学生のうちのスキル取得は就職後のアドバンテージになる――。以前から利用していたUdemyを最大限活用!

学生のうちのスキル取得は就職後のアドバンテージになる――。以前から利用していたUdemyを最大限活用!

ベネッセコーポレーションは、2020年11月から同年12月にかけて、大学1・2年生を対象とした、約1か月にわたる長期の「プロジェクト型インターンシップ」をオンラインで開催しました。

新型コロナウイルスの影響で、従来の学びが難しくなっている大学生たちは、どんな学びを得たのでしょうか。

インターンシップに参加した学生の南雲さんに、活動の中での気づきに加え、Udemyを通して学んだこと・キャリア観の変化について伺いました。インタビューの最後には、南雲さんが選ぶ「同世代の学生におすすめしたいUdemy講座」もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

インタビューにご協力いただいた方

南雲さん

東京大学 経済学部 2年生
南雲悠太郎・ナグモ ユウタロウさん

インターンシップ参加前からUdemyで様々な講座を受講。Udemyでデータ分析やPythonの知識を取得し、データ分析回りのアルバイトに活かした経験も。

 

 

オンラインで全国から60名が参加した「プロジェクト型インターンシップ」とは?

ベネッセコーポレーションが実施したのは、プロジェクト型インターンシップ。「新時代に向けた、『大学の学び』をプロデュースせよ」をテーマに掲げ、参加した学生たちはチームを組み、大学教育で実装可能な教育プログラムの立案ならびに、開発そして実践をオンライン形式で行いました。

約1か月にわたる期間中は、ベネッセの社員がサポートに入り、フィードバックやアドバイスを実施。さらに、社会人から人気のUdemy講師によるスキルアップ研修も行いました。

参加したのは、全国の選考を通過した60名。文系、理系を問わず、意欲のある学生たちが参加しました。参加者にはUdemy for Businessの年間利用アカウントを付与し、インターンシップ終了後も、必要なスキルをUdemy for Businessの講座から選び、大学の学びの中で活用できる体制を提供しています。

私たちベネッセコーポレーションは、Udemyをはじめとした事業を通して、「最終学歴」だけでなく、「最新学習歴」を誇れる社会の実現に向け、すべての学び続ける大人を応援し続けます。

※「Udemy for Business」は世界最大級のオンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」で公開されている15.5万以上の講座の中から、日本の利用者向けに厳選した日本語及び英語、約5,500講座をサブスクリプション(定額制)で利用することができるサービスです。IT 技術からビジネス全般まで、幅広い領域をカバーしています。

実際に行動し、経験することの大切さを学んだ

――まずは、今回のインターンシップに参加しようと思った理由を教えてください。

今回のインターンシップへの参加を決めた理由はいくつかあります。まずは、以前からUdemyを利用していたため、インターンシップに参加後、Udemy for Businessで講座を受け放題という点に非常に魅力を感じたことです。

もうひとつの理由は、Pythonを使ったデータ分析をアルバイトでしていく中で、DXに興味が沸いていたこともあり、自分の興味と今回のインターンシップのテーマが合致したことです。また、これまで取り組んできたことは、個人ワークが多かったので、チームでワークを行っていくという経験もしてみたいと思い、参加を決めました。

――インターンシップ参加前の意気込みは覚えていますか?

自分は、プログラミングの経験があったこともあり、技術面で貢献したいと考えていました。新しいことを学ぶことに対してあまり抵抗がないタイプなので、やってきたことをそのまま活かすというよりは、必要になったタイミングで自分でも勉強し、貢献していければと思っていました。

――インターンシップに参加してみて、つまずいたポイントがあれば教えて下さい。

始まってすぐのタイミングですが、開始直後はお互いをあまり知らない状態で、ディスカッションしてもなかなか意見がまとまらず、チームメンバーの合意を得ながら方向性を合わせるのが大変でした。

――解決に向けてしたことはありますか?

具体的な施策を話し合う前に、課題感のすり合わせの機会を設けました。話し合いの中で共通認識の形成を図ることで、同じ方向を向いて進めるようになったと思います。

――振り返ってみて、インターンシップに参加して良かった点はどんなところですか?

まず、NoCode でアプリを作る経験ができたことです。Nocode は今回のインターンを通じて初めて触り、1から勉強したのですが、最終的にアプリとしてある程度のアウトプットまで持っていけたのは良い経験だったと思います。それと合わせて新しい技術に触れられたのも楽しかったです。

また、最初は想定していなかったのですが、ビジネス面の知見を得ることができたことが1番良かった点だと思います。今回のインターンシップ参加前は、アイディア勝負かと思っていたのですが、実際にプロジェクトを進める中で、本当に収益は上がるのか?需要はあるのか?など、ビジネスの視点からもきちんと考えなくてはいけないことを知りました。難しかった部分ではありますが、最終的にはビジネスの視点を実践的に学べたので、非常に良かったと感じています。

期待していたポイントでもあるチームでの開発については、中間発表の際に厳しいフィードバックも受けたのですが、協力し合って最後までやり切れたのは達成感につながりました。

――インターンシップを終えての感想をお聞かせください。

終わってから、グループディスカッションの本などを読み、グループ内での立ち回りを反省しました。自分は、グループ内で司会の役割として、その場をおさめるために、対立意見を論理的に言いくるめてしまったんじゃないかと…。論理で抑えつけるのはだめだったなと反省しています。

ただ、グループでワークを行っていく中で、自分ひとりでは考えつかないところに辿り着けたのは良い経験でした。今回のインターンシップはすべてがオンラインだったため、全国から価値観の違う人が集まり、多様な意見・考えが出されていました。

そのような多様な意見の組み合わせにより、自分の想像していなかったアウトプットへと昇華され、チーム開発の面白さを体感しました。

また、今回のインターンシップ以降、ビジネス視点で考える癖がついたと思います。就職活動に向けて、ベンチャー企業のビジネスモデルを伺う機会があるのですが、この会社はどこで収益をあげているのか、注力している事業は何かなどを考えるようになりました。

――インターンを通じて、キャリアへの考え方に変化はありましたか?

正直なところ、インターンに参加する前は、特にキャリアプランを持っていませんでした。自分で業界分析などを進めていく中で気づいたのですが、自分で調べるだけ、外から見るだけではわからないことを、実際に経験できたというのは大きいと感じています。

また、今回参加したインターンシップをきっかけに、今後のキャリアを考えていく際には、まずは自分で行動してみる、経験してみるということが大切だと思うようになりました。今はまず、自分のできること・興味の幅を広げていきたいという意識が強いです。

 

Udemyは知的好奇心をくすぐってくれる

――以前からUdemyを利用していたということですが、これまでどんな分野の講座を受けてきたのでしょうか?

今回のインターンシップ参加前には、アルバイトで必要な知識として、Pythonとデータサイエンス、環境開発あたりを学んでいました。インターン中は、資料作成やプレゼンなどのすぐに必要な知識をUdemyで得ていました。

インターンシップ終了後は、学校の勉強の補完として統計学や会計の講座、新しく始めるインターンシップに向けて、PythonのスクレイピングやJavaScript、PHPなどの講座を受講しています。

――幅広く受講されているようですが、Udemyのいいなと思うところはどこでしょうか?

勉強面、価格面、機能面の3つの側面からおすすめしたいポイントを挙げさせていただきます。

まずは、勉強面になりますが、ジャンルが幅広いので、意識していなかった分野を勧められたときに、知的好奇心がくすぐられます。さらに、講師に直接質問できたり、過去の質問も振り返れたりするので、同じようにつまずいた人の質問と答えを確認しながら進められるのも魅力です。これは特にプログラミングを学習するうえでは、つまずいても途中でリタイアすることが少なくなるため、重要なポイントだと思います。

また、細かい部分ですが、動画教材では、講師の方が書いているコードをハンズオンで、自分も実際にコードを書きながら学べるのも良いところです。講師の方も現役のエンジニアだったり専門家だったりと、講座の質が良いということもおすすめです。

価格面では、Udemyの場合、セール時に買えば、専門書レベルの情報を専門書よりも安価で買えます。Udemy for Businessでは、いくらでも受講できるので、追加料金が不要というのはありがたいです。

最後に、機能面についてです。一つ一つの章立てが細かく、1本の動画が2分から長くても10分程度です。そのため、学びたいところをつまみぐいでき、復習もしやすいです。また、オンライン学習のため、時間と場所を選ばずに学習できることが良い面だと思います。

――Udemy愛を感じますね(笑)。Udemyで学ぶことと大学で学ぶことは、どのように使い分けていますか?

最近は大学もオンデマンドの授業が増えているので、時間と場所を選ばないという点は共通しています。その中で、Udemyは短期で集中して学べるので、スキル習得の面で、特に役立つと考えています。

学びの深さで考えてみると、大学では、専門的なところを深く学んでいくのが主流ですが、Udemyでは、基礎的な部分のインプットを効率的に行えるので、概略をつかむのに適していると思います。そういう使い方をすれば、大学の学びの補完になるのではないでしょうか。

また、独学していると、学習が孤独になりがちですが、今回のインターンシップのように、共通の目的を持ってチームメンバーと取り組めるのは、刺激になりました。

――参考書や専門書などの書籍を購入して学んだ経験はありますか?

はい。Udemyに行き着く前に、 専門書でPythonの勉強をしようと思ったのですが、環境構築のところで挫折してしまい……。結局、Udemyで学んで下地がついてから、専門書を読みはじめ、学びを深めていけたと思います。

 

向こう半年、学びたいことはたくさんある

――今後半年で、どんなことを学んでいきたいですか?

長期インターンを始める予定で、Pythonのスクレイピング、JavaScript、PHPのスキルが必要なので、直近はそこを重点的に学んでいきたいと思っています。

――就職活動に向けて、自分の中で目標にしたいことなどあれば教えてください。

まだ、具体的なところまでは考えていないのですが、今の自分の実力だけで就職活動をするのではなく、就職活動中も学ぶ姿勢を持っていたいと考えています。

就職活動に向けて、具体的な目標としては、グローバル経験がないので、そういった経験ができる機会を作っていきたいですね。ほかにも、現在興味がある分野がデータ分析やIT関連のため、関連した新しい分野の知識・スキルを引き続き学んでいこうと考えています。

――ありがとうございました。また半年後にお話をお伺いできるのを楽しみにしています。 

(続編:2021年9月ごろ掲載予定)

 

南雲さんが選ぶ!大学生におすすめしたいUdemy講座

南雲さんによると、ビジネススキルの講座の内容はビジネスの場だけでなく、大学生活でも活かせそうなものも数多くあるとのこと。その中で、同世代におすすめしたいUdemy講座を伺いました。

■Pythonによるビジネスに役立つWebスクレイピング(BeautifulSoup、Selenium、Requests)

スクレイピングの基礎から中級レベルまでが、実際のサイトからのスクレイピングを例に分かりやすく解説されています。

■【初心者から上級者まで】1日で学べるエクセルの教科書 マスターコース

社会人になったら必須となるスキルなので、学生のうちに身につけておけばアドバンテージになると思います。エクセルの見せ方・効率の上げ方が丁寧に解説されています。

■【ゼロからおさらい】統計学の基礎

データドリブンの世の中を生きていく上で、統計学の基礎を身に付けておくと何かと便利だと思います。基礎から丁寧に解説されており、試験前の総復習にも適していました。

■ 米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座

プログラミング学習を進めていく上で、最初の難関である環境構築を自由度高く行うことができるようになります。やや複雑なDockerが図解を用いて分かりやすく解説されています。

インターンシップに参加したほかのメンバーインタビューは以下からご確認いただけます。