新入社員研修の内容と目的、オンライン対応プログラムやユニークな事例を紹介

新入社員研修の内容に頭を悩ませている人事担当者も多いのではないでしょうか。

この記事では、新入社員研修はいつから、どのくらいの期間実施すべきか、研修を行う際に気をつけたいポイントを解説します。

また、新入社員研修におすすめの内容やユニークな他社事例も紹介します。

新入社員研修とは何か?目的を解説

新入社員研修とは、入社直後の社員がスムーズに業務に取り組むために実施される研修です

なお、「新入社員研修」という場合、中途入社の社員が対象の研修を含める場合もあります。
この記事では、新卒入社の社員を対象とする研修について解説します。

張り切る新入社員の様子

新入社員研修におけるおもな目的は、次の3つです。

  • 社会人として必要なビジネスマナーを学んでもらう
  • 仕事における基本的なスキルや進め方を理解してもらう
  • 企業理念など、会社についての情報を共有する

また、新入社員研修を含め、社員教育全体について知りたい方は、「社員教育のコツとは?新入社員にもおすすめの教育方法と計画の立て方」をご覧ください。

さらに、社員のスキルや興味に合わせて効率よく教育を行う手法として近年注目を集めている「タレントマネジメント」について知りたい方は「タレントマネジメントとは?注目の人材育成手法を意味から導入法まで解説」も併せてご覧ください。

 

おすすめの新入社員研修の内容とユニークな他社事例を紹介

ここでは、新入社員研修に含めたい教育内容や、おすすめのオンライン講座、他社のユニークな事例を紹介します。

新入社員研修の内容①ビジネスマナー

新入社員(特に新卒入社の社員)向けの研修では、顧客や取引先、同僚から社会人として信頼されるためのビジネスマナーを学ぶといいでしょう。
具体的な内容は、名刺交換のやり方、電話応対やメール上のマナー、正しい敬語の使い方などです。

形式的なマナーだけではなく、仕事をスムーズに進めるためのコミュニケーションなどとともに、必要性を理解できると理想的です。

新入社員研修におすすめのビジネスマナーを学べるeラーニング講座を紹介します。

[今更聞けない!] 損しないための社会人マナー・ビジネスマナー講座

この講座では、社内・社外で必要なビジネスマナーについて、アニメでわかりやすく学習できます。挨拶や身だしなみ、名刺交換、電話応対やメール、クライアント訪問時や接待・食事時のマナー、クレームや謝罪への対応、SNSを使う上でのルールなど、さまざまな内容が含まれています。

社会人1年生のための 効率的な正しい仕事の進め方講座

「正しい仕事の進め方」として、業務指示を受けてから完了して報告するまでの手順と、時間的なロスを生まないためのコツを学びます。会社における決裁の流れや、指示における確認事項、スケジュールの作成、進捗報告の方法とタイミングなど、実務に応じた実践的なコミュニケーションを理解できます。

就活生 社会人1年生 ビジネスマンの話し方・伝え方(論理的な話し方)講座 これでプレゼンも面接も怖くない!!

ビジネスで必要な論理的な話し方について、心構えと具体的な基本スキルを学習します。論理的に話すための3つの約束、帰納法と演繹法を踏まえた話し方など、すぐに実践できるコツが満載です。

新入社員研修の目的②基本的なITスキル

新入社員研修において教えたいITスキルには、基本的なPCスキルやITリテラシー、情報セキュリティなどが挙げられます。

ITはさまざまな業務で欠かせません。
特に、ITリテラシーや情報セキュリティの知識が社員に定着していなければ、個人情報の漏洩など企業の信頼に関わる事態も起こりかねないためです。

なお、ITリテラシーについて詳しく知りたい方は「ITリテラシーとは?3つの意味とリテラシー向上のポイントを解説!」をご覧ください。

新入社員研修におすすめのパソコン・IT研修をご紹介します。

【パソコン三種の神器】Word+Excel+PowerPointを10日間でイッキに速習 / エクセル兄さん講座

約13時間で、Word・Excel・Powerpointの基本的な操作方法や印刷・PDF出力を学べる講座です。仕事に必要な最低限の知識をもれなく習得できます。特にExcelは、数式と関数、フィルター、グラフやピポットテーブルなども詳しく解説されています。

【 生産性を高める 】Windows / エクセル / パワーポイント / ワードのショートカット講座

パソコン操作において、ショートカットキーは作業の効率化に大きく役立ちます。この講座では、数あるショートカットキーのなかから、さまざまな仕事で使用頻度が高いものを重点的に学します。

テレワーク三種の神器+業務フロー自動化 12事例入り(Chatwork、Zoom、Google Drive、IFTTT)

さまざまな業界でテレワークが導入され、在宅で仕事をするためのツールを使いこなせることが求められています。この講座では、ビデオ会議やチャット、ファイルの共有など、インターネット上のツールを用いた仕事の進め方について、最新の内容を学習できます。

そのほか、おすすめのIT研修については「IT研修とは?内容別:新入社員・エンジニア・マネージャーにおすすめの研修を紹介」をご覧ください。

新入社員研修の内容③グループワークや演習

新入社員研修では、同期の社員同士でコミュニケーションを取り、仕事の進め方を疑似的に体験できるグループワークや演習を行うことがおすすめです。
また、それらはチームワークやリーダーシップを学ぶ機会にもなります。

グループワークは「作業型」と「課題解決型」の2つに分けられます。

作業型グループワークとは、グループで何かを制作するワークです。
たとえば、IT系の企業では、ハッカソンと呼ばれる短期間の開発作業をすることがあります。

企業研修でハッカソンの手法を取り入れた例として、詳しくは「【営業職もプログラミングにチャレンジ!】 富士ゼロックスシステムサービス社が取り組む「ビギナーズソン」に密着!」をご覧ください。

一方、課題解決型グループワークとは、グループで与えられた課題の解決策を考えるワークです。
たとえば、新企画案をグループでディスカッションし、アイデアをまとめてプレゼンするものが挙げられます。

グループワークや演習に役立つオンライン研修を紹介します。

チームの生産性が2倍!!最高品質の会議術〜生産性の向上は会議で9割決まる〜

チーム作業の生産性を上げるには、会議での意思決定を素早くまとめることが必要です。講義中に取り組めるスタディワークと豊富な事例により、会議のコツを体系的に学べる数少ない講座と言えます。

【ダイヤモンド編集部が厳選、超基礎編!】あなたのチームの創造力を強くする 10のフレームワークと思考法

チームで物事を考えるときに役立つ、論理的思考と創造的思考の両面から厳選された10のフレームワークについて、具体的な活用方法とともに学びます。決められた枠組みのなかで考えることにより、情報が整理され、効率化を図れます。

新入社員研修の内容④ユニークな研修

ここでは、PDCAなどのプロジェクトマネジメントやコミュニケーション能力などを養うため、ユニークな新入社員研修を行っている企業の事例を紹介します。

栃木ダイハツ販売会社で2014年から実施されているのが「幼稚園研修」です。新入社員が数日間ほど幼稚園で子どもたちと過ごし、食事などの保育もサポートします。

この企業では、子連れで来店する顧客が多いため、検収により親子連れに対するコミュニケーション能力を伸ばして顧客満足度を上げる目的があります。

また、株式会社IKUSAが提供している「チャンバラ合戦研修」も特徴的です。参加者はチームに分かれてスポンジの刀で「チャンバラ」を行い、得点を競います。

P(軍議)→D(合戦)→C(反省)→A(軍議)と、試合の中で仕事の基本となる「PDCAサイクルを」回す練習となります。

 

新入社員研修はいつから、どのくらいの期間行うべきか

新入社員研修を実施すべき期間は、どれくらいの期間なのでしょうか。

新入社員研修の期間は、入社後すぐから開始することが一般的です。
期間は1週間程度から、1か月〜半年間まで、会社によってさまざまです。

また、研修自体は数日間で行い、以降はOJTに切り替える教育形式もよく見られます。

なお、入社前の「内定者」の段階では、まだ雇用契約を結んでいないため、研修への参加を強制できません。
そのため、新入社員研修は入社後に行うことが原則です。

企業研修の種類について、詳しくは「企業研修の3つのパターン!内容やメリット・デメリットを解説」をご覧ください。

 

新入社員研修を行う際に気をつけるべきポイント

新入社員研修を行う際には、学習内容や到達度などの目標を設定し、研修後に受講者へのアンケートなどで振り返りを行いましょう。
定着しづらい内容は、研修後にフォローを行うことで、長期的な人材育成につながります。

また、オンライン研修コンテンツを作成する場合は、受講者側に受講できる環境があることを確認しましょう。
その際の研修内容は、講義や受講者が発言する機会、ディスカッションなどを組み合わせてメリハリをつけると、受講者は集中力を維持しやすくなります。

オンライン研修について、詳しくは「オンライン研修とは?メリットやコツを解説!おすすめ社員研修も」をご覧ください。

そして、新入社員研修への参加を強制している場合は「労働」とみなされるため、給与や残業代を支払う必要があります。
同じく勤怠管理においても、研修の課題に取り組むための時間の扱いなど、どこまでが「労働時間」に該当するのかを明確に決め、受講する社員へ説明してきましょう。

 

ここまで、新入社員研修に含めたい内容や事例についてまとめました。

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