Grafanaとは?特徴や機能、使い方を分かりやすく解説

ダッシュボードソフトウェアのGrafanaを使ってみたいものの、

・どのような機能が備わっているか分からない…。
・基本的な使い方を知りたい…。

という方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、

・Grafanaの特徴と主要な機能の使い方
・Grafanaと連携しやすいソフトウェア

について解説します。

ダッシュボードソフトウェアを使ったことがない方でも、この記事を読めば、Grafanaの機能や特徴を理解し、データの動きをリアルタイムに監視できます。

Grafanaとは|監視運用ツール

Grafanaは、オープンソースで提供されるダッシュボードソフトウェアです。ダッシュボードソフトウェアとは、様々なデータを画面上にまとめて可視化できるツールを指します。

Grafana公式サイト
画像キャプチャ元[Grafana公式サイト]

Grafanaとデータベースを連携すると、売上をはじめとする経営に関する情報や、サーバーのデータなどをリアルタイムに監視することが可能です。オープンソースソフトウェアであるGrafanaの機能は、基本的に無料できるため、コストを抑えて運用できます。

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Grafanaの特徴

Grafanaの特徴は、多数のデータソースに対応していることや、ダッシュボードの自由度の高さ、アクセス制限の柔軟性などです。ここでは、Grafanaの特徴について解説します。

多くのデータソースに対応している

Grafanaは、プラグインを利用することで数多くのデータソースとの連携が可能です。主なデータソースとして、監視ソフトウェアのPrometheusや時系列データベースのInfluxDB、検索・分析エンジンのElasticsearchなどが挙げられます。これらのほか、140種類以上の豊富なデータソースプラグインが用意されている点がGrafanaの特徴です。

データベース一覧
画像キャプチャ元[Grafana公式サイト]

Grafanaを利用すると、複数のデータソースから取得した情報を1つの画面上でリアルタイムに可視化できます。

自由度の高いダッシュボード

Grafanaでは、テキストやグラフ、表などを使ったダッシュボードを簡単に作成することが可能です。また、画面上でデータを検索したり、複数のグラフを重ねてデータを比較したりできるなど、自由な使い方ができます。

必要に応じてプラグインを追加すると、様々な種類の表やデータをダッシュボード上に表示できるようになります。

柔軟なアクセス制限が可能

Grafanaで作成したダッシュボードには、アクセス制限をかけることが可能です。特定のユーザーやチームに対して、ダッシュボードごとにアクセスの可否を設定できます。

ダッシュボードの閲覧だけでなく、編集可否の制限や設定画面へのアクセス制限も柔軟に設定できることがGrafanaの特徴です。

Grafanaの主要な機能

Grafanaの主要な機能として、作成したダッシュボードの共有やシステムの監視、プラグインなどが挙げられます。主な機能の基本的な使い方は次の通りです。

ダッシュボードの共有

アクセス権限の管理機能を使うと、ダッシュボードを他のユーザーと共有できます。Grafanaでダッシュボードを表示し、画面上部の「Dashboard settings」のメニューをクリックしましょう。

ダッシュボードの共有

次の画面で「Permissions」を選択すると、権限ごとにできる操作を設定したり、各ユーザーに対する権限の割り当てを変更したりすることが可能です。

ダッシュボードの権限割り当て

システムの監視とアラートの送信

Grafanaでは、監視する対象のデータについて条件を設定することで、システムが正常に動作しているかを監視できます。また、システム上で何らかの異常や障害が検知された時にアラートを送信する設定も可能です。

アラートを設定する際は、ダッシュボード内で監視したいデータのメニューから「New alert rule」を選択しましょう。

監視データの設定

次の画面で、どのような条件でアラートを出すかを詳しく設定できます。条件の入力後、右上の「Save rule and exit」をクリックすればアラートの設定は完了です。

アラートの設定

アラートを設定しておくことで、トラブルなどの発生時に通知が送信され、迅速に対応できます。

プラグイン機能

Grafanaでは、下記の4種類のプラグインを利用できます。

・パネルプラグイン
パネルプラグインは、取得したデータを視覚的に表示するための機能です。ヒートマップや地図、カレンダーなど、表示内容に合わせた形でデータを可視化できます。

パネルプラグインの画面

・アプリプラグイン
アプリプラグインは、複数のパネルや設定ページ、データソースなどをまとめる機能です。複数の機能を組み合わせることで、特定のサービスを監視するためのシステムなどを作成できます。

アプリプラグインの画面

・データソースプラグイン
データソースプラグインは、外部のデータソースからデータを取り込むための機能です。Grafanaの管理画面からデータソースプラグインを検索することでインストールできます。

データソースプラグインの画面

・バックエンドプラグイン
バックエンドプラグインは、Grafanaのバックエンドにカスタマイズされた計算やデータ処理の機能を追加できる機能です。データソースプラグインと連動して使用することで、より高度な分析を行ったり、複雑な条件のアラートを設定したりできます。

Grafanaと連携しやすいソフトウェア

最後に、Grafanaと連携できる様々なソフトウェアの中で、特に連携しやすいものを3つ紹介します。

Zabbix

Zabbixは、ネットワークやサーバー上のデータを監視できるオープンソースのソフトウェアです。実用性が高く、様々な企業で導入されています。

Zabbix公式サイト
画像キャプチャ元[Zabbix公式サイト]

Zabbixには、豊富な機能が備わっている反面、画面が複雑なため初心者には扱いが難しい可能性があります。Grafanaと連携してZabbixのデータをダッシュボードにまとめれば、グラフなどを用いてデータを可視化し、簡単に分析することが可能です。

Prometheus

Prometheusは、オープンソースで提供される監視用ソフトウェアです。監視する対象サーバーを自動的に追加・削除したり、簡単なクエリを実行したりする機能が備わっています。

Prometheus公式サイト
画像キャプチャ元[Prometheus公式サイト]

PrometheusとGrafanaを連携すると、メールやSlackを介してアラートを通知する設定が可能です。また、Grafanaの画面からクエリを実行することもできます。

Red Hat OpenShift

Red Hat OpenShiftは、様々なプラットフォーム上で独立して動作するコンテナ化されたアプリやシステムを開発できるツールです。企業向けのコンテナソリューションとして活用されています。

Red Hat OpenShift公式サイト
画像キャプチャ元[Red Hat OpenShift公式サイト]

Red Hat OpenShiftとGrafanaを連携すると、Red Hat OpenShift内でのリソースの使用状況を分析し、適切に管理することが可能です。また、Red Hat OpenShift内で問題が発生した際にGrafanaを通じてアラートを出すこともできます。

Grafanaを活用して、データの動きをリアルタイムで確認・分析しよう!

Grafanaはデータの分析や可視化ができるダッシュボードソフトウェアです。オープンソースのため無料で利用でき、コストを抑えてデータを監視する仕組みを実装できます。対応しているデータソースの多さや、ダッシュボードの自由度の高さなどがGrafanaの特徴です。

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コメント:PrometheusとGrafanaは業務で使用する機会があったのですが、Grafanaの使い方が分からず困っていたので、とても勉強になりました。

評価:★★★★★
コメント:Grafanaの視覚化のハンズオンが手厚く、様々なグラフの種類やオプションを紹介してくれた点が非常に良かった。

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