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LOOKUP関数の使い方を解説!エクセルで混同しがちなVLOOKUP関数との違いも

複数のセルから目的の値を探すのに便利な関数が「LOOKUP関数」です。
エクセルの中でも基本的な関数であり、さまざまな作業で活用されています。

こちらでは、LOOKUP関数の使い方や同じような用途で使用する「VLOOKUP関数」「HLOOKUP関数」との違いについてお話しします。

エクセルLOOKUP関数とは、どんな時に使える関数か?

LOOKUP関数は指定した範囲の中から任意の値に1番近い値や、その値そのものを探すための関数です。LOOKUP関数を入力したセルには探している値に対応する値が表示されます。

LOOKUP関数が便利なシチュエーションを以下で具体的にご紹介しましょう。

指定金額に一番近い商品の検索

金額を入力すれば最も近い商品を瞬時に検索できます。例えば、顧客の希望予算からスピーディーに提案商品を決められます。

LOOKUP関数の指定金額

顧客居住地に応じたサポートセンターの検索

LOOKUP関数では数字だけではなく文字列も検索できます。以下のように、顧客の居住地から担当のサポートセンターを表示させることも可能です。

LOOKUP関数文字列検索

 

エクセルLOOKUP関数の使い方

続いて、LOOKUP関数の使い方について具体的に説明していきましょう。

LOOKUP関数にはベクトル形式配列形式があり、それぞれ使い方が少し異なります。以下では引数の指定を含め、それぞれについてわかりやすく解説していきます。

エクセルLOOKUP関数の使い方①ベクトル形式

ベクトル形式はLOOKUP関数の一般的な形式です。関数は以下の要素で構成されています。

LOOKUP(検索値, 検査範囲, 対応範囲)

■検索値は検索したい値や文字列です。

検索値が入ったセル番地を指定して入力するほか、関数内に直接入力することもできます。例として、「1,000」という数字を検索したい場合は、「1,000」が入力されたセル番地を入力するか、”1,000″を入力すると、検索値として「1,000」を指定できます。

■検査範囲は検索値を探す範囲のことです。

値が入力された列/行の範囲の中から検索値に最も近い値、もしくは検索値そのものを探します。検査範囲に入力されている値は昇順になっていなければ結果が正しく表示されません。

■対応範囲は検索範囲に対応する値が入力されている範囲です。

対応範囲の中から関数の結果が表示されます。
例えば、商品の価格を検索範囲に指定し対応範囲に商品名を選択した場合、検索値に最も近い価格が検索範囲から見つけ出され、最終的にその価格の商品名が表示されます。なお、検索範囲の大きさと対応範囲の大きさは同じでなければなりません。

下図は顧客の予算を検索値に、各商品の価格を検索範囲に、商品名を対応範囲に指定した例です。顧客の検索範囲から顧客の予算に近い値が探し出され、対応する商品名が表示されていることがわかります。

LOOKUP関数検索範囲

 

エクセルLOOKUP関数の使い方②配列形式

配列形式は以下の要素で構成されています。

LOOKUP(検索値, 配列)

検索値についてはベクトル形式と同じです。

一方、配列形式ではベクトル形式の検査範囲と対応範囲が配列として統合されています。配列として指定した範囲の最初の行/列が検査範囲として機能し、最後の行/列が対応範囲として機能します。ベクトル形式と同様、データが昇順に並んでいなければ関数の結果が正しく表示されません。

配列形式のLOOKUP関数では横長の配列の場合先頭行が検査範囲となり、正方形、もしくは縦長の配列では先頭列が検査範囲になるという規則があります。

エクセル以外のスプレッドシートプログラムとの互換性を維持するために提供されている形式ですが機能が一部制限されているため、後述するVLOOKUP関数やHLOOKUP関数を使うことが推奨されています。

下図は商品の価格検索に配列形式のLOOKUP関数を用いた例です。

LOOKUP関数検索配列

 

LOOKUP関数とVLOOKUP関数、HLOOKUP関数の違いとは?

LOOKUP関数によく似た関数として、VLOOKUP関数、HLOOKUP関数があります。「検索値、あるいは近い値を見つけ出す」という大まかな用途は同じですが、それぞれの関数は違うものです。LOOKUP関数とVLOOKUP関数、HLOOKUP関数の違いについてお話しします。

VLOOKUP関数のVは「Vertical(垂直)」、HLOOKUP関数のHは「Horizontal(水平)」という意味です。
簡単に言えば、データが縦方向に並んでいる場合はVLOOKUP関数を、横方向に並んでいる場合はHLOOKUP関数を用います。

LOOKUP関数とは引数の数にも違いがあります。VLOOKUP関数とHLOOKUP関数は以下の要素で構成されています。

  • VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)
  • HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, 検索の型)

VLOOKUP関数は範囲指定した左端の列から検索値を探し、列番号で指定した列にある対応値を返します。検索の型に「TRUE(もしくは「1」)」を入れると近似一致での、検索の型に「FALSE(もしくは0)」を入れると完全一致での検索が可能です。

HLOOKUP関数は範囲指定した上端の行から検索値を探し、行番号で指定した行にある対応値を返します。検索の型についてはVLOOKUP関数と同様です。

以下は「出席番号から名前を検索する」という処理をVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を用いて行なった例です。VLOOKUP関数とHLOOKUP関数はこのように表の形によって使い分けます。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数VLOOKUP関数とHLOOKUP関数の違い

VLOOKUP関数についてはこちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

LOOKUP関数の使い方やVLOOKUP関数、HLOOKUP関数との使い分けはエクセルの基本的な内容です。一方で、マスターすれば作業の効率化につながります。
いずれのエクセル関数も、考え方は難しくないため、早い段階で使えるようにしておきましょう。

 

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