WEBデザイナーを目指す人必見。取っておきたい資格5選!

WEBデザイナーを目指す人必見。取っておきたい資格5選!

WEBデザインには様々な知識と技術が必要になりますが、それらの能力を効率的に身につける方法が、WEBデザインに関係する資格を取ることです。

資格を持っていると、自身の能力の証明になるだけでなく、自身の知識・技術レベルの過程をはかる機会にもなります。

今回は、そんなWEBデザイナーが持っていると仕事の役に立つ資格を5つご紹介します。

WEBデザイナーになるには資格は必要?

WEBデザイナーになる場合、特別な資格を持っている必要はありません。

ほとんどの人が、独学やスクールで基本的なことを学び、未経験の状態で就職活動を経てWEBデザイナーになります。

しかし資格を取得していると、WEBデザインに関する基礎知識や制作に関わる技術、能力が客観的に証明され、就職活動や転職活動の際にとても便利です。

また、実務経験を2〜3年積んだWEBデザイナーにとっても、自分が身につけてきた知識や技術の確認、今後のスキルアップとして資格取得を目指すことはいい機会になるでしょう。

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WEBデザイナーが持っていれば便利な資格

本章では、WEBデザイナーが持っていれば便利な資格を5つ紹介します。ぜひご覧になって、どんな資格なのかや、受験料や合格率などをチェックしてみてください!(情報は2017年8月現在のものです)

WEBデザイン全般のスキルを身につけたい人向けの資格

WEBデザイナーの仕事は、表面上のデザインだけではなく、コンセプト設計からインフォメーションアーキテクト、さらにはデザインに関わる法律など、様々な知識が必要とされます。そんなWEBデザイナーに必要な基本的知識の習得を評価されるのが、「Webデザイナー検定」となります。

Webデザイナー検定を保有していることによって、基本的な知識はきちんと身についていると判断されます。

検定には、WEBサイトの企画、制作、デザインに関する基礎知識を測るベーシックと、基礎知識に加え知識を応用する能力を測るエキスパートの2つの種類がありますが、プロとしてWEBデザインの道に進まれる方は、エキスパートの取得をオススメします。

「Webデザイナー検定」

http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/

試験料:ベーシック 5,500円 / エキスパート 6,600円

合格率:ベーシック 64.4% / エキスパート 29.8%(2016年後期データ)

Photoshopのスキルを身に付けたい人向けの資格

WEBデザインに欠かせないアプリケーションのひとつがPhotoshop。

WEBデザイナーは、写真の加工からページデザインまで、Photoshopを使って行います。

就職活動の際は、ほとんどの場合がphotoshopを使える前提で話が進むので、一通り使えていることが重要です。

そんなPhotoshopのスキルを身につけるのにオススメなのが「Photoshopクリエイター能力試験」。

画像編集に関する知識と技術、さらにはPhotoshopを駆使して思い描いたデザインを表現する技能を測ります。こちらもスタンダードとエキスパートの2種類に分かれています。

「photoshopクリエイター能力試験」

http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/

試験料:スタンダード7,400円 / エキスパート 8,400円

合格率:72.0%(平成28年度平均合格率)

Illustratorのスキルを身に付けたい人向けの資格

Photoshopと並んでデザインツールとして欠かせないのがIllustrator。

WEBデザイナーはWEB以外にも、ロゴデザインや、チラシ・ポスターなどのデザインを同時にかねる場合もあるので、Illustratorもまた取得必須の技術と言えます。

そんなIllustratorのスキルを身につけるのにオススメなのが「Illustratorクリエイター能力試験」。

Photoshopクリエイター能力試験と同様、制作現場で使える実践的な技能を測ります。

「Illustratorクリエイター能力試験」

http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/

試験料:スタンダード 7,400円 / エキスパート 8,400円

合格率:68.9%(平成28年度平均合格率)

HTML/CSSなどのコーディングスキルを身に付けたい人向けの資格

WEBデザイナーは、表面上のデザインだけでなく、実際にサイトではどのように表現するかを考慮するために、コーディングスキルも重要な要素になります。

そんなコーディングスキルを身に付けたいという人は、WEBサイト制作の知識に加えてマークアップの実技問題もある「Webクリエイター能力認定試験」がオススメ。

Webの構造を理解し、HTMLとCSSを用いてデザインやレイアウトをきちんと表現する基本的技術から、ユーザビリティやアクセシビリティを考慮したWebデザインの表現や、スクリプトを用いた動きのあるWebページの表示、マルチデバイス対応など、より実務的な技術を身につけることができます。

「Webクリエイター能力試験」

http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/

試験料:初級 5,700円 / 上級 7,300円

合格率:79.9%(平成28年度平均合格率)

色彩など、デザインセンスを身に付けたい人向けの資格

WEBに限らずデザインをする上で難しいのが色の使い方ですが、そんな色彩の仕組みを学び、デザインセンスを身に付けたい人には「色彩検定」がオススメ。

今までは感覚や感性だけで色を選んできた人も、色に関する知識や技能を倫理的、系統的に学ぶことによって、理論に裏付けられた色彩の実践的活用能力を身につけることができます。

「色彩検定」

http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/

試験料:3級 7,000円 / 2級 1,0000円 / 1級 15,000円

合格率:3級 75.25% / 2級 62.84% / 1級 29.77%(2016年データ)

現役WEBデザイナーが思う!WEBデザイナーになるために大切なこと

WEB制作の現場はとても忙しく、入ってから手取り足取り丁寧に教えてくれる会社はほとんどありません。

私はまったくの未経験から、独学での勉強と就職活動を経てWEBデザイナーになった人間ですが、最初の1年は毎日とにかく勉強を繰り返す日々でした。転職を経てフリーランスになった今でも、新しい技術が目まぐるしく増え、勉強の毎日です。

そんな常に新しい技術が増えるこの世界だからこそ、「自分から積極的に学び続けられる人」でないと続けるのは難しい仕事だと思います。

その点で、資格取得はスキルアップの指標になり、自分の能力が証明されてモチベーションの維持に繋がりやすいので、これからWEBデザイナーを目指す方だけでなく、すでにWEBデザイナーとして働きながらスキルアップに悩まれている方にもぜひ挑戦していただきたいです!