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MOS(Microsoft Office Specialist:モス)資格の難易度は?取得するメリットや受験方法についても解説!

パソコンのスキル熟練度を測る資格として人気のMOS。しかし、身近に受験者が少なく、難易度や受験方法が分からない方も多いでしょう。今回は、MOS資格の難易度や、取得するメリット、科目別の出題内容などをご紹介します。

そもそもMOS資格とは?難易度・メリット・種類を解説!

MOSとは、「Microsoft Office Specialist」の略称で、「モス」と読みます。マイクロソフト社が提供するWordやExcelなど、Microsoft Officeのソフトウェア(以下、Office製品)を扱うスキルを客観的に証明できる資格です。

公式サイトによると、MOSの累計受験者数は400万人を突破し、世界約200ヶ国で同じ基準で実施されています。国内だけでなく、国際的にも自らのPCスキルを証明できる指標として認知されています。

受験方法は、問題用紙やマークシートを使用しないコンピューターでの試験(CBT)です。Office製品の種類やバージョン・難易度などにより、23種類に分かれています。試験時間は50分で、受験料は1万円程度です。また、学生割引が設けられています。

MOSの試験はCBT

MOSを取得するメリットは?難易度が低いって本当?

MOSを取得するメリットには、以下のような点が挙げられます。

・有名かつ、マイクロソフト社公式の資格であるため履歴書にも記載できる
・試験勉強をする過程で実用的なPCスキルが身につく
・自分のPCスキルを客観的に判定できる
・就職や転職でアピールポイントにできる可能性もある

MOSの合格率は、公式には発表されていませんが、8~9割といわれています。難易度は必ずしも低いわけではありませんが、MOSは基本的なソフトの運用能力を試すものであり、受験しなくてもOffice製品を扱うスキルを取得することは可能です。

MOSの難易度については、この記事の後半で詳しく解説します。

 

MOSの受験科目は?資格の種類と難易度も紹介!

MOSの受験科目は、以下の一覧表の通りです。

受験科目 バージョン
スペシャリストレベル(一般) エキスパートレベル(上級)
Word 2016 2016エキスパート
2013 2013エキスパートPart1
2013エキスパートPart2
2010 2010エキスパート
Excel 2016 2016エキスパート
2013 2013エキスパートPart1
2013エキスパートPart2
2010 2010エキスパート
PowerPoint 2016
2013
2010
Access 2016
2013
2010
Outlook 2016
2013
2010

 

バージョンは、受験者自身が使用しているOffice製品のものを受験するのがおすすめですが、バージョンによる問題形式の違いを考慮する必要もあります。
2010はクイズ形式、2013は全体でひとつのプロジェクトを作成する形式、2016は大問ごとにひとつのプロジェクトを作成する形式となっています。また、2010バージョンの試験は2020年3月末で終了するため、受験予定の方は注意しましょう。

同じバージョンの試験のうち、規定の4つの科目に合格すると「マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスター(MOSマスター)」に認定され、認定証が発行されます。

MOSのアプリケーションごとの特徴

ここでは、各アプリケーションの違いを、簡単にご紹介します。

ビジネスシーンで多く利用されているのが、Word・Excel・PowerPointの3種類です。Wordは文書制作ソフト、Excelは表計算ソフト、PowerPointはプレゼンテーションソフトです。この3つの試験の受験者数は、他の科目と比べて多い傾向にあります。

Accessはデータベースソフトであり、顧客管理や商品管理などに使用されています。ただ、特殊なソフトのため、Accessのスキルを必要とされる業界は限定的です。

Outlookは、マイクロソフト社が提供するメールソフトです。ただし、メーラーとしてOutlookを利用している会社が少ないためか、受験者はほとんどいません。

MOSは、就職で目指す業種や、職場で使う頻度の高いアプリケーションの資格を受験することをおすすめします。

ただし、試験に合格することのみを目的にするのではなく、勉強した内容を応用して自分で使いこなせるようにならなければ、仕事に活かすことは難しいでしょう。

 

MOSの難易度を科目別に紹介!出題内容もチェック

MOSの試験では、自己流の操作ではなく、正しい手順でソフトを扱えることが問われます。「ただ使える」だけではなく、「正しく使える」レベルというのが、MOS試験に合格するレベルだと考えましょう。

受験勉強には、ネットなどの動画を使って実際にソフトを使用するシーンを見ながら勉強するのがおすすめです。また、自分でもソフトを使ってみること、問題集を繰り返し解くことも大切でしょう。

MOSの具体的な勉強方法については、「MOS資格をたった2週間の独学で合格するための勉強方法」で詳しく解説しています。
ここからは、MOSの難易度や出題内容を、科目別にご紹介します。

各科目の難易度

各科目の難易度について、例として2016年版のおおよその出題範囲と併せてご紹介します。

MOSの難易度は

・Word

スペシャリストレベルの出題範囲は、文書作成・文書装飾・表作成・グラフィックの挿入など基本的な操作です。若い人は学生時代から利用することも多い操作であるため、問題なく受験できる方も多いでしょう。
エキスパートレベルになると、文章の校閲や高度な書式設定・コメント機能など、単純な書類作成では使用する頻度の少ない機能も駆使しなければなりません。より深い学習が必要となるでしょう。

・Excel

スペシャリストレベルの出題範囲は、テーブルやグラフの作成や編集、基本的な関数の使用などです。難易度は一般レベルであるため、業務でエクセルを使用する人であれば、すでにスキルを習得している場合も多いと考えられます。
エキスパートレベルになると、複数のデータ管理や高度な関数、より高度な機能を駆使したグラフの作成など、効率的なアプリケーションの使用が求められます。合格のためには、普段からエクセルを使いこなす必要があるでしょう。

・PowerPoint

PowerPointの出題範囲は、プレゼンテーションの作成、テキストや図形の挿入、グラフの挿入、アニメーションの適用などです。基本的な操作とはいえ、ワードやエクセルに比べると特殊な操作が多いため、これまで一度もパワーポイントを触ったことがない状態での合格は難しいでしょう。

・Access

アクセスの出題範囲は、データベースの作成や管理、テーブルの作成、クエリやフォームの作成などです。アクセスは日常生活で使うことが少なく、ほとんど知識のない方も多いでしょう。そのため、MOSのなかでもっとも難しい試験と言われることもあります。

・Outlook

アウトルックの出題範囲は、環境管理、メッセージの管理、スケジュールの管理などです。基礎的な内容が多く占めるため、難易度は決して高くありません。メーラーとしてOutlookの利用を検討している方にはおすすめです。

バージョンごとの難易度

MOSは、バージョンごとに問題形式が異なるため、ここでも難易度の差が生まれます。特に、2013は試験を通して1つのファイルを作るため、途中で一度間違えると、後の問題が解けない可能性があり、最も難しいといわれています。

一方で、もっとも簡単だといわれているのは、クイズ形式の2010バージョンです。しかし、2010の試験は2020年3月末で終了する予定であること、多くの職場などで使われるOffice製品のバージョンが新しくなっていくことを考えると、より新しいバージョンの試験を選択する方が無難だと考えられます。

 

【MOS難易度】他のパソコン検定と比べて難しい?簡単?

MOS以外にも、パソコンのスキルを証明する資格はいくつかあります。MOSと、その他の資格の難易度を簡単に比較してみましょう。

MOSスキルのレベルアップ

・P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)

主に学生を対象に、「パソコンに関するスキルを広く浅く学ぶ」ことを目的として行われるのがP検です。P検は1級から5級まで存在し、5級は初学者レベルですが、1級となると高い知識を要求され、MOSより難しいと感じる人も増えるでしょう。

・日商PC検定試験

日商PC検定試験は、MOSと同様に、Office製品を使用してビジネス文書や資料の作成能力を測る試験です。主に、WordとExcelを使用して回答します。4段階の難易度があるものの、公式テキストが数多く出版されており、しっかりと準備すれば合格は可能な試験です。

・パソコン技能検定Ⅱ種試験

パソコン技能検定Ⅱ種試験では、WordとExcelを使用した文書作成や表計算スキルを測ります。こちらは1級から6級まであり、1級と2級がビジネス向けです。公式サイトから参考書及び問題集が購入できます。

・ITパスポート

パソコンだけでなくIT全般に関する知識を取得しているかが問われる試験です。出題範囲が広く、管理や経営に関するスキルも必要になるため、難易度は高いといえます。実務的な操作スキルだけでなく、パソコンの仕組みなどについての知識を得たい場合に、受験をおすすめします。

 

MOSは、パソコンに関する資格のなかでもっとも知名度が高く、受験者も多い試験です。Office製品は事務作業などを行う上で欠かせない存在となっているため、MOSを取得すれば就職や転職の際にもアピールできます。受験の際は、操作方法を効率的に学習し、合格を目指しましょう。

 

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