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GCP資格試験とは?種類・難易度・受験料・おすすめの勉強方法を解説

GCP(Google Cloud Platform)とは、Googleによるクラウドコンピューティングサービスです。 クラウドコンピューティングサービスの市場は拡大傾向にあり、GCPの知識やスキルを示す資格を持つエンジニアが重宝されています。

この記事では、GCP資格とは何か、GCP資格試験の概要や種類、学習に有効な講座や参考書などについて詳しくまとめます。

GCPの資格とは?取得すると年収アップ?

GCPはGoogle Cloud Platform(以下GCP)の略称で、Googleが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。Google社がGoogle検索やYouTube、機械学習などで利用するテクノロジーやインフラを活用することのできるサービスです。 Googleが提供しているクラウドサービス全般をGoogle Cloudといい、GCPもその一部です。

Google Cloudに関する知識やスキルを問う公式の認定試験が、Google Cloud認定試験です。こちらが、GCP資格と呼ばれる資格試験になります。

分野ごとにいくつかの資格試験に分かれており、各分野でクラウド分野の専門知識や、サービスの設計・実装・管理に必要なスキルが問われます。そのため、GCP資格を取得することで、それぞれの分野において知識や開発・管理・運用スキルを持っていることが証明できます。

Googleのサービス全般

Google Cloud認定試験のサイトでは、Global Knowledgeのアンケートで実際の受験者から得られた回答に基づいて、以下のメリットを挙げています。

  • 他者から信頼を置かれ、より重要な仕事や役割を任される
  • 自分自身の能力向上や自信につながる
  • 仕事の選択肢の幅が広がり、転職などでの給与アップにつながる

GCP資格試験の取得者の多くはエンジニアですが、IT技術に関わる営業職などにおいても役立つため、エンジニア以外の方が取得するケースもあります。

GCP資格試験の概要を一覧でチェック!受験料や有効期限は?

GCP資格は、18歳以上であれば受験可能です。
Google Cloud認定試験のWebサイトから受験したい試験を選択し、アカウントを作成します。ログインした状態で試験日と試験会場を選択し、受験料の払い込みをすれば申し込みが完了します。

試験はテストセンターにて受験するか、自宅や会社から受験できる「遠隔監視オンライン試験」かの、どちらかを選択できます。
テストセンターは、例えば東京都内なら秋葉原、池袋、田町、八重洲などにあります。

GCP資格では、合否のみを通知され、点数など詳しい試験結果のフィードバックは行われません。
また、取得したGCP資格には、2年間の有効期限が設けられています。期限を越えて認定資格を維持するためには、再度試験を受け、再認定される必要があります。
なお、有効期限の90日、60日、30日前に更新通知が届き、有効期限の60日前から再受験が可能になります。

GCPのテスト結果

それぞれの試験の概要は、以下の通りです。

区分

試験
(2020年12月現在)

受験料
(税別)

言語

試験時間

Associate
アソシエイト認定試験

Cloud Engineer

$125

英語
日本語
スペイン語
インドネシア語

2時間

Professional
プロフェッショナル認定試験

Cloud Architect

$200

英語
日本語

2時間

Cloud Developer(β)

$120

英語

4時間

Data Engineer

$200

英語
日本語

2時間

Cloud DevOps Engineer

$200

英語

2時間

Cloud Security Engineer

$200

英語

2時間

Cloud Network Engineer

$200

英語

2時間

Collaboration Engineer

$200

英語
日本語

2時間

Machine Learning Engineer

$200

英語

2時間

User certificationユーザー認定試験

Google Workspace

$75

英語

2時間

 

GCP(Google Cloud Platform)とは?

GCPはGoogleが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。コンピューティングやストレージ、機械学習など、クラウド上でさまざまな機能を提供しています。

例えば、社内でオンプレミスのサーバをたててデータの管理や運用をすると、システム開発やサーバ設置の初期投資や維持費用、セキュリティ対策なども、社内で行う必要があります。一方で、GCPなどのクラウドサービスを利用すれば、コストやセキュリティにかける手間を抑えることができます。

特に、GCPには以下のようなメリットがあります。

  • インフラの構築や管理にコストがかからない
  • Googleの高い技術を利用できる
  • AIや機械学習のサービスが充実している
  • Googleのネットワーク機器を利用できるため、高速・高負荷で安定した通信が可能
  • 高いセキュリティ
GCPのサービス

GoogleのサービスであるGmailやYouTubeなどはGCPによって提供されていますし、ほかにも多くの企業でGCPが利用されています。

GCPについて、詳しくは「GCP(Google Cloud Platform)とは?特徴・メリット・AWSとの違い」をご覧ください。

また、同様の主要なクラウドコンピューティングサービスとして、AmazonのAWS(Amazon Web Services)MicrosoftのAzureなどが挙げられます。

 

GCP資格の種類を紹介

GCP資格は、User(ユーザー認定試験)、Associate(アソシエーション認定試験)、Professional(プロフェッショナル認定試験)の3つの区分に分かれています。

以下で、それぞれの試験についてまとめます。

GCP資格の種類①ユーザー認定資格

GCP試験の中で、難易度が最も易しいのがユーザー認定試験(User certification)です。

ユーザー認定試験は、Google Workspaceの機能を用いて業務を行うスキルがあるかどうかを、選択式問題と実技の2部構成で評価するものです。
Google Workspaceは、従来からGoogleが提供していたビジネス向けグループウェアであるG Suiteが、より多機能になったものです。ユーザー認定試験の受験にはGoogle Workspaceを1か月以上使用した経験のあることが推奨されています。
テストセンターまたは「遠隔監視オンライン試験」にて受験できます。

ユーザー認定試験で出題されるのは、以下の機能に関する知識や実技能力です。一般的な業務ツールとしても使われるものが多く、基本的な機能だといえます。

  • ドライブ
  • Gmail
  • スプレットシート
  • Google Meet
  • ドキュメント
  • フォーム
  • スライド

ただし、試験は英語でのみ実施される点にご注意ください。

GCP資格の種類②アソシエイト認定資格

アソシエイト認定資格はAssociate Cloud Engineerの1種類のみであり、日本語での受験が可能です。

試験の難易度は3つの区分の中間程度であり、受験には6か月以上のGoogle Cloudの実務経験を経ることが推奨されています。
試験は選択式で、テストセンターまたは「遠隔監視オンライン試験」にて受験できます。

出題内容は以下の通りです。

  • クラウドソリューション環境の設定
  • クラウドソリューションの安定稼働の実現
  • クラウドソリューションの計画と構成
  • アクセスとセキュリティの構成
  • クラウドソリューションのデプロイと実装

合格すると、クラウドインフラに関わる一般的なタスクを遂行できることが証明できます。

GCPの認定資格

GCP資格の種類③プロフェッショナル認定資格

プロフェッショナル認定資格は3つの区分の中で最も難易度が高く、以下の8種類が実施されています。

  • Professional Cloud Architect
    ビジネス目標を推進するソリューションの安全で信頼性の高い設計、開発、管理
  • Professional Cloud Developer(β版)
    Google の推奨する実践方法とツールでのアプリケーション開発
  • Professional Data Engineer
    データの収集、変換、公開および、データ処理システムの設計、構築、運用化、保護、モニタリング
  • Professional Cloud DevOps Engineer
    開発チームと運用チームの協力関係による開発プロセスの効率的な運用管理
  • Professional Cloud Security Engineer
    安全なインフラストラクチャの設計、開発、管理
  • Professional Cloud Network Engineer
    GCPでのネットワーク アーキテクチャ実装、管理
  • Professional Collaboration Engineer
    エンジニアリングとソリューションの視点を持ち、具体的な構成、ポリシー、セキュリティ対策に落とし込む
  • Professional Machine Learning Engineer
    ビジネス上の課題を解決する機械学習モデルの設計、ビルド、製品化

出題される内容はそれぞれ異なりますが、受験には1年以上のGoogle Cloud を利用した経験を含む、3年以上の業界経験のあることが推奨されます。

この資格を取得すれば、クラウドの設計やデータエンジニアリングなど各分野の専門的な知識やスキルを備えていることが証明できます。
なお、日本語で受験できるものはProfessional Cloud Architect、Professional Data Engineer、Professional Collaboration Engineerの3つです。

 

GCP資格試験でおすすめの勉強方法は?

GCP資格試験に関する情報は、さまざまな書籍やホームページで公開されています。GCP資格試験の受験に際しては、まず、公式サイトで試験に関する情報を収集しましょう。

Google Cloudの使い方やユーザーガイドはGoogleの公式ドキュメントで公開されているほか、Googleによる模擬試験も開催されています。
【Googleドキュメント】https://cloud.google.com/docs/?hl=ja

さらに、「Google Cloudトレーニング」と呼ばれる、Google公認の講師が行う短期集中講座もあります。
Google Cloudトレーニングは、GCPを活用するための学習プログラムで、GCPを扱う専門家に直接、アドバイスをもらうことができます。

また、GCP資格試験対策に特化したオンライン講座もあります。
例えばオンライン学習サービスのUdemyでは、経験豊富な講師陣によるeラーニング教材が豊富にそろっています。また、講座はチャプターに分けられており、スキマ時間に学びやすい構成になっています。
さらに演習も充実しており、講師に直接質問することも可能です。

そのほか、GCP資格の試験対策として、さまざまな参考書が出版されています。

GCPに初めて触れる方にオススメなのが、『GCPの教科書』です。
GCP初級~中級者のために執筆されており、実際にGCPを触りながら読み進めることで、GCPの基本や特徴について理解できます。

エンジニアの方には『プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで』もオススメします。
アプリケーション開発など、GCPの使い方がインフラの基礎とともに実践的に解説されています。実際の業務と同様の感覚で学習でき、身に付きやすいでしょう。

 

クラウド事業の市場規模は拡大傾向にあり、今後も成長することが予測されます。
GCPやAWSといったクラウドコンピューティングサービスの需要も高まり、これらの技術を持ったエンジニアの需要も高まっていくでしょう。
GCP資格に興味のある方は、ぜひこの機会に学習を始めてみてはいかがでしょうか。

 

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