ChatGPTはOpenAI社が開発するAIチャットボットです。ChatGPTの存在は知っているものの、AIとのやり取りやボタンなどの表示が日本語に対応しているか、アプリとしてスマホやPCで便利に使えるかなどが気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ChatGPTの登録方法や日本語表示で使用する方法などについて解説します。
公開日:2023年4月7日
INDEX
ChatGPTを日本語で使用するには
英語で表記されているイメージがある ChatGPT ですが、日本語で使用する方法はあるのでしょうか。ここでは、 ChatGPT の日本語の対応状況について解説します。
ChatGPTは日本語で送ると日本語で返信が来る
ChatGPTに対する質問を日本語で入力すると、自然な日本語で書かれた回答が得られます。言語の設定などを切り替えることなく、日本語で利用できることがChatGPTの特徴です。
また、日本語や英語以外にも、スペイン語・中国語など、さまざまな言語に対応しています。ChatGPTに指示をすることで、入力した文章を別の言語に翻訳することも可能です。
現在の『サイト表示』は日本語に対応していない
ChatGPTのWebサイトは英語で表示されており、2023年4月時点ではボタンなどの日本語表示に対応していません。今後、日本語表示に対応するかは、未定となっています。
自動翻訳できるブラウザの拡張機能などを用いて、半強制的に日本語表示へ変換することは可能です。ただし、自動翻訳ツールなどを使用した状態でChatGPTに質問するとエラーとなり、正しい回答が得られない場合があります。
ChatGPTに日本語版アプリはない
OpenAI社は、ChatGPTをiPhoneアプリやAndroidアプリなどの形式では提供していません。現状では、公式サイトにブラウザからアクセスすることでのみ、ChatGPTの利用が可能です。
Google PlayストアやApple Storeで表示されるアプリは、OpenAI社の公式アプリではないため注意する必要があります。ただし、今後のOpenAI社の動向によっては、公式アプリが提供される可能性もあります。
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ChatGPTを利用するには、最初にアカウント登録が必要です。ただし、公式サイトは英語表記のため、登録手順が分かりにくいと感じるかもしれません。そこでここからは、ChatGPTの登録方法を分かりやすく紹介します。
公式サイトにアクセス
ChatGPTの公式サイトにアクセスし、「Try ChatGPT」をクリックします。
次の画面で「Sign up」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力
アカウント登録に使用するメールアドレスを入力し、「Continue」をクリックします。
パスワードとして使用したい文字列を入力して「Continue」をクリックします。
メールによる認証
入力したメールアドレス宛にOpenAIから以下のような案内文が届きます。
メールに書かれている英文は、「OpenAIのアカウント登録を続けるため、このメールアドレスがあなたのものであることを認証してください」という意味です。「Verify email address(メールアドレスを認証する)」をクリックし、認証を行いましょう。
名前と電話番号を入力
メールの認証を行うと、「Tell us about you(あなたについて教えてください)」と書かれた画面が自動で表示されます。「First name」に名、「Last name」に姓を入力し「Continue」をクリックしましょう。
次の「Verify your phone number(電話番号を認証してください)」と書かれた画面で、認証に使用する電話番号を入力し、「Send code(認証コードを送信する)」をクリックしましょう。
電話番号による認証
電話番号あてに送信される数字6桁のコードを、次の画面で入力しましょう。
ここまでの操作で、ChatGPTのアカウント登録、および認証は完了です。
ChatGPTにログイン
認証が完了すると、ChatGPTのアカウントに自動でログインします。画面に表示されるメッセージを確認し、「Next」をクリックしましょう。
次のメッセージ内容も確認し、「Next」をクリックします。
最後のメッセージを確認したら「Done」をクリックし、ChatGPTの利用を開始しましょう。
チャットを送信
画面下部にあるチャット欄に、ChatGPTに指示したい内容を入力し、右下の送信ボタンをクリックしましょう。
質問した内容に対する回答が画面上に表示されます。続けて質問をしたい場合は、画面下部のチャット欄から送信しましょう。
ChatGPTを使うメリット
ChatGPTは、質問への回答や文章作成など、様々な場面で活用できます。ChatGPTによって得られる主なメリットは次の通りです。
日本語で自然な対話ができる
ChatGPTは文章の理解・作成の精度が高く、日本語で自然に対話するような形式で質問できます。英語の表記はあくまでも、画面上のメニューやボタンの文言のみのため、日本語での利用に大きな支障はありません。
今後、画面上の表示が日本語に対応するかはOpenAI社の動向に左右され、2023年4月時点では未定です。画面上に表示された英語の意味が分からない場合は、翻訳エンジンやChatGPT自体を活用して翻訳しましょう。
迅速に回答を得られる
ChatGPTは大量のデータを学習したAIモデルのため、入力された内容に対する回答を迅速に返すことが可能です。人間のような自然な回答を短時間で得られることがChatGPTを利用するメリットとして挙げられます。
ChatGPTの開発には、機械学習の一種である「自己教師あり学習 (=Self-Supervised Learning(SSL)) 」が採用されています。Siriなどと比べると対応できる質問の範囲が広いことが、ChatGPTの特徴です。
制作物の手助けになる
ChatGPTは自然な文章を生成できるため、小説や原稿などを制作する際の手助けになります。また、文章そのものだけでなく、文章を書くための構成を作ることも可能です。
ただし、ChatGPTが出力した文章をそのまま制作物に使用することはおすすめできません。読み手の前提知識に配慮した分かりやすい表現への変更や、独自性のある内容の肉付けといった修正を加える必要があります。
もととなるテキストを出力することで、制作時間を短縮できることがChatGPTを利用するメリットです。
ChatGPTが提出する情報の信憑性に注意
ChatGPTを利用する際の注意点は、情報の正確さが保証されていないことです。ChatGPTは既存のテキストコンテンツを学習して回答を生成するAIモデルのため、返答内容が信憑性に欠ける場合があります。
2023年4月時点でChatGPTが学習しているデータリソースは2021年前半までの内容です。ChatGPTが学習していない最新の内容は参照することができません。そのため、辞書代わりとしてではなく、アイデアを得るためのツールとしての使用に適しています。 (※参考:OpenAI GPT4)
ChatGPTは過去に学習した情報をもとに回答をしているため、リアルタイムに情報を検索しているわけではありません。ChatGPTに情報のソースとなるURLを質問しても、政府や官公庁が公開する統計データページなど、一般的な回答にとどまります。
データや数字の信憑性に関しては、Google検索エンジンで見つかる信頼性の高いページのほうが優位です。
現在の最新版は「GPT-4」 (2023年4月時点)
ChatGPTは定期的にバージョンアップされています。2023年4月時点の最新版は、2023年3月14日に公開された「GPT-4」です。
GPT-4は従来のバージョンよりも多くのデータに基づいた機械学習モデルで、言語処理能力や画像処理能力などが向上しました。複雑な質問に対して、より詳細な回答を出力できます。また、テキストと画像を組み合わせた質問にも答えることが可能です。
ChatGPTの有料会員になると、GPT-4の機能を利用できます。
ChatGPTをうまく活用していくためには?
ChatGPTは、入力した質問に対して自然な回答ができるAIチャットボットです。日本語にも対応していて、文章の制作やアイデア出しなどに役立ちます。ChatGPTを活用したい方は、ぜひOpenAI社の公式サイトからアカウント登録をしてみましょう。
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