Tableau認定資格の種類や難易度、学習方法をわかりやすく解説

日々の業務でTableauを使うなら、一度Tableauの認定資格の取得を考えてみてはいかがでしょうか?
とはいっても、

・Tableau認定資格ってそもそも何?
・どうやって取得するの?
・資格取得のメリットは?

と疑問に思った方も多いはず。
この記事では、 そんな方に向けてTableau認定資格の種類や難易度、資格を取得することのメリットやおすすめの勉強方法などを紹介します。

Tableau認定資格とは?概要や取得するメリットを確認しよう

Tableau認定資格には、試験内容や求められるスキルごとに異なる種類があります。ここでは、Tableau認定資格の概要や取得するメリットについて解説します。

Tableau自体の強みや特徴を知りたい方は、下記の記事もあわせて参考にしてください。

Tableau(タブロー)とは?データ分析における強みや導入事例を解説!

Tableau認定資格とは?

Tableauの認定試験
出典元:Tableau公式サイト

Tableauの認定試験は5種類です。Tableauに関する基本的な知識を問われるものや、データ分析のスキルを問われるものなど、試験によって内容が異なります。

Tableau認定試験に合格すると、資格取得者の一覧に名前が掲載されます。また、デジタルの証明書が発行され、Tableauに関するスキルをアピールすることが可能です。

Tableau認定資格を取ることによって得られるメリット

Tableau認定資格を取得すると、Tableauを活用している企業に就職や転職をする際に役立ちます。近年はデータスキルの需要が高まっているため、Tableauの資格を取得しておくと有利です。

また、Tableauのより高度な機能を活用できるようになることも、資格取得のメリットです。試験では、日常業務で使ったことのないTableauの機能について問われる可能性があります。試験対策のための勉強を通じて、今まで知らなった新たな機能や使い方を発見できます。

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Tableau認定資格の種類別の難易度や費用、試験内容、必要勉強時間を一覧で紹介

Tableau認定資格の種類別の概要は次の通りです。

試験名 難易度 費用 試験内容 必要勉強時間
Tableau Desktop Specialist $100 基本的なスキル 3か月以上
Tableau Certified Data Analyst $250 データ分析 6か月以上
Tableau Server Certified Associate $250 サーバー管理 6か月以上
Tableau Consultant パートナー向け資格のため情報なし
Tableau Architect

試験の詳細は公式サイトをご確認ください。

ここでは、Tableau認定試験の難易度や、最初に受けるべき試験について解説します。

Tableau認定試験は他の試験と比べてどのくらい難しい?

Tableau認定試験の難易度は、全体として比較的簡単です。「Tableau Desktop Specialist」の内容であれば、合計50時間程度の勉強で知識を身につけることで十分に合格を見込めます。

Tableauの試験では、出題・回答に使用する言語として日本語の選択が可能です。英語力に自信がない場合であっても問題なく解くことができます。

最初に受けるべき試験は「Tableau Desktop Specialist」

Tableauの資格取得が初めての場合、まずは「Tableau Desktop Specialist」から受験することがおすすめです。

Tableau Desktop Specialist試験では、Tableauの機能や使い方に関する基本的な内容が網羅的に出題されます。試験内容に含まれる主なテーマは次の通りです。

・データソースへのライブ接続
・データモデルの作成と管理
・基本的なチャートの作成
・分析機能の使い方
・ダッシュボードの作成と変更
・ディメンションやメジャーなどTableauの概念

受験方法は、「オンライン試験」と「テストセンター」の2パターンから選択できます。ただし、オンライン試験の場合は身分証明や試験環境の確認のため、試験官との英語によるやりとりが必要です。

Tableau認定資格を取るのにおすすめの勉強方法を解説

Tableau認定試験に合格するための勉強方法には、公式サイトや動画講座などいくつかのやり方があります。ここでは、おすすめの試験対策を4つ紹介します。

勉強方法①:Tableauの公式サイトで勉強する

Tableauの公式サイトでは、各認定試験についての情報と準備ガイドを見ることが可能です。

出典元:Tableau公式サイト

試験範囲を確認した上で分からない部分は、公式サイトのヘルプを見ると解決できる場合があります。

試験の形式や試験範囲、点数配分など、Tableau社が提供する正確な情報を確認できることが、公式サイトで勉強をするメリットです。また、練習問題を使った試験勉強にも取り組めます。

勉強方法②:動画を視聴して勉強する

Tableau公式サイトでは無料のトレーニングビデオを視聴することができるので、まずはこちらを視聴してみるのもよいでしょう。

出典元:Tableau公式サイト

 

また、Tableauに関する知識をより体系的に学びたい、より理解を深めたいという方にはUdemyの動画講座がおすすめです。

 

勉強方法③:Tableau PublicやWeb検索を用いる

Tableau Publicとは、Tableauのユーザーが無料で作成したデータやグラフなどの情報が公開されているWebサイトです。Tableau Publicを見て使い方の例を学ぶことも、試験対策の方法として挙げられます。

出典元:Tableau公式サイト

個人や企業が運営するブログなども、試験勉強に役立ちます。資格試験の勉強用に共有されているノウハウや、実際に試験を受けた人の体験談などを検索してみましょう。

勉強方法④:Tableauを使用し経験を積む

実際にTableauを使用し、知らない機能を試してみることによっても、認定試験の学習が可能です。網羅的な試験範囲に対応するには、Tableauを幅広い使用方法を経験しておく必要があります。

認定試験の問題では、Tableauの機能や画面操作に関する内容が文章で出題されます。Tableauの操作画面を頭の中で思い出せるようにするため、Tableauを実際に使用して感覚を身につけておくことが大切です。

Tableau認定資格を取得すると、Tableauの機能やデータ分析に関するスキルを客観的に証明できます。また、普段の業務では気づかなかった新たな使い方が見つかることも、試験を受けるメリットです。Tableauの公式サイトや動画講座などを活用し、効率的に学習を進めましょう。