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メタデータとは?データ管理に使えるメタデータの意味やメリットを解説!

ファイルが増えれば増えるほど、その管理は煩雑になります。

そんな問題を解決するのが「メタデータ」です。個人のパソコンだけではなく公共のデータベースなど、メタデータが活用されているシーンは少なくありません。近年はデータサイエンスの分野でもメタデータの活用が目立っています。

こちらでは、メタデータの概要や活用例についてご案内します。

メタデータとは?意味や例を解説!

メタデータとは、本体であるデータに関する付帯情報が記載されたデータです。「データのためのデータ」と説明されることもあります。

コンピュータのファイルに関して使われることが多い言葉ですが、本来メタデータのコンセプトはファイルに限らず当てはまります。

例えば、ある人間本人が本体のデータだとすれば、性別や年齢、趣味や家族構成などが書かれた自己紹介カードはメタデータです。

コンピュータのファイルに関しては、多くの場合、自動的にメタデータが生成されます。どのような情報がメタデータとして記録されるかは、データの種類や作成方法、利用目的などによって異なります。

メタデータの種類!どんなものがある?

ファイルに付帯するメタデータには複数の種類があります。以下のような種類が代表的です。

  • 作成者、ユーザー名
  • 編集者
  • 作成日
  • 更新日
  • 保存場所
  • サイズ

メタデータはどこに入っている?

Wordファイル、Excelファイル、PDFファイルなど一般的なファイルには、作成者や更新日、サイズといったデータが「メタデータ」として付帯しています。

これらのメタデータは、ファイルのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択すると表示されます。

 

メタデータでデータ管理をするメリット3選

データ管理の領域では、さまざまなメリットからメタデータが活用されています。以下がメタデータの代表的なメリットです。

●データの品質が向上する

本体のデータに付帯情報が補填され、全体的なデータの品質が向上します。本体のデータとは別に表示されるため、確認の際に邪魔になることはありません。

●データの性質をさまざまな角度から分析できる

更新日、利用頻度といったメタデータからデータの重要性や性質を分析できます。膨大なデータの中から、「価値のあるデータ」を見つけ出すことも可能です。

●セキュリティが強化される

データの追跡、過去の所在把握のためにメタデータを活用することもできます。とりわけデータを確認・編集する人員が多い組織では、管理セキュリティの強化に寄与するでしょう。

メタデータの活用事例

続いて、メタデータの具体的な活用事例をご紹介します。

・データの検索

作成者、作成日時などメタデータを対象とした検索が可能です。大量にデータがある場合も任意のデータを容易に見つけ出せます。メタデータの活用法としては最も一般的です。

図書館での蔵書検索や、Web情報の検索にメタデータが活用されています。メタデータを対象にすれば、画像の検索も可能です。

・異種・分散したデータの集約

特定条件のもと各所に分散したデータを集約できます。集約されたデータは、任意の場所に交換や統合しやすい形で格納されます。

環境省が整備を進めている「生物多様性センター」のクリアリングハウスはこの方法でメタデータを活用しているシステムの代表例です。

・空間データの可視化

空間にメタデータを付与し、可視化するという取り組みが行われています。
近年は地図情報をデータで統合的に管理する地理情報システム(GIS)に注目が集まっています。災害時の状況把握などに役立てられているようです。

・流通・配信データ

流通・配信するデータの制限や権利の確認にもメタデータが活用されています。

例として、インターネットの閲覧を制限するフィルタリングではWebデータのメタデータが参照されます。さまざまなフォーマットをネットワーク上で一元管理するデジタルアセット管理(DAM)のシステムでも、各データにメタデータが登録されています。

 

メタデータの課題とは?

データの価値をさらに向上させるメタデータですが、現状はいくつかの課題が残されています。

取得に手間がかかるものがある

処理の過程で生成されるメタデータは自動で取得できますが、その一方で人間が取得しなければならないメタデータもあります。
ビジネスにおいて有用性が高いメタデータは、基本的に人間による定義づけや取得作業など手間がかかります。

今後は自動で取得できるデータの網羅率が向上していく見込みです。

データの種類が多い

メタデータとして記録できる情報は多岐にわたります。
いたずらに取り扱うメタデータを増やすと、全体像を把握できないことも少なくありません。
また、そもそも活用が難しいメタデータが増えてしまう可能性もあります。

この課題は、取り扱うメタデータに関してルールを設けることである程度回避できます。

 

【注意したいメタデータ】画像データに含まれるExif

上述したとおり、画像や写真、動画といったデータにもメタデータが付帯します。「Exif」と呼ばれるこうしたメタデータはファイルの管理に役立てられますが、ファイルを公にアップロードする際には注意が必要です。Exifには、撮影日時や位置情報などの個人情報も含まれます。

スマートフォンの普及により写真撮影や動画撮影が簡単になりました。ブログやSNSなどファイルをシェアできる環境も増えてきています。一方で、こうした場所にファイルにExifが含まれるファイルをアップロードし、自ら個人情報を拡散してしまう例も少なくありません。

Windowsではファイルを右クリックし、「プロパティ」から「詳細」のタブを選択するとExifを確認できます。

メタデータプロパティ

メタデータプロパティ2

撮影者や撮影日時、位置情報など個人情報が記載されていることがわかります。

 

メタデータへの理解が深まると、ファイルの管理が容易になります。アイデア次第ではさらに活用を広げることも可能です。

 

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