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【AWSの資格】基本情報まとめ!種類・難易度・勉強法をチェック

近年、クラウドコンピューティングが当たり前の世の中になってきました。中でもAmazonが提供しているAWS(Amazon Web Services)は最も人気の高いクラウドサービスです。

AWSは、サーバーやデータベースなどのインフラ環境から、機械学習などの最先端の技術までのサービスを提供しています。

様々な機能を持つAWSですが、闇雲に勉強をしても効率良くスキルが身に付くとは限りません。そこで活用したいのが、AWSの分野別に実施されているAWS認定資格です。試験対策を通じてAWSのスキルを身に付けることができ、合格すれば、それぞれ分野で専門的なスキルを保有していることが認められます。

この記事ではAWS認定資格の概要と、おすすめの勉強方法について紹介します。

AWSの資格の種類と難易度を解説!

AWS(Amazon Web Services)については「AWSとは何か?サービス例やメリットをわかりやすく解説!」の記事で、サービス事例やメリットなどについて紹介しています。

では、AWSの認定資格とはどのようなものなのでしょうか。

2019年5月20日現在、AWS認定資格は以下の11分野別に実施されています。AWSは基本的に英語で運用されていますが、ほとんどの試験は日本語でも受験可能です。以下で、それぞれの種類の試験で要求されるスキルと知識についてまとめました。

クラウドプラクティショナー試験

クラウドプラクティショナー試験は、AWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できるスキルを証明する資格です。主に6か月程度のAWS使用経験がある人向けです。

3つの「アソシエイト」資格

アソシエイト資格には「ソリューションアーキテクト」「デベロッパー」「SysOpsアドミニストレーター」の3つの分野があります。それぞれの分野で1年程度の実務経験がある人が受験対象です。

  • ソリューションアーキテクト(アソシエイト)

「ソリューションアーキテクト」は、AWSのテクノロジーを使用して安全で強固なアプリケーションを、構築およびデプロイするための知識を持つことを証明する資格です。

  • デベロッパー

「デベロッパー」はAWSの主要なサービスや使用方法などのベストプラクティスやクラウドベースのアプリケーション開発におけるデプロイ、デバッグについて理解していることを証明する資格です。

  • SysOpsアドミニストレーター

「SysOpsアドミニストレーター」は、ビジネスで必要な安定性やスケーラビリティをAWS上で実現するためのスキルや、システム構築とサービスデプロイメントの自動化などを行うためのスキルを証明する資格です。

2つの「プロフェッショナル」資格

プロフェッショナル資格には「ソリューションアーキテクト」「DevOpsエンジニア」の2つがあります。それぞれの分野で2年以上の実務経験がある人が受験対象です。

  • ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)

「ソリューションアーキテクト」は、AWSプラットフォームでの分散アプリケーションおよびシステム設計における高度な技術的スキルと専門知識を持つことを証明する資格です。

  • DevOpsエンジニア

「DevOpsエンジニア」は、AWSプラットフォーム上の分散アプリケーションシステムのプロビジョニング、運用、および管理に関する技術知識を評価するための資格です。

5つの「専門知識」資格

5つの専門知識資格として「セキュリティ」「ビッグデータ」「高度なネットワーキング」「機械学習」「Alexaスキルビルダー」があります。それぞれの分野においてAWS以外でも通用する専門スキルを認定します。各分野に日常的に触れている場合は、比較的取り組みやすい資格と考えられます。

専門知識

 

  • セキュリティ

「セキュリティ」は最低2年間のAWSのワークロードの保護に関する実務経験を持つセキュリティ担当者であることを証明する資格です。

  • ビッグデータ

「ビッグデータ」は、最低2年以上AWSテクノロジーを使用した経験がある、複雑なビッグデータ分析に携わるスキルがあることを証明する資格です。

  • 高度なネットワーキング

「高度なネットワーキング」は、複雑なネットワークタスクに携わるスキルがあることを証明する資格です。

  • 機械学習

「機械学習」は、指定されたビジネス上の問題に対する機械学習ソリューションを設計、実装、デプロイ、維持するスキルを証明する資格です。

  • Alexaスキルビルダー

「Alexaスキルビルダー」は、Amazon Alexaの開発、構築、テストおよび公開する能力を証明する資格です。

 

AWS資格の試験内容と受験する方法は?

AWS認定資格の種類について理解できましたか?続いては、AWS資格の試験概要についてご紹介します。

AWS認定資格は、AWSを使用してクラウドの活用を主導していく技術的スキル・専門知識があることを示すものです。そのため、試験内容も技術的スキル・専門知識を問うものです。また、試験は基本的に英語で出題されますが、日本語版が存在する分野もあります。

ジェネラリスト検定試験

受験料は試験の種類により異なり、100USドルから300USドル程度です。詳しくは、以下の通りです。

【クラウドプラクティショナー】

  • クラウドプラクティショナー:100 USドル

【アソシエイト】

  • ソリューションアーキテクト:15,000円(税別)
  • デベロッパー:15,000円(税別)
  • SysOps アドミニストレーター:15,000円(税別)

【プロフェッショナル】

  • ソリューションアーキテクト:30,000 円(税別)
  • DevOps エンジニア:300 US ドル

【専門知識】

  • セキュリティ:300 USドル
  • ビッグデータ:300 USドル
  • 高度なネットワーキング:300 US ドル
  • 機械学習:300 US ドル
  • Alexaスキルビルダー:300 US ドル

いずれも、試験に合格した後は、3年ごとに認定を更新する(再認定を受ける)必要があります。

試験会場として2019年4月9日より全国のピアソンVUEのテストセンターが加わり、全国で165箇所、47都道府県の全てで受験が可能になりました。2019年5月現在で、関東近郊には30か所の試験会場があります。

試験日は試験の種類と試験会場によって異なります。AWSのWebサイトのアカウントページより、試験予約の際にチェックできます。

 

AWS資格でおすすめの勉強方法とは?

AWS資格試験の対策として、おすすめの勉強法を、以下に3つ紹介します。

AWS資格の勉強法①オンライントレーニング

AWSの資格については、公式サイトが公開しているオンライントレーニングを無料で視聴できます。様々な種類の動画が公開されており、ほとんどは10~40分程度の短い動画です。

オンライン学習

公式のオンライントレーニングには日本語で解説されている動画もありますが、ほとんどが字幕のみ日本語対応されているものです。クラスルーム形式の授業も行われていますが、開催場所や機関が限られているのが現状であり、日本国内で開催されている授業はあまり多くありません。

AWS資格の勉強法②とにかく実践して手を動かす

AWS認定資格の受験者の多くから、実際にAWSを操作しないと知識や経験が身につかないという声があがっています。AWSのサービスはアップデートが速く、インターネット上のブログなどの記事は情報が古くなっていることもあります。そのためAWSアカウントを作成して、実際にAWSを操作しながらスキルを身に付ける方法がおすすめです。

またAWS認定資格対策のための参考書も販売されています。まとまった知識を効率良く得たい人は、最初に参考書を使って学習することも一つの方法です。

独学で学びたい人や、参考書を読んでもよくわからなかった人は、実際にAWSを操作している様子がわかる動画教材(オンライン学習等)で学ぶのも良いでしょう。インターネット上でも様々な解説動画が公開されています。

AWS資格の勉強法③サンプル問題と模擬試験

AWSの資格については、各分野の試験の公式サイトにサンプル問題が用意されています。どのような問題が出題されるのか本試験の前に必ずチェックしておくのがおすすめです。

また非公式ですが、インターネット上でAWS認定資格のサンプル問題を公開しているWebサイトもあります。定期的に更新されているサイトもありますので、最新のサンプル問題を使って学習できます。

またAWSから公式の模擬試験も提供されています。有料ですが、2000~4000円程度と本番の試験に比べると低価格で受験できます。合格に必要な知識の整理にもなるので、ぜひ活用してみましょう。

 

AWS資格では、AWSの公式情報も役立つ

AWS認定資格の試験対策としてAWS公式情報も役に立ちます。AWSはサービスのアップデートが早いため、適宜AWSの公式資料を確認して、最新の情報を入手することが重要です。多くは英語で提供されていますが、一部日本語で読める情報もあります。

具体的なAWS公式情報の概要を紹介します。

  • AWS クラウドサービス活用資料集(Black Belt)
    Amazonが提供している資料およびオンラインセミナー情報です。
  • AWS ドキュメント
    ユーザーガイド、開発者ガイド、APIリファレンス、チュートリアルなどです。
  • AWS ホワイトペーパー
    AWS
    の活用方法をまとめたアナリストによるベストプラクティス集です。

 

AWSの認定資格について、試験概要や勉強方法について紹介してきました。

AWSは現在、様々な企業で活用されています。AWS認定試験には11の分野がありますが、まずは自分にとって必要な分野を選択し、その技術を身に付けるための過程として、AWS認定資格を活かすことが重要です。

これからAWSを使いたい人は、ぜひAWS認定資格を受験してみてはいかがでしょうか。

 

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