Javaのスキルアップの目指して「Java Bronze」の資格取得を検討しているものの、
・難易度や必要な学習時間が分からない…。
・出題範囲について知りたい…。
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、
・Java Bronzeの試験概要や学習時間
・Java Bronzeに合格するための学習法
について詳しく解説します。
\文字より動画で学びたいあなたへ/
Udemyで講座を探す >INDEX
Java Bronzeは日本国内で有効な資格
Java Bronze(正式名称:Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE)は、Oracle社が運営するJavaプログラマ向けのベンダー資格です。

出典:Java SE Bronze (1Z0-818-JPN) 試験
ベンダー資格とはIT関連の製造や販売を行う企業が、自社製品を適切に扱う知識や技術を評価する資格を指します。
Javaについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
▶Java入門!言語の特徴や環境構築・基本処理の記述方法を解説!
▶Java初心者でも作れるものを紹介!Javaの基礎や特徴も解説
▶Javaを習得するための学習ロードマップ!おすすめの勉強法を解説
\文字より動画で学びたいあなたへ/
Udemyで講座を探す >Java Bronzeの取得するメリットとおすすめの対象者
Java Bronzeを目指すことで、試験対策を通じてJavaの基礎知識を体系的に学習できます。
特にプログラミング初心者やJava初学者の学習方法の1つとしてJava Bronzeへのチャレンジがおすすめです。
Java Bronzeの資格取得に向いている方は、以下の通りです。
・IT業界への転職・就職を目指す方
・エンジニア未経験でスキルをアピールしたい方
・将来的にJava SilverやGoldを目指す方
Java Bronzeはキャリアチェンジの第一歩として、また上位資格への足がかりとしても活用できます。
Java Bronzeは日本独自の認定試験であり国内でのみ有効です。上位資格であるJava SilverとJava Goldは国際的に有効なグローバルライセンスとなっています。いずれの試験もオンラインまたは公式の試験会場での受験が可能です。
Java Bronze、Java Silver、Java Goldの違いは以下の通りです。
資格名 | Java Bronze | Java Silver | Java Gold |
---|---|---|---|
レベル | 初級 | 中級 | 上級 |
対象者 | Javaの入門者 | 上級者の指導のもと、Javaのコードが書けるプログラマー | Javaプログラミングの実務経験が3年以上のプログラマー |
受験条件 | なし | なし | Java Silverの資格取得 |
主な出題内容 | Javaの基礎知識 | Javaの基本文法、オブジェクト指向プログラミングのスキル | Javaによるプログラムの設計、実装 |
有効な範囲 | 日本国内 | 全世界 | 全世界 |
まずはJava Bronzeで基礎を固めておくことでハイレベルな資格へとステップアップしやすくなります。
【2025年最新版】1Z0-085-JPN ORACLE MASTER Bronze DBA 2019 模擬問題集

演習テスト1、2の問題と正解の理由を理解することで合格への道が開けます。すべての問題には、正解・不正解の理由が記載されています。
\無料でプレビューをチェック!/
講座を見てみるJava Bronzeの試験概要
Java Bronzeは初心者向けの試験のため、難易度はそれほど高くありません。ここでは、Java Bronzeの試験概要や出題範囲、試験の申し込み方法について解説します。
Java Bronzeの試験概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
資格の正式名称 | Oracle Certified Java Programmer,Bronze SE |
試験名 | Java SE Bronze (1Z0-818-JPN) |
前提資格 | なし |
出題形式 | 選択問題 |
問題数 | 60問 |
試験時間 | 65分 |
合格ライン | 60% |
受験料 | 14,725円(税抜) |
受験方法 | 会場またはオンライン |
上記は2025年8月時点の情報です。
出題範囲:Javaの基礎知識とオブジェクトの理解が問われる
Java BronzeではJavaの基本文法やオブジェクト指向の概念を中心に出題されます。
出題分野は以下の通りです。
出題分野 | 主な内容 |
---|---|
Java言語のプログラムの流れ | ・Javaプログラムのコンパイルと実行 ・Javaテクノロジーの特徴 ・Javaプラットフォーム各エディションの特徴 |
データの宣言と使用 | ・Javaのデータ型(プリミティブ型、参照型) ・変数や定数の宣言と初期化、値の有効範囲 ・配列(一次元配列)の宣言と作成、使用 ・コマンドライン引数の利用 |
演算子と分岐文 | ・各種演算子の使用 ・演算子の優先順位 ・if,if/else文の使用 ・switch文の使用 |
ループ文 | ・while文の使用 ・for文および拡張for文の使用 ・do-while文の作成と使用 ・ループのネスティング |
オブジェクト指向の概念 | ・具象クラス、抽象クラス、インタフェース ・データ隠蔽とカプセル化 ・ポリモフィズム |
クラスの定義とオブジェクトの使用 | ・クラスの定義とオブジェクトの生成、使用 ・メソッドのオーバーロード ・コンストラクタの定義 ・アクセス修飾子(public, private)の適用とカプセル化 ・static変数およびstaticメソッド |
継承とポリモフィズム | ・サブクラスの定義と使用 ・メソッドのオーバーライド ・抽象クラスやインタフェースの定義と実装 ・ポリモフィズムを使用するコードの作成 ・参照型の型変換 ・パッケージ宣言とインポート |
引用:Java SE Bronze (1Z0-818-JPN) 試験
Java言語で書かれたプログラムコードを読み、実行時の出力結果や、間違いの有無について問う問題が多く出題されます。
また、String型や参照型、プリミティブ型の違いといったJava言語独自の仕様も、Java Bronzeで出題される内容です。
試験の申し込み方法
Java Bronzeの試験に申し込む際は、ピアソンVUE社のテストセンターまたは、オンラインでの受験が可能です。
オンラインで申し込む場合は、はじめにOracleアカウントの作成が必要です。公式サイトでアカウントを作成し、Oracleの資格認定ポータルサイト「CertView」にログインすることで、試験に申し込めます。

試験当日は試験会場に試験開始の15分前に到着し、本人確認書類を2点提示します。
※詳しくは「本人確認書類について」をご確認ください。
また、試験自体もオンラインで受けることが可能ですが、その場合はPCのカメラをオンにしてモニタリングされながらの受験となります。
Java Bronzeの難易度:プログラミング初心者は約50時間で取得できる
Java Bronzeの難易度は入門レベルのため、Javaに触れたことがない人やIT業界への就職、転職を目指す人におすすめです。
ただし、Javaのコードを読んで答える問題が出題されるため、プログラミング未経験者にとってはややハードルが高い内容となっています。
プログラミング初心者や未経験者の場合、Java Bronze合格のための学習時間の目安は約50~100時間です。Javaの基礎知識が身に付いているプログラミング経験者であれば、20~30時間程度の学習で合格できる可能性があります。
Java Bronzeの失敗しないポイント
Java Bronze合格を目指す際にありがちな失敗を防ぐためのポイントを以下に詳しく解説します。
- 試験範囲を正確に把握する
- 計画的に学習時間を割り振る
- 模擬試験を活用して試験形式に慣れる
- わからない箇所を放置しない
- エラーを恐れずに実際にコードを書く
- 信頼できる教材を選ぶ
- 復習を怠らない
- 試験直前の緊張を和らげる準備をする
- モチベーションを維持する工夫をする
試験範囲を正確に把握する
試験範囲を正確に理解することは、効率的な学習の第一歩です。Java Bronzeでは、主にJavaの基礎知識やオブジェクト指向の基本概念が問われます。公式サイトで試験範囲を確認するだけでなく、試験ガイドや講座を受講して出題傾向を把握しましょう。特に「データ型」「制御構文」「例外処理」などの頻出トピックを重点的に学習することが重要です。
おすすめのアクション例
各トピックごとにチェックリストを作成し、理解度を自己評価する習慣をつける。
計画的に学習時間を割り振る
学習計画を立てる際には、自分のスケジュールや習熟度を考慮しましょう。プログラミング初心者であれば、1日1~2時間の学習を継続する形がおすすめです。
学習内容を細分化し、たとえば「1週目は制御構文を学ぶ」「2週目はオブジェクト指向を深掘りする」といった形で、目標を明確に設定しましょう。進捗を記録することでモチベーションを維持しやすくなります。50~100時間を目安に学習を進めると無理なく取り組めます。
おすすめのアクション例
無料の学習管理ツール(例: TrelloやGoogle Keep)を活用して、毎日の進捗を記録する。
模擬試験を活用して試験形式に慣れる
Java Bronzeの試験は選択式で60問、制限時間が65分です。時間配分を意識した練習をすることで、試験本番で焦ることを防げます。模擬試験は時間を測りながら解き、正答率を記録するのがおすすめです。また、解答後は必ず解説を読み、間違えた問題の原因を理解することが大切です。
おすすめのアクション例
模擬試験を定期的に受けて、正答率の推移を記録する。得意分野と苦手分野を分析する。
わからない箇所を放置しない
学習中にわからない箇所が出てきた場合、そのまま進めてしまうと試験本番で苦戦する可能性があります。例えば、オブジェクト指向の「継承」や「ポリモーフィズム」などの概念は初心者には難しく感じられることがありますが、これらは試験でも頻出です。わからない箇所を放置せず、動画講座を活用して理解を深めましょう。
おすすめのアクション例
わからない箇所をGoogleやYouTubeで検索し、複数の情報源を比較して学習する。
エラーを恐れずに実際にコードを書く
Java Bronzeの試験では、コードを読んで実行結果を予測する問題が出題されます。頭で理解するだけではなく、自分でコードを書くことで、より深い理解が得られます。簡単なプログラムを作成し、エラーが発生した場合は原因を調べて修正する経験を積むことで、実践力を養えます。
おすすめのアクション例
無料のオンライン環境(例: repl.itやIDEA Community Edition)を使って、試験範囲に関連するコードを実際に動かしてみる。
信頼できる教材を選ぶ
教材選びは学習効率を左右します。後述の▼Java Bronzeのおすすめの学習方法でも紹介しますが、市販の参考書や問題集はもちろん、Udemyなどの動画教材も活用しましょう。信頼できる講師が提供するコースを選ぶことで、効率よく学習を進めることができます。
おすすめのアクション例
市販教材と動画教材を組み合わせて学習し、進捗状況を記録する。レビューや口コミを参考に教材を選ぶ。
復習を怠らない
学習内容は復習を重ねることで記憶に定着します。特に、試験日が近づいたら過去に間違えた問題を中心に復習することが重要です。間違えた問題をそのままにしておくと、試験本番でも同じミスを繰り返す可能性があります。
間違えた理由を分析し、理解を深めることで弱点を克服しましょう。復習には問題集や模擬試験を活用すると効率的です。
おすすめのアクション例
間違えた問題をノートに記録し、定期的に見返す。模擬試験を受け直して改善点を確認する。
試験直前の緊張を和らげる準備をする
試験本番で緊張しすぎると、普段の学習成果を発揮できないことがあります。緊張を和らげるためには、試験形式に慣れておくことが重要です。模擬試験を繰り返し受けることで、本番に近い環境を体験し、自信をつけることができます。
また、試験前日はしっかりと休息を取り、試験当日は早めに会場に到着して落ち着いた状態で臨むよう心がけましょう。
おすすめのアクション例
試験日のスケジュールを事前に確認し、試験会場までの移動時間や準備時間を確保する。リラックスできる音楽を聴く、深呼吸をするなどの方法で心を落ち着かせる。
モチベーションを維持する工夫をする
学習を続けるうちにモチベーションが低下することはよくあります。そのような場合には、Java Bronzeを取得することで得られるメリットを再認識しましょう。例えば、資格取得がキャリアアップや転職につながることを思い出すことで、学習意欲が湧きます。
また、学習仲間やコミュニティを活用して、進捗状況を共有したり、励まし合しあったりすることも効果的です。
おすすめのアクション例
SNSやオンラインフォーラムで学習進捗を共有する。合格後の目標を紙に書いて机に貼る。
Java Bronzeのおすすめの学習法方
Java Bronze合格には効率的な学習計画と教材選びが重要です。Java Bronzeは初学者向けの試験ではあるものの油断せず地道に学習を積み重ねることが大切です。
また、わからないことを質問できる環境作りや問題集を1冊仕上げた上で受験を公言し、モチベーションを維持することなども重要です。
ここでは、Java Bronzeの学習法について解説します。
学習ツールや参考書・問題集を活用する
Oracle公式サイトではJava Bronzeの出題範囲や例題、模擬問題などが無料で公開されています。試験範囲や出題傾向を掴むための最初のステップとして最適です。
また、「SAMURAI TERAKOYA」や「一週間で身につくJava言語の基本」、「はじめてのJava入門」といった無料の問題集や学習ガイドを活用すると、Javaプログラミングの全体像を把握しやすくなります。
さらに、余裕があれば市販の問題集や参考書で理解を深めることも有効です。主な教材として「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE」や「徹底攻略Java SE Bronze問題集」などがあります。

Udemy講座を活用して効率よく学習する
効率よく学習したい初心者の方には、動画教材で視覚的に理解できるUdemy講座がおすすめです。
Udemy講座では章ごとに解説と確認問題がある講座が多く、知識の理解と問題演習を両立できます。また、模擬試験付きや、実際の出題形式に近い演習が豊富なコースがあることも、Udemy講座の特徴です。
PCだけでなくスマホでも学べるため、スキマ時間を活用してJava Bronze合格を目指したい方にも適しています。

Java Bronzeを取得してプログラミングの基礎知識を証明しよう!
Java BronzeはOracle社が提供する入門者・初心者向けの資格です。Oracle社のJavaに関する資格の中では難易度は低く、初心者の方でも50~100時間程度の学習で合格を目指せます。
Java Bronzeの試験に向けて効率的に学びたい方には、以下の講座がおすすめです。
◆【2025年最新版】1Z0-085-JPN ORACLE MASTER Bronze DBA 2019 模擬問題集
レビューの一部をご紹介
評価:★★★★★
コメント:ここの問題で9割取れると、合格は出来ると思います。
評価:★★★★★
コメント:問題集が少ない中、この問題を見つけることが出来て良かったです。公式教材を一通り読み終えた後の確認問題として最適でした。Java Bronzeを取得して、Javaに関する基礎知識を証明しましょう!
Java Bronze資格取得して、キャリアアップを目指しましょう。
最新情報・キャンペーン情報発信中