Thymeleafとは?テンプレートエンジンの使い方と特徴を解説

Thymeleafは、Javaベースのプロジェクトで効率的なWebアプリケーションを開発するための強力なツールですが、その特徴や使い方を理解するのは一筋縄ではいきません。

・そもそもThymeleafがどういったものか理解していない…。
・Thymeleafの使い方がいまいち分からない…。

と悩まれている方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、

・Thymeleafとは何か、その主要な特徴
・Thymeleafの基本から応用までの使い方

についてわかりやすく解説しています。

初心者から中級レベルの開発者でも理解しやすいように丁寧に説明していますので、この記事を読めば、Thymeleafを使って効率的かつ効果的なWeb開発を行うための知識と自信が身に付くはずです。

Thymeleafとは?

Thymeleaf(タイムリーフ)は、Web環境だけでなくスタンドアロン環境にも対応する、現代的なサーバーサイドJavaテンプレートエンジンです。

Thymeleafで作成されたHTMLテンプレートは、ブラウザで正しく表示されるだけでなく、静的なプロトタイプとしても機能し、開発チーム間のより密接な協同作業を可能にします。

Thymeleafとは?

出典:Thymeleaf 公式サイト

また、Thymeleafは、Spring Framework用のモジュールを含む多くの統合機能を持ち、お気に入りのツールとの連携や、独自の機能をプラグインする能力を備えています。そのため、HTML5 JVM Web開発において理想的な選択肢とも言えます。

Thymeleafは、Eclipse、IntelliJ IDEA、Spring、Playなど、さまざまな開発ツールやWeb開発フレームワークでの使用が可能です。

Thymeleafの特徴は、HTMLテンプレートがHTMLとしての見た目と機能を保ちつつ、アプリケーションで実行される実際のテンプレートが有用なデザインアーティファクトとして機能する点にあります。

Javaベースのプロジェクトで効率的なWebアプリケーション開発をサポートし、Spring Bootアプリケーション開発においては特におすすめのテンプレートエンジンです。

Spring Bootについて詳しくは「JavaでのWeb開発に便利なSpring Bootとは?メリットや最適なIDEを紹介」で解説していますので参考にしてみてください。

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テンプレートエンジンとは?

テンプレートエンジンとは、Webアプリケーション開発において重要な役割を果たすソフトウェアを意味します。

基本的な機能は、「テンプレート」と呼ばれる枠組みと動的に生成されたデータを組み合わせて、成果ドキュメント(ビュー)を生成することです。

具体的には、テンプレートエンジンは次のように機能します。

テンプレートの提供 HTMLやXMLなどで記述された、まだデータが空欄のビューを提供します。
データの組み合わせ コントローラが処理して送られるデータを、テンプレートに埋め込みます。
動的コンテンツの生成 テンプレートに埋め込まれたデータによって、動的なコンテンツを生成します。繰り返し処理や条件分岐の実装も含まれます。

Thymeleafは、テンプレートエンジンの一種で、特にJavaのWebアプリケーション開発、特にSpring Bootアプリケーションの開発において広く利用されています。

Thymeleafを使えば、通常のHTMLファイルに少しの記述を加えるだけで、動的なWebページを簡単に作成することが可能です。

Thymeleafの2つの特徴

Thymeleafは、その柔軟性と強力な機能で、JavaベースのWeb開発において広く利用されています。

特に、動的なコンテンツの生成能力と、HTMLやその他のテンプレート言語との高い互換性が、このテンプレートエンジンの2つの主要な特徴です。

動的なコンテンツを生成できる

Thymeleafの最大の強みの一つは、動的なコンテンツの生成能力です。

Webサーバーから受け取ったデータをテンプレートに埋め込むことで、ユーザーに合わせてカスタマイズされたコンテンツを生成することが可能です。

テンプレート内で繰り返し処理や条件分岐を実装することもでき、複雑なUIの要件も柔軟に対応することができます。

HTML等のテンプレートのタグや属性と同様の形式で記載できる

Thymeleafは、HTML、XML、テキスト、JavaScript、CSSなど、様々なテンプレート言語に対応しています。

テンプレートのタグや属性と同じ形式で記述することができるため、開発者は既存のHTMLやXMLの知識をそのまま活用して、Thymeleafを使用できるでしょう。

この互換性は、Thymeleafを学ぶ際の学習時間を大幅に短縮し、既存のプロジェクトにThymeleafを導入しやすくしています。

Thymeleafの基本構文

Thymeleafの基本構文は、Web開発における動的なページ生成に不可欠です。

ここでは、Thymeleafの基本的な構文に関して解説します。ご紹介しているサンプルコードは、Thymeleafの基本的な使い方を理解するのに役立ち、実際のWebアプリケーション開発においても応用可能です。

リテラル

リテラルは、テンプレート内で直接記述される固定の文字列や数値です。

ここでは、文字列と数値の両方のリテラルを示しています。

 

文字列連結

Javaのように「+」記号を使用して、文字列を結合します。ここでは、静的な文字列と動的な変数を組み合わせています。

 

算術演算子

ここでは、加算、減算、乗算、除算、剰余の例を示しています。

 

条件演算子

条件演算子を用いて、特定の条件に基づいて異なるテキストを表示します。こちらは年齢によって表示されるメッセージが変わります。

 

条件式

条件式を使うことで、表示する内容を操作できます。

「contentVisible」が「true」の場合に表示されます。

 

論理演算子

複数の条件を「&&」(AND)や「||」(OR)で組み合わせて使用します。ここでは、二つの異なるパラメータに基づいて条件を設定しています。

 

繰り返し処理

繰り返し処理を用いて、動的にリストやテーブルの動的な生成を行います。

 

Thymeleafの使い方

Thymeleafは、Javaで使用するHTMLのテンプレートエンジンで、Spring Bootと組み合わせて使用されることが多いです。

ここでは、Thymeleafの基本的な使い方と具体的なサンプルコードをご紹介します。

Thymeleafの基本的な設定

Thymeleafでは、「resources/templates」ディレクトリ配下にHTMLファイルを配置します。

Thymeleafは、ディレクトリ内のHTMLファイルを自動的に認識します。

 

Controllerの設定

Spring BootのControllerで、resources/templates以下のパスを指定して、対応するHTMLファイルを呼び出します。

 

Javaからデータを渡す

Java側からデータを渡すことも可能です。

次の例では、messageという名前でデータを渡しています。

 

別HTMLファイルの呼び出し

Thymeleafでは、別のHTMLファイルを部品のように使うこともできます。

次の例では、layoutというフラグメントを使用しています。

 

Thymeleafを活用してWebアプリ開発に挑戦してみよう

Thymeleafは、JavaのWeb開発で使われる強力なテンプレートエンジンです。

HTMLファイルを簡単に動的なページに変換し、Webアプリの見た目を美しく、効率的に作成できます。

Thymeleafを含むSpring Bootの基本から、実際のアプリケーション開発まで詳しく学びたい方は、下記の講座がおすすめです。

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内容:Entity Framework解説ありがとうございます。
基礎的なことが理解できました。

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内容:大変詳しいご説明と、マトを得たサンプルで、実業務に活用出来ると思います。次のDDDへの活用版のコースも大変楽しみです。リリース心待ちにしてます。

Thymeleafを活用して、アプリ開発の効率化を目指しましょう。