1. トップ
  2. IT資格
  3. Microsoft Azure認定資格を難易度別に解説!おすすめの勉強方法は?

Microsoft Azure認定資格を難易度別に解説!おすすめの勉強方法は?

近年、業務でクラウドサービスを利用する機会は増えてきており、Microsoft Azureはクラウドサービスの代表格の一つです。そんなAzureにはマイクロソフト社の認定資格が用意されており、自身の専門的な知識・スキルの証明として資格取得を目指している方も多いでしょう。

しかし、Azure認定資格は種類が多く、どの資格を取得するべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、Azure認定資格の概要から取得するメリットに加え、初級・中級・上級レベルに分けてAzure認定資格を紹介します。

併せて、Azure認定資格のための勉強方法についても紹介していますので、ぜひご覧ください。

Microsoft Azure認定資格とは?

Microsoft Azure(マイクロソフト アジュール)は、マイクロソフト社が2010年10月からサービスを開始したクラウドコンピューティングサービスのことです。Microsoft Azure認定資格はマイクロソフト社の認定資格であるMCP(Microsoft Certification Program)のひとつであり、Azureに関する知識やスキルを認定する資格です。

近年では、クラウドサービスを業務で利用することが一般的になり、Microsoft Azure認定資格への注目が高まっています。

Microsoft Azure認定資格を取得するメリット

Azure認定資格を取得するメリットは?

Azure認定資格を取得するメリットとしては、大きく次の3つが挙げられます。

  • 社内外からの信頼アップ
  • 自身のスキル、知識の証明
  • Azureに関するスキル、知識を体系的に学べる

Azure認定資格は、マイクロソフト社の認定資格であるため、資格を取得することで、社内での人事評価だけでなく、取引先などの社外の人に対しても信頼されるようになります。また、ITの世界では自身のスキルや知識を証明することが難しいですが、資格を取得することでスキル・知識の証明が可能です。特に、人事評価や転職時には、資格の存在は大いに役立つでしょう。

加えて、 Azure認定資格は、レベル別に用意されており、資格取得のための学習を通じてAzureに関して体系的に学ぶ事が可能です。 Azureのサービスは多岐にわたっており、「どのような場面で、どのサービスを利用することが適切か」を判断するためには、一定の知識と経験が求められます。そのため、資格取得に向けた学習によって、自身のAzureへの理解度を確認することもでき、よりAzureを活用するためのスキル・知識を身につけられます。

 

Microsoft Azure認定資格の種類は?レベル・難易度別に解説

Microsoft Azure認定資格は、技術的ロールや要件に応じて、細かく用意されているため多種多様です。Azure認定資格の種類としては、主に次の9種類の分野に分かれています。

  • 基礎
  • 開発者
  • 管理者
  • ソリューションアーキテクト
  • データエンジニア
  • データサイエンティスト
  • AIエンジニア
  • DevOpsエンジニア
  • セキュリティエンジニア

加えて、それぞれに難易度別のカテゴリが存在しており、「Fundamentals」「Associate」「Expert」「Specialty」の4つに分けられます。これらの組み合わせによって、初級・中級・上級のレベルに分けられます。

それぞれのレベルごとに関連する認定資格を見ていきましょう。

Azure認定資格①初級レベル

Azure認定資格の初級レベルとしては、次に上げる3つのFundamentalsの認定資格が該当します。各認定資格は、名前の横に記載の試験番号の試験を突破することで取得可能です。

  • Azure Fundamentals:AZ-900

Azure Fundamentalsは、クラウドサービスの基礎知識や概念、Azureのサービスなどに関する一般的なテクノロジーの概念についての知識・スキルを有することを証明する資格です。技術的ロールに関係なく、ほぼすべてのAzure認定資格の基礎となる資格となっています。

対象:Azure初級者、 Azure 管理者

  • Azure AI Fundamentals:AI-900

Azure AI Fundamentalsを取得するためには、機械学習(ML)や人工知能(AI)に関連するAzureサービスの知識・スキルが問われます。主にAIエンジニアが対象となりますが、非技術的背景を持つ受験者も対象であり、ソフトウェア開発の経験は必須ではないものの、一般的なプログラミング知識があると好ましいとされている資格です。

対象:AIエンジニア

  • Azure Data Fundamentals:DP-900

Azure Data Fundamentalsでは、Azure内のデータの取り扱いについて問われます。データベースやデータの分析、リレーショナルデータと非リレーショナルデータの概念などについての知識に加え、Azureのデータサービスを使用して実装するための基礎知識が必要です。

対象:データエンジニア、データベース管理者

Azure認定資格②中級レベル

Azure認定資格の中級レベルとしては、Associate・Specialtyを含む次の10資格が該当します。一部の認定資格は2021年6月30日以降に試験が置き換えられるため注意が必要です。中級レベルでは、主に技術ロールに併せて認定資格を選んでいくことになります。

  • Azure AI Engineer Associate:※2021年6月30日までAI-100、以降はAI-102

Azureサービスを利用するAIソリューションの構築・管理などに関する専門知識が問われる資格です。この資格を取得するためには、AzureのAIサービスに関する知識以外にもC#やPython、JavaScriptに関するプログラミング知識も必要となります。

対象:AIエンジニア

  • Azure Data Engineer Associate:※2021年6月までDP-200&DP-201、以降はDP-203

Azure Data Engineer Associateでは、構造化及び非構造化データシステムからデータを分析ソリューションの構築に適した構造に統合・変換などをするための専門知識が求められます。Azureのデータサービスに関する知識以外にも、SQLやPython、Scalaなどのデータ処理言語に関する知識とスキルも必要です。

対象:データエンジニア

  • Azure Administrator Associate:AZ-104

組織のMicrosoft Azure環境の実装から管理、監視に至るまでのAzureサービス全般に関する専門知識が問われる資格です。Azure環境下におけるID管理やストレージ、コンピューティング、仮想ネットワークなどの実装から維持管理に関するスキル・知識が求められます。

対象: Azure 管理者

  • Azure IoT Developer Specialty:AZ-220

Azure IoT Developer Specialtyでは、Azure IoTソリューションのクラウド・エッジコンポーネントの開発に関する専門知識が問われます。IoTソリューションを形成するAzureサービスの実装経験が必要であり、C#やC言語、Pythonなどの言語におけるIoTコーディングタスクを実行する能力も必要です。

対象:開発者

  • Azure Security Engineer Associate:AZ-500

クラウド環境におけるIDやアクセス管理、セキュリティ制御と対策手段の実装だけでなく、オンプレミス環境とのハイブリッド環境におけるデータ・アプリケーション・ネットワークの保護に関する専門知識が求められる資格です。これらの知識に加えて、スクリプト作成や自動化、仮想化などに関する知識も必要であり、Azureに関連するマイクロソフト製品やその他のサービスにも精通している必要があります。

対象:セキュリティエンジニア

  • Azure Database Administrator Associate:DP-300

Azure Database Administrator Associateでは、Microsoft Azure Data ServiceやMicrosoft SQL Server上で構築したデータベースに加え、ハイブリッド環境下におけるデータベースの運用面の実装・管理に関する知識・スキルが求められます。

対象:データベース管理者

  • Azure Developer Associate:AZ-204

Azure Developer Associateは、Azureにおけるクラウドアプリケーションやサービスの設計から、構築・テスト・保守に至るまでの専門知識が問われる資格です。この資格の受験には1~2年の専門的な開発経験とAzureの経験が必要です。

対象:開発者

  • Azure Data Scientist Associate:DP-100

データサイエンスと機械学習に関する知識を活用し、Azureで機械学習ワークロードを実装して実行するための知識・スキルが問われる資格です。Azure Machine Learningワークスペースの設定から、モデルの訓練・最適化・管理までのスキルが求められます。

対象:データサイエンティスト

  • Windows Virtual Desktop Specialty:AZ-140

Azureでのあらゆるデバイスで、仮想デスクトップとリモートアプリの計画・提供・管理に関する専門知識が求められる資格です。主にWindows Virtual Desktopを利用してアーキテクチャの設計からインフラ実装、セキュリティ管理などを行うためのスキルが求められます。

対象: Azure 管理者

  • Security Operations Analyst Associate:SC-200

主にMicrosoft Azure Sentinel、Azure Defender、Microsoft 365 Defenderを活用し、組織の情報技術システムの保護を目的として、セキュリティ脅威の調査・対応を行うための知識・スキルが求められます。

対象:セキュリティエンジニア、セキュリティ運用アナリスト

Azure認定資格③上級レベル

Azure認定資格の上級レベルでは、Expert・Specialty・Associateを含む4つの認定資格が対象となっています。Expertの認定資格では、前提となり特定の資格を取得している必要があるため注意が必要です。

  • Azure Stack Hub Operator Associate:AZ-600

Azure Stack Hubはオンプレミス環境でアプリを実行し、データセンターでAzureサービスを実現する方法を提供するAzureの拡張機能です。この認定資格では、Azure Stack Hubを使用して独自のデータセンター内からエンドユーザーにクラウドサービスを提供する管理者やオペレーターが対象となっています。Azure Stack Hubを使用したインフラ環境の計画から実装・維持管理までの幅広い知識とスキルが必要です。

対象: Azure 管理者、Azure Stack Hubオペレーター

  • Azure for SAP Workloads Specialty:AZ-120

AzureでのSAPソリューションの長期的な運用や、プロビジョニング・スケーリングなどを適切に調整するための知識・スキルが求められる資格です。SAPアプリケーションに関する幅広い知識と経験が必要であり、加えてデータベース用のOSサーバー、仮想化、ネットワーキングなどに関する幅広い知識も求められます。

対象: Azure 管理者、ソリューションアーキテクト

  • DevOps Engineer Expert:(AZ-104 or AZ-204)and AZ-400

AzureでDevOpsを実現するために、コラボレーション・インフラストラクチャ・ソース管理・セキュリティなどの開発に関わる専門的な知識に加え、ビジネス価値を継続的に提供するための人・プロセス・テクノロジーの連携に関する幅広く専門的な知識・スキル・経験が求められる資格です。

対象:DevOpsエンジニア

  • Azure Solutions Architect Expert:AZ-303 and AZ-304

Azure Solutions Architect Expertでは、Azureで実行されるソリューションの設計と実装に関する幅広く専門的な知識が求められます。Azureインフラストラクチャの実装と管理やIDとセキュリティの設計、データストレージの設計などのビジネス要件を安全で拡張性と信頼性の高いクラウドソリューションに変換できるだけの知識・スキルが必要です。

対象:ソリューションアーキテクト

 

Azure認定資格のおすすめ勉強法は?

Azure認定資格の勉強方法としては、大きくオンラインとオフラインでの方法が考えられます。オンラインでの勉強方法ではMicrosoft Learnの活用や、動画講座などの視聴が挙げられるでしょう。Microsoft Learnは、マイクロソフト社が提供する学習サービスであり、無料でAzure環境に触れることができます。資格取得のための教材としても十分に役割を果たすサービスであるため、まずはMicrosoft Learnからはじめることをおすすめします。

資格取得に向けた勉強方法

オフラインでの勉強方法としては、書籍や参考書などの学習方法が考えられますが、種類が豊富とは言えず効率的な学習は難しいと言えるでしょう。そのため、Azure認定資格の取得を目指すのであれば、オンラインでの勉強方法がおすすめです。

オンラインで学習する場合はMicrosoft Learn以外にも、Udemyの動画講座がおすすめです。Udemyの動画講座は、難易度が幅広く用意されており、評価の高い講師を選んで学べます。Azure認定資格は技術ロールや難易度によって細かく分けられているため、取得したい資格に併せた学習が欠かせません。

Udemyであれば、英語講座を含む200件以上のMicrosoft Azureコースから最適な動画講座が選択でき、新しい情報に随時更新されるメリットもあります。まずは一度UdemyのMicrosoft Azureから、目的の資格に関連する講座を探してみてはいかがでしょうか。

「UdemyのMicrosoft Azureコース一覧」を見てみる

 

Azure認定資格を取得して業務に役立てよう

Microsoft Azure認定資格は、マイクロソフト社が提供するクラウドコンピューティングサービスのAzureに関連する知識・スキルを認定する資格です。Azure認定資格を取得することで、自身のスキル・知識の証明だけでなく、社内外からの信頼アップや資格取得の学習を通じてAzureを体系的に学べる、といったメリットが得られます。

Azure認定資格は、主に技術ロールによって細かく分けられているため、この記事を参考に自身の取得したい資格を探して学習を進めてみてはいかがでしょうか。

 

エンジニアに役立つ目的別講座

Pythonの基本~応用をマスター

現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル
現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル

現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython入門講座。Python3の基本を取得できます。

Webサイトのコーディングができるように

ウェブ開発入門完全攻略コース - プログラミング をはじめて学び創れる人へ!未経験から現場で使える開発スキルを習得!
ウェブ開発入門完全攻略コース - プログラミング をはじめて学び創れる人へ!未経験から現場で使える開発スキルを習得!

HTML, CSS, Bootstrap, JavaScript, MySQL, Ruby, Ruby on Rails, AWS Cloud9, Git, GitHubを用いたWebアプリケーション開発の方法を総合的に学べます。

AWSを基礎から学ぶ

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

AWSの基本資格「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験」を合格を目指し、そのための知識や経験を獲得できるように!

ITプロジェクトの資料作成はお任せ!

手を動かして学ぶITプロジェクトの資料作成!システム開発のドキュメンテーション技術と成果物テンプレート
手を動かして学ぶITプロジェクトの資料作成!システム開発のドキュメンテーション技術と成果物テンプレート

ITプロジェクトの資料作成を学べる人気講座。フェーズ毎に、どんな資料を作ればいいのか悩んでいる人におすすめ。