様々なアプリを簡単に開発できる便利なツール「Bubble」。この記事ではBubbleの概要や具体的な使い方をはじめメリットとデメリットについてご紹介します。
公開日:2022年11月17日
INDEX
ノーコードツールBubbleとは?
Bubbleとは、プログラムコードを書かず、ドラッグ&ドロップでアプリを開発できるノーコードツール(ソースコード・プログラミング技術不要のツール)の一種です。Bubbleはノーコードツールの中で最も人気が高いアプリのひとつで、ユーザー数は50万人を超えています。※
Bubbleは、特にWebアプリの開発に強みを発揮するツールですが。スマートフォンアプリやWebサイトを作成する機能も備わっています。
※Bubble App of the Day: The Nice Place
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Udemyで講座を探す >ノーコードツールBubbleを使用するメリット
Bubbleの主なメリットは以下の4点です。
- 無料で利用が可能
- 専門的な知識がなくてもアプリ開発が可能
- 環境構築が不要
- デザインの自由度が高い
それぞれ解説します。
無料でも利用できる
BubbleのFreeプランの場合、無料で利用可能です。ただし、無料プランで作成したアプリは本番環境でリリースができません。また、「API連携ができない」「データベースに保存できるレコード数が限られている」といった機能制限もあります。まずはFreeプランでBubbleの操作感に慣れ、実際に開発したアプリを公開する場合は有料のプラン※に移行するという使い方がおすすめです。
※料金プランの詳細はこちらをご確認ください。
専門的な知識がなくてもアプリ開発が可能
Bubbleはノーコードツールのため、プログラムを記述せずにアプリ開発が可能です。非エンジニアでもアプリ開発に取り組むことができ、開発期間やコストも短縮できます。扱えるデータや機能が豊富で、様々な開発が行えることもBubbleの特徴です。
環境構築が不要
Bubbleは、非エンジニアや初学者がつまずきやすい環境構築が不要です。Bubbleの利用に必要な準備は、ユーザーアカウントの作成のみで、簡単にアプリ開発を始められます。開発を外注している場合も、簡易的な保守運用は自社で行うことができ、コスト削減に繋がります。
デザインの自由度が高い
Bubbleでは、パーツの色や形を細かく設定でき、コーディングを使用して開発したものと近いクオリティでノーコード開発が可能です。また、レスポンシブデザイン(閲覧ユーザーのデバイスに適したデザイン)に対応しているため、あらゆるデバイスに対応した柔軟なデザインを設計できます。さらに、プラグインによって機能を拡張できることもBubbleのメリットです。
ノーコードツールBubbleを使うデメリット
Bubbleには、いくつかのデメリットもあります。Bubbleを使う主なデメリットは次の通りです。
- エディターやサポートページが日本語に対応していない
- 日本語の情報が少ない
- 初心者には少し難易度が高め
- アプリの表示速度が遅い場合がある
それぞれ解説します。
エディタやサポートページが日本語に対応していない
Bubbleは、開発時に使用するエディタやサポートページを含めて、日本語に対応していません。英語に自信がない場合は、「DeepL」などの翻訳ツールや、ブラウザの翻訳機能などを併用することをおすすめします。
日本語の情報が少ない
ノーコードツールは、発展途上の分野のため、日本語の情報が少ないこともデメリットのひとつです。ただし、WebサイトやYouTubeの動画などで日本語による情報の取得が可能です。
Udemyでは、Bubbleについて解説した日本語の講座が充実していて、基礎から実践まで幅広く学ぶことが可能です。Udemyで学べる主な講座として、次のようなものが挙げられます。
初心者には少し難易度が高め
Bubbleは、アプリ開発機能が豊富なため、他のノーコードツールに比べると覚える事が多いです。また、コーディング能力は不要なものの、ある程度プログラミングの知識を身につけておくと、開発がよりスムーズになります。
アプリの表示速度が遅い場合がある
Bubbleでアプリを制作する場合、コーディングを使用して開発したアプリに比べて表示速度が遅くなる場合があります。Bubbleの処理性能は、料金プランによって変わります。開発したアプリを製品として販売する場合や、サービス品質をより高めたい場合は、上位プランを選びましょう。
ノーコードツールBubbleの使い方
Bubbleを使用する際は、最初にアカウントを作成しましょう。公式サイトにアクセスし、「Get started for free」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力し、「Start building」をクリックします。
登録したメールアドレス宛に、確認メールが送付されます。
メール文中にある「Click here to confirm your email address」というリンクをクリックすれば、アカウント作成は完了です。
作成したアカウントでBubbleのサイトにログインすると、最初のアプリを開発する画面が表示されます。「Create a new app」の欄にアプリ名を入力し、「Create app」をクリックしましょう。
プランを選択する画面が表示されたら、Freeプランの「Start building」をクリックします。
開発画面に移動すると、DesignタブやWorkflowタブをはじめ、7つのタブが表示されます。タブは画面左側のボタンで切り替えが可能です。
各タブでできることは以下次の通りです。
Designタブ | アプリのボタンやテキストなどを配置しデザインを作成 |
Workflowタブ | ボタンや入力フォームなど、アプリの動作を設定 |
Dataタブ | アプリで扱うデータやデータベースの設定 |
Stylesタブ | アプリに表示されるテキストのフォントや文字色などを設定 |
Pluginsタブ | プラグインの追加や削除 |
Settingタブ | 料金プランや言語など、アプリに関する各種設定 |
Logsタブ | サーバーのログや容量などの確認 |
必要に応じてタブを切り替えながら作業を進めることで、アプリを開発できます。
Bubbleの学習方法
Bubbleを使ったアプリ開発について、学習する主な方法は次の通りです。
公式サイトで学ぶ
公式の教材である「Bubble Academy」のサイトでは、アプリ開発に必要な知識が学べます。ただし、動画やテキストの内容はすべて英語です。
メールで質問する
Bubbleには、サポート用メールアドレスがあります。「support@bubble.io」に問い合わせることで、Bubbleに関するトラブル解決が可能です。
Udemyで学ぶ
Udemyなら、Bubbleの使い方をオンラインの動画講座で学べます。日本語の講座も複数用意されているため、公式のアカデミー教材よりも分かりやすく学べることがUdemyの特徴です。
ノーコードツールBubbleの料金プラン
Bubbleには、4種類の料金プランが用意されています。
各プランの内容は、以下次の通りです。
プランの種類 | 利用料金 | 特徴 | ストレージ容量 |
Freeプラン | 無料 | アプリのテスト開発が可能 | 0.5GB |
Personalプラン | 年契約 $25/月 月契約 $29/月 |
アプリのテスト開発、本番環境でのリリースが可能・独自ドメインやAPI連携などの機能が使える | 10GB |
Professionalプラン | 年契約 $115/月 月契約 $129/月 |
Personalプランの機能に加えて、2人まで同時開発が可能 | 20GB |
Professionalプラン | 年契約 $475/月 月契約 $529/月 |
Personalプランの機能に加えて、15人まで同時開発が可能・Emailサポートを優先的に受けられる | 50GB |
※料金プランの詳細はこちらをご確認ください。
本番環境で開発を行う場合、Freeプラン以外を選ぶ必要があります。有料プランは料金によってサーバーの容量やストレージ容量が変わるため、制作したいアプリに応じて適切なプランを選びましょう。
Bubbleを利用すると、コードを書かずに様々なアプリを開発ができます。環境構築が不要な点や、デザインの自由度が高いことなどがBubbleのメリットです。ただし、アプリの表示速度が遅い、学習コストが比較的高いなどのデメリットもあります。また Bubble は、日本語に対応していないので、Bubbleの使い方など日本語で分かりやすく学びたい方は、ぜひUdemyの講座を活用してください。
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「ノーコードとはいえコード多少は書くんでしょ」と思いつつ受講しました。しかし本当に一行もコードを書くことなくさまざまな実装ができてとても興味深かったです。全編にわたりとてもわかりやすく丁寧に説明されており、よく理解できました。要所要所で、講師の「Bubble愛」が伝わってくるのも素晴らしいと思います。本コースで「基礎の基礎(の基礎)」を学ばせていただいたので、今度は自分で色々試行錯誤して作ってみたいと思います。
評価:★★★★★
バブルの導入事例を実サイトを交えて紹介されているのでとっても分かりやすいです。英語の苦手な方でも理解しやすいように丁寧に説明されています。
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