CSSの書き方について、HTML/CSS初心者向けに丁寧に解説します。
Web開発経験のある筆者が、わかりやすいコードを使いながらCSSの書き方に解説しているので、安心してご覧ください。
CSSの書き方は主に4つあります。その4つについて順番に解説していきます。
本記事を読み終える頃には、HTML/CSS初心者でもCSSの書き方が理解できているでしょう!
5分程度で読める内容ですので、ぜひ最後まで読んで、CSSの書き方を理解してください!
※CSSの基本を理解したい人は、CSSについて詳しく解説した記事をご覧ください。
CSSの書き方その1(基本)
まずはCSSの書き方1つ目(セレクタに対してCSSを適応する方法)です。
HTMLでは、「タグ」という概念がありましたね。
※「タグ」とは何かを忘れてしまった人は、HTMLについて詳しく解説した記事をご覧ください。
例えば、HTMLファイルに以下のようなコードが書かれているとします。
【HTMLファイル】
1 2 |
<h1>Hello HTML</h1> <p>Hello CSS</p> |
では、以上の「Hello HTML」という文字の色を赤に、「Hello CSS」という文字を青にしてみます。
今回は<h1>を赤に、<p>を青にしたいので、以下のようにCSSを記述します。
【CSSファイル】
1 2 |
h1{color: red;} p{color: blue;} |
【表示結果】
Hello CSS
これで、【表示結果】のように、文字に色が付きます。
ちなみに、CSSファイルで指定するHTMLのタグを「セレクタ」、どんな内容のデザインを施すのかを示すのが「プロパティ」、そのプロパティをどうするのかを指定するのが「値」です。
以上のように、HTMLのタグを指定してCSSを記述するのがCSSの書き方の1つ目です。
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CSSの書き方の2つ目は、HTMLファイルで、「style属性」を使用する方法です。
先ほどはHTMLファイルにはHTMLを、CSSファイルにはCSSを記述していましたね。
HTMLファイルで「style属性」というのを使えば、CSSファイルを使わずにCSSを適応することができます。
※「style属性」を詳しく学習したい人は、style属性について詳しく解説した記事をご覧ください。
では、例を見てみます。
【HTMLファイル】
1 |
<p style="color: red;">こんばんは</p> |
【表示結果】
こんばんは
「style属性」を使えば、CSSファイルを使わずにCSSが書けます。
「style=””」の「””」内に、先ほどと同様にCSSのプロパティと値を書きます。簡単ですよね?
しかし、一般的にはHTMLファイルとCSSファイルを用意して、HTMLはHTMLファイルに、CSSはCSSファイルに書くのが好ましいです。
CSSの書き方その3(classを指定する方法)
CSSの書き方3つ目は、HTMLのタグに「class」を指定する方法です。
※「class」を詳しく学習したい人は、classについて解説した記事をご覧ください。
では、例を見てみます。
【HTMLファイル】
1 |
<p class="sample">udemyで学習しよう!</p> |
【CSSファイル】
1 |
.sample{color: red;} |
【表示結果】
udemyで学習しよう!
classはHTMLのタグに付ける名前のようなものです。今回は<p>タグに対して「sample」というclass名(名前)を付けたのです。
そして、CSSファイルで、「sampleという名前」に対してプロパティと値を指定しています。
classを使用した場合、CSSファイルではclassの前に「.(ドット)」を付けることを忘れないようにしてください。
次の章では、「class」に似たものである「id」を使ったCSSの書き方を解説していきます。
CSSの書き方その4(idを指定する方法)
最後に紹介するのは「id」です。
「id」は先ほど学習した「class」と似ているので注意が必要です。
では、例を見てみましょう。
【HTMLファイル】
1 |
<p id="demo">CSSを学ぼう!</p> |
【CSSファイル】
1 |
#demo{color :red;} |
【表示結果】
CSSを学ぼう!
「id」も「class」と同様にHTMLのタグに付ける名前のようなものです。
今回は<p>タグに対して「demo」という名前(id)を付けました。
ただし、CSSを記述するときは、classとは違いid名(名前)の前に「#(シャープ)」が付くことに注意しましょう。
※classのidの違いが知りたい人は、classについて解説した記事の「HTML div classとdiv idの違い」の章をご覧ください。
いかがでしたか?
CSSの書き方が理解できましたか?今回は4つのCSSの書き方を紹介しました。
中でも1番よく使われるのは「class」と「id」を使ってCSSを書く方法なので、ぜひ覚えておきましょう!
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