼン資料作成のやり方を学べます。今よりも資料作成のスキルを向上させたい方はぜひ参考にしてください。
◆資料作成はAIで作業時間1/3に 【ChatGPT × Gamma × Canvaで超時短】プロが教えるAI資料作成講座
レビューの一部をご紹介
評価:★★★★★
コメント:1つのAIツールだけでは、用途は満たさないのでは?と疑問に思っていました。私の疑問をマストに解決してくれる講座でした。視聴時間も1時間のため、忙しい合間でも最後まで視聴することができました。
評価:★★★★★
コメント:伝わり易い企画書の基本構成と得意パート別に特化した各AIの利用法がわかり易く学べました。AI間のファイル連携や各分野別に対応したプロンプト集等、受講者目線での理解力や使い勝手を意識された親切な構成でした!
Gamma AIに加えて、ChatGPTやCanvaも活用し効率的に自分のアイデアを形にしましょう!
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